| TRIZホームページ新着情報 |
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注: ファイルが大きくなりすぎましたので、2022年および2023年掲載の新着情報を別ファイルに分離しました。(2026. 1. 4)
注: ファイルが大きくなりすぎましたので、2021年掲載の新着情報を別ファイルに分離しました。(2024. 1. 6)
注: ファイルが大きくなりすぎましたので、2019年および2020年掲載の新着情報を別ファイルに分離しました。(2022.11.10)
注: ファイルが大きくなりすぎましたので、2018年掲載の新着情報を別ファイルに分離しました。(2021. 3.22)
注: ファイルが大きくなりすぎましたので、2017年掲載の新着情報を別ファイルに分離しました。(2020. 2.13)
注: ファイルが大きくなりすぎましたので、2015年および2016年掲載の新着情報を別ファイルに分離しました。(2018.12.13)
注: ファイルが大きくなりすぎましたので、2014年掲載の新着情報を別ファイルに分離しました。(2017. 9.28)
特記情報 (本ホームページの趣旨など)
編集者より: 『TRIZホームページ』の運用方針について
(掲載: 2012. 4. 9)
中川 徹 (『TRIZホームページ』編集者、大阪学院大学 名誉教授)、2012年4月 6日。
このたび、大阪学院大学のご好意により、私の退職後も、この『TRIZホームページ』を大学サイト内で継続して運用することを許可いただきました。本Web サイトの運用は従来とまったく同様に行なう所存ですが、この機会に「運用方針」を明記しておきます。特に、本サイトの趣旨、ご寄稿の方法、記事の著作権について、ご利用に際してのルール、翻訳などのご協力のお願い、更新案内 (メールマガジン) の送付について、などを記述しております。今後ともどうぞよろしく、ご支援、ご愛読いただけますようお願いいたします。
TRIZホームページ(TRIZ Home Page in Japan) の 満27年にあたって (中川 徹) (2025.12.11)
本ホームページを、「創造的な問題解決の方法論の理解と普及のための情報公開の場」として創設して、11月1日で満27年になりました。(本ページの掲載が大幅に遅れましたが)国内外の多数の著者、共著者、訳者、読者の皆さまのご支援に感謝いたします。
この4月に齢84での衰えを感じ、「たとえいつ倒れても悔いがないようにしておきたい。いままでにしてきたこと、自分なりの成果をきちんと記録して、それらが「無」にならないように、できることなら、後世の人たちに少しでも役に立てるようにしたい」と思いました。4か月掛けて、7月に掲載したのが、『中川 徹 著作選集』(和文初版 全34編)
です。私の晩年期(57歳以後)の仕事の全てを、この『TRIZホームページ』から精選してまとめました。そのまえがき
に趣旨や概要を書いております。テーマの発展を右図に表します。(なお、9月半ば以来、Win10 からWin11への移行に悪戦苦闘の連続になりましたが、編集作業にはDreamweaver 21.6のクラシックワークスペースを使うことで、『TRIZホームページ』を長期的に維持する目途が立ちました。英文版は来年以後の作業です。)
2023年以来、私の活動の中心は「地震予知の研究(の理解と推進)」にあります
。地震予知研究の実用の段階を考えますと、地震の前兆現象を確実に捉えた上で、(被害が予想される規模以上の地震に対して)国の公的機関が、(A) 地震予知注意報(予知地震の1年〜1か月前)、 (B) 地震予知警報(10日〜半日前)、(C) 地震予知緊急警報(2時間〜10分前)を発出し、公的部署を初め社会と国民全体が、減災と避難の適切な行動をとれるようにします。その実現のために経るべき段階には、(0) 研究者個人による模索/検討/準備の段階、(1) 一研究グループによる方法の開発/実現の段階、(2)複数研究グループのプロジェクトによる方法の検証の段階、(3)科研費プロジェクトによる方法の大規模展開の段階、(4)国家プロジェクトによる予知の技術システムの確立の段階、(5)公的機関による地震予知注意報/警報の公的運用の段階、が必要です。これらの段階に応じて、地震予知の各方法は順次高度な要件を満たしていく必要があります。
その中で、地震予知学会の任務は、それらの要件を満たしていくだろう諸方法を見つけ、伸ばしていくことであり、特に、段階(2)のプロジェクト研究を推進する活動主体となるべきだと、私は提唱しています。昨年12月の地震予知学会
、今年9月のTRIZシンポジウム
などでこれらの考えを繰り返し話して、段階(1)を満たし段階(2)に進むべき方法として3方法を挙げました。その後新たに4方法を認識して、12月20日の地震予知学会で発表する予定です。上記(A)(B)(C)の注意報/警報にそれぞれ複数の方法が見出せており、(容易ではありませんが)今後の進展が確実に期待されます。それでも総合的に見て、各段階に5年(余)を要し、実用段階(5)の実現には今から20年(余)を要すると思われます。(日本と世界中の)将来の地震の被害を少しでも減らしていくために、多くの方々のご理解・ご協力をお願いいたします。
編集者より: 親しみやすいホームページにするために: 4つの「入口ページ」を作りました
(掲載: 2012. 9. 7;10.17)
編集者より:
『中川 徹 著作選集』 (和文初版)(全34編)を作成し、掲載しました。
(掲載: 2025. 7.27)
新着情報 (最新のものが上に; 12ヶ月以内のもの。印 は3ヶ月以内) (注 (中川、2014. 9. 7):
印の期間を2ヶ月から3ヶ月に延長しました。)
2026年
編集者より: トップページおよび「新着情報」のページが大きくなりすぎましたので、2022年および2023年の新着情報をアーカイブのページに移しました (中川 徹)
(2026. 1. 4)
編集者より: ご挨拶: 新年にあたって (2026年) 中川 徹
(2026, 1. 3)
迎春 今年もどうぞよろしくお願いいたします。
. 皆様のご健康、ご多幸をお祈りいたします。地震予知の研究支援では、7つの方法に明確な手がかりを見出すことができ、地震の1年〜1月前に注意報、10日〜半日前に警報、2時間〜10分前に緊急警報を公的に発出するための、20年がかりの構想を地震予知学会に提案しています。
やはり、体力・注意力などに衰えを感じ、「いつ倒れても悔いがないように」と、『中川徹著作選集』を作りました。『TRIZホームページ』掲載の2千編弱から、34編を4か月がかりで精選し、同ホームページ内に、掲載しました(7月)。幸いなことに、晩年期をすべてカバーしています。英文版はこれからです。ご高覧いただけますと幸いです。
(私の年賀状を添付いたします。 クリックして拡大できます。)
2025年
EQP論文: 地震予知研究の進め方の考察(3)-- 明確になりつつある諸方法の概観 (中川 徹)、中川 徹 (大阪学院大学)、日本地震予知学会学術講演会2025、 2025年12月20日-21日、 品川 ふれあい貸会議室&Zoom
(2025.12.30)
これは12月20日に日本地震予知学会の学術講演会で発表したものです。
論文要旨: 筆者は前報 [1, 2] において、地震予知研究の目標として、地震予知(A)注意報/(B)警報/(C)緊急警報を公的/社会的に発出し、社会と人々が地震被害を減少できるようにすること(実用の段階5)を提案した。それに至るために、地震予知方法の模索(段階0)、一研究グループによる開発と実証(段階1)、複数研究グループによる検証(段階2)、科研費プロジェクトによる全国展開と各方法の確立(段階3)、諸方法の統合と地震予知技術システムの確立(段階4)を構想した。また各段階で諸方法が満たすべき要件を提示し、研究されてきている諸方法の中で、3つの方法が段階1を達成しており、段階2に進むべきことを見出した。 本報では、もう4つの方法が段階1を満たしていることを見出し、紹介する。これらを含めて、現在の地震予知研究の状況を概観し、段階2での地震予知学会の活動について考察・提案する。本ページには、以下の資料を掲載しています。(英文ページも作りたいと考えていますが、未完です。)
発表スライド(2025.12.18 作成) 和文スライド(14枚) 本ページ(html)、 (pdf 4スライド/ページ)
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発表ビデオ (2024.12.19 収録、12.20発表) 和文 (mp4, 16分25秒、43.7MB)(2025.12. 28)
発表論文 (2025.11.23 提出) (HTML 本ページ)学会予稿集掲載(PDF)
(2025.12.28)
EQP論文: TRIZの考え方に基づく 地震の短期/直前予知の研究(2) 最終目標のビジョンを明確にして、研究・開発を進める (中川 徹)、日本TRIZシンポジウム2025 (2025. 9. 4-5, 早稲田大学)
(2025. 9.14)
(2025. 9.14)
これは9月5日にTRIZシンポジウムで発表したものです。昨年12月の地震予知学会で発表した内容をベースにして、TRIZ関係の人たちに向けて話しています。(技術やビジネスの分野での)創造的な問題解決の方法を習得・実践しようとしている人たちですが、地震予知というテーマは専門ではありませんから、広く国民の皆さんに向けるつもりで、分かりやすく話しています。TRIZの考え方を基にしている最大の点は、地震予知の方法をいろいろ試行、実験して手掛かりが得られ始めた現段階で、それらの技術を発展させて社会実用をする「最終目標」をイメージし、その達成に必要な段階と課題をしっかり検討していることです。
以下の資料を 和文と英文で掲載しています。
和文: 要旨(1頁)(2025. 5.16)、 スライド(18枚) (2025. 7.31)
、 (pdf 4スライド/頁)
![]()
ビデオ (2025. 8.26収録、9. 5発表) (mp4, 23分45秒)![]()
英文: 要旨(2頁)(2025. 6.19)、 スライド (18枚) (2025. 8. 8)
, (pdf 4スライド/頁)
発表内容の要点は、要旨を参照ください。あるいは、ビデオ(24分)
が分かりやすいでしょう。
講演:技術開発から学んだこと (遺伝子解読装置の開発 → 研究・開発と人生の心がけ)(神原秀記(日立製作所名誉フェロー)) 2025年5月8日、茨城県立水戸第一高等学校にて 講演
(2025. 8.18)
本稿は、表記のように、日立製作所名誉フェローの神原秀記さんが、母校の水戸一高で、高校1年生と附属中学の1年生に向けて話された講演の一式です。スライド35枚とその口述の丁寧な原稿、およびビデオ1件(日立製作所作成、13分半)からなります。神原さんが東大理学部化学教室の大学院に入られたとき、私は4学年上で、森野米三先生の研究室の助手、そして後継の朽津耕三先生の助手でした。その後50年余、森野研・朽津研の卒業生同士として親しく交流を続けてきました。神原さんの遺伝子(読み取り)解析の高速化の装置の開発は、ヒトゲノムの完全解析の早期達成に大きな寄与をした、素晴らしい業績で、誇らしい限りです。
この講演で、神原さんはまず、遺伝子とはどんなものか、どんな役割をしているか、遺伝子内の塩基配列の並び順が遺伝情報であること、それを高速で読み取る装置を自分が開発したこと、遺伝情報の高速な解読が生命科学や医療科学に大きな寄与をしていること、を分かりやすく説明しています。その上で、自分の子ども時代、中学・高校時代にさかのぼって、望遠鏡を自作したこと、(短距離やマラソンには強い人が多いから避けて)400m走に出て優勝したことなどを話し、それらの一つ一つから教訓を得たことを話しています。さらに、大学・大学院時代、若手研究者の時代から、新しい遺伝子解析装置の研究に進み顕著な業績を積んだ壮年時代、そして70歳で退職してなお研究開発活動を続けている現在まで、分かりやすく話しています。技術の内容は比較的簡単に、その研究をとりあげた意図、独自のアプローチのしかた、困難を乗り越える心構え、達成した仕事の意義と発展などを述べ、さらにその次に何をするべきかと考えたこと、などを「学んだ教訓」として(一般的なことばで)いきいきと説明しています。
その内容は驚くばかりに豊富ですから、ここには要約しきれません。講演スライドのタイトルを(少し補足して)書き並べましたので参照ください
。また、最初に、スライド20 で紹介している、神原さんの仕事のビデオ(日立製作所作成、13分半、YouTube公開)
をご覧になるのが、馴染みやすいでしょう。そのあとで、本ページ本文のスライドとその説明をお読みください。最後のまとめとしては、スライド31 [経験から学んだこと(9項目)」
を読み返し下さると有益でしょう。--- 私は神原さんのこの記事が、『TRIZホームページ』の中で最も人気のある記事の一つに成ることと、期待しています。
編集者より: 『中川 徹 著作選集』(和文初版)(全34編)を作成し、掲載しました。
(掲載: 2025. 7.27)
いま私は、84歳の半ばになり、なんとか健康ではありますが、体力・記憶力・集中力などに、衰えを感じてきています。注意していても、いつ転倒して、身体や頭が不自由になるかもしれない、と思うようになりました。 そこで、たとえいつ倒れても悔いがないように、しておきたい。いままでにしてきたこと、自分なりの成果をきちんと記録して、それらが「無」にならないように、できることなら、後世の人たちに少しでも役に立てるようにしたい、と思いました。
私の晩年期(57歳以降)は、幸いにも、すべての活動や著作/発表をこの『TRIZホームページ』上に、和文と英文で掲載して来ております。そこで、2020年1月に作った(WTSPカタログ集のための)サイト紹介を、5年分追加し、さらに重要と思う論文・記事を精選して、全34編を読みやすい形に編纂しました。4月に始めて、4か月かかって、和文の初版を掲載できるようになりました。英文版も作りたいのですが、年を越えるかもしれません。
全体の趣旨・使い方・構成は、『著作選集』の「まえがき」
を参照ください。また、 「精選記事一覧」
には、各編へのリンク、タイトル、出典、掲載年月、『TRIZホームページ』内の元の掲載記事(和・英)へのリンクなどを、テーマの流れに沿って分類・配列しています。『著作選集』の各ページには、編集ノート、論文・テキスト、スライド、(ビデオ)を収録し、自立した形になっています。また、論文中の多数の参照リンクは活きており、『TRIZホームページ』全体を必要に応じて参照できるるようになっています。
テーマ分類は次のようです。(A) TRIZ & USIT の導入・消化・拡張 (1998-2015)、 (B) 教育実践(2007-2016)、 (C) 普及活動(2014-2019)、 (D) 創造的問題解決の一般的方法論(2012-2022)、 (E) TRIZ & TRIZ周辺サイトの 世界カタログ集(2018-2022)、 (F) 受賞(2021)、 (G) 自由 vs 愛:人類文化の主要矛盾(2015-2018) (H) 地震を予知する研究(2023- )。テーマ分類と記事の関連は、添付の 一覧図
をご覧ください。
往年のものも(ものから順に)お読みいただけましたら幸いです。お役に立てることを祈ります。コメント・ご感想などいただけますと幸甚です。
EQP解説:TRIZの考え方に基づく 地震予知研究
(7) 最終目標のビジョン − 地震予知注意報/警報の公的運用(中川 徹)(LinkedIn(英文)2025. 3. 28
、英文ページに掲載
2025. 3.30、和訳掲載
2025. 4. 1)
私たちの「地震予知研究」のビジョンを次のように定義します:「私たちの研究を実際に適用し、いくつかの地震の前兆現象を観測することで、差し迫った(被害の大きい)地震を予知し、地震の前に適切な警告を公式かつ一般に人々や社会に対して発表し、地震による被害と人的被害を軽減するための行動を取れるようにする。」
最終段階(段階5)では、地震を予知したことを次のような3段階で公式に発表します。
(A) 地震予知注意報を、予知した地震の1年前から1か月前に発表します。
(B) 地震予知警報を、予知した地震の10日前から半日前に発表します。
(C) 地震予知緊急警報を、予知した地震の2時間前から10分前までの間に発表します。
これらの発表はすべて次の手順に従います。(a) なんらかの明確な前兆現象を技術システムによって検出し、予知した地震について、その発生地域、規模、およびタイミングを推定する、(b) 専門家のパネルが助言を決定する、(c) 国の機関が発表を承認・決定する。
これらのために、地震予知研究(および研究者)は、信頼性の高い地震予知の方法と技術システムの確立という責任を担う。私は、神山の方法が(A)に、筒井の方法が(C)に役立つだろうと期待しているが、(B)に役立つ方法は現時点で見つかっていない。私たちは、20年後までにこの目標を達成したいと考えている。
EQP論文: 地震予知研究の進め方− 実用(公的地震予知警報)を見据えて着実に (中川 徹),日本地震予知学会 2024年度学術講演会(2024.12.21-22, 千葉大学)
(2024.12.28)
(2025.3.29)
和文ページには、発表直後に、発表資料一式を掲載しています。(2024.12.28)
和文スライド(11枚)、 スライド PDF
、 発表ビデオ (mp4, 17分)
、論文
、論文PDF
EQP論文 TRIZ思考に基づく - 地震短期予知の研究 (中川 徹)、 ETRIA TFC-TRAI 2024 国際会議 (2024.11. 6-8, ルーマニア)
(2024.11.26)
(2024.11.26; 2025.3.30)
海外のTRIZ国際会議で、地震予知について発表した最初の論文です。
英文ページ
には、発表直後に発表資料一式を掲載しました。(2024.11.26)
アブストラクト と キーワード
、スライド(語り原稿つき)
、 スライド PDF
、 発表ビデオ
(.mp4, 16分)、 論文
、 論文PDF
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EQP解説:TRIZの考え方に基づく 地震予知研究
(6) ETRIA TRAI 2024国際会議(2024年11月6日〜8日、ルーマニア)で発表した 論文、スライド、およびビデオ (中川 徹)(LinkedIn(英文)2025. 1.17
、英文ページに掲載
2025. 2.19、和訳掲載
2025. 4. 1)
このLinkedInの記事は、2024年11月開催のETRIA国際会議における私の発表(
![]()
)を紹介するのが目的です。ただ、ETRIAでの発表の前半部分は、LinkedInの連載記事(1)〜(5)でほぼ説明してきています。後半部分では、地震予知研究を5段階で進めて行くとよいことを提案し、筒井の方法の拡張・強化を例に説明しました。LInkedInの読者の皆さんにとっては、今までの連載のまとめと次のステップへの準備の意味を持っています。
2024年
EQP論文: 地震予知研究の進め方− 実用(公的地震予知警報)を見据えて着実に (中川 徹),日本地震予知学会 2024年度学術講演会(2024.12.21-22, 千葉大学)
(2024.12.28)
地震予知学会の学術講演会で、私は学会員の皆さんに以下のように呼びかける発表をしました。
* 地震予知研究は、いままで、日本でも世界でも、暗中模索の状況にあり、(日本の地震学界では特に)悲観論が多くあった。
* しかしこの1-2年で、日本の地震予知研究には、明確な前兆現象を捉えたもの(神山らの方法、筒井の方法など)が報告され、新しい段階に入った、といえる。
* 地震予知研究を進めていくにあたって、(出発段階のいま、)その最終目標(公的な地震予知注意報/警報の発出)をイメージし、それを段階的に達成していく過程と課題と方法(組織も)などを構想しておこう。
* 現在は、模索段階(0)を過ぎ、(先進の方法が)一研究室による方法の開発と実現の段階(1)を越えて、段階(2) に差し掛かっている。そこでは、複数の研究グループが協働して、方法を検証することが課題である。
* すなわち、現在するべきことは、明確な見通しを持ち始めた有望な方法の共通認識を持ち、複数の研究グループが協働する研究プロジェクトを興して活動することである。
* この研究プロジェクトは、地震予知学会が主導し、自前で資金調達ををする必要がある。このため、地震予知学会の分身として、新たに(仮称)「(一般財団法人)地震予知研究基金」を設立し、活動することを提案している。
* この後に、 方法の大規模展開段階(3)、予知の技術システムの確立段階(4)を経て、地震注意報/警報の公的運用段階(5)を達成するには、(各段階5年として)約20年を要するだろう。
* 私たちは、日本地震予知学会に結集し、協力して、この任務を果たして行こうではありませんか。本ページには、以下の資料を掲載しています。(英文ページも作りたいと考えていますが、未完です。)
発表スライド(2024.12.20 作成): 和文スライド(11枚) 本ページ(html)、 (pdf 4スライド/ページ)
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発表ビデオ (2024.12.20 収録、12.22発表): 和文 (mp4, 16分56秒)(2024.12. )
発表論文 (2024.11.21 提出): (HTML 本ページ)、 学会予稿集掲載(PDF)
EQP論文: TRIZ思考に基づく - 地震短期予知の研究 (中川 徹)、 ETRIA TFC-TRAI 2024 国際会議 (2024.11. 6-8, ルーマニア)
(2024.11.26)
(2024.11.26; 2025.3.30)
海外のTRIZ国際会議で、地震予知について発表した最初の論文です。論文は8月12日に最終提出し、TRIZによる体系的な考察のしかたが分かるように構成を明示しています。世界情勢が厳しくなってきて、今の自分の健康状態ではいざという時に迅速な行動が取れないと考え、ルーマニア出張をとりやめました。発表のビデオを10月31日に提出し、このビデオを会場で流してもらいました。
英文ページには、以下のものを掲載しました。 (和文の翻訳版は、しばらく掲載できません)
アブストラクト と キーワード(.html); スライド(語り原稿つき)
(.html), スライド
(.pdf, 10 枚, 2.26 MB);
発表ビデオ(.mp4, 16分14秒, 17.6 MB); 論文
(.html), 論文PDF
(.pdf, 18 ページ, 7.1 MB), 論文(正式出版)
(.pdf)
論文(英文)の目次
1. はじめに
1.1 背景:日本における地震と地震予知研究
1.2 本論文の戦略と構成
2. 地震予知研究:問題と解決策の目標
2.1 地震研究、地震予知研究、および地震災害の軽減
2.2 問題の定義と究極の解決策の目標
3. 地震予知研究へのアプローチ:地震前兆現象の評価基準と選択
3.1 短期地震予知に有効な前兆現象の要件
3.2 有望な前兆現象と方法の選択
4. 3つの有望な地震前兆の観測法
4.1 GNSS衛星データによる地殻歪みの観測(神山ら[3])
4.2 GNSS衛星による電離層全電子量(TEC)の観測(日置[4])
4.3 地中の電場の観測(筒井稔[1])
5. 研究プロジェクトの提案: 筒井の方法を基礎にした地震直前予知方法の確立
6. 結び
参考文献
EQP解説: 地震の短期/直前予知の方法 ― 手がかりが見えてきました (中川 徹)
2024.11.13)
上記の表題で簡潔にまとめた、A4 1頁の報告/解説です。 ==> PDF
(1) 筒井稔の方法: 地中のDC電場の観測で、宮城沖M6.8の地震を紀伊半島南端で明瞭に受信した。-- 地震の1.5時間前に顕著な変動、地震時に短いパルス、地震後8.5時間後に顕著な変動あり。
(2) 神山の方法: 国土地理院が全国の1300地点の位置を衛星を使って逐次精密測定し公開している。-- そのデータを解析し、2018年の北海道での地震(M6.5)について、震央周辺の4つの三角形領域の面積変化を13年間にわたりプロットした。ゆっくりと縮小していた面積が、地震の3ヶ月前かrら異常な変化を示し、地震時に2領域が大きく拡大し、地震後は以前と同様にゆっくりと縮小を続けた。
(3) 地震の短期/直前予知: 研究 → 実用(公的運用)までの 5段階 (各段階に約5年が必要)
段階(I) 一研究グループ/一観測サイトでの研究: 筒井の方法、神山の方法は、この段階を達成/成功した。
段階(U) 複数研究グループ/複数サイトでの研究: 研究プロジェクトの必要 (特に筒井の方法で必要)
段階(V) 全国展開: 科研費によるプロジェクト。予知する地震の所・規模・時の推定法の確立。
段階(W) 技術体系の確立: 種々の地震に対応できるように、複数の方法を統合して、実証する。
段階(X) 地震短期/直前予知の公的社会的運用: 地震予知注意報 → 〃警報 → 〃緊急警報
TRIZホームページ(TRIZ Home Page in Japan) の 満26年にあたって (中川 徹) (2024.11.13)
本ホームページを、「創造的な問題解決の方法論の理解と普及のための情報公開の場」として創設して、11月1日で満26年になりました。国内外の多数の著者、共著者、訳者、読者の皆さまのご支援に感謝いたします。
「世界のTRIZ関連サイトのカタログ集を創る」というWTSPプロジェクトは、この12月で満7年になりますが、昨年の秋以降の活動は台湾および韓国のカタログ原稿を掲載しただけで、今年の6月以降休止状態にあります。WTSPプロジェクトの活動方針と活動の全経過はWTSPプロジェクトの索引ページ
を参照ください。また作成したドキュメント一式は、世界WTSPカタログ集トップページ
(そのうちの、世界TRIZサイトカタログ集(A)
と世界TRIZ周辺サイトカタログ集(C)
、および日本TRIZ関連サイトカタログ集
)から参照・活用ください。このプロジェクトの(最終)報告は、2023年のTRIZシンポジウム発表
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およびETRIA TFC発表論文
です。未完になっているのは、TRIZ主要国(フランス、ドイツ、イタリア、オランダなど)のTRIZサイトのカタログです。これらが揃ってWTSPカタログ集が完成する日があることを願っています。
私は地震の短期/直前予知の研究が日本(および世界)にとって重要だと考え、2015年初に日本地震予知学会に入会しました。2022年末に、「地震予知の大きな手がかりが得られた」と知り、予知学会内で研究支援の推進活動を始めました。本ホームページに「地震予知研究と防災(減災)」の索引ページ
を作っております(2023年6月)。実際に、地震予知学会発表(2023年12月)
、LinkedInでの解説連載(2024年4月〜)
、TRIZシンポジウム発表 (2023年8月)
、ETRIA TFC発表((2024年11月)
(工事中)をしてきました。
神山の方法と筒井の方法がそれぞれに素晴らしい成果を挙げていますので、予知学会内で複数研究グループによる研究プロジェクトを興し、各方法の有効性を確認することが、第2段階として重要だと考えております。私は、TRIZの技法やWTSPプロジェクトにこだわらずに、地震予知の研究と実用化による日本(および世界)の地震減災のために、今後の(そう長くは期待できないだろう)年月を(この『TRIZホームページ』を活用しつつ)尽力していきたいと願っております。皆様のご理解とご支援をお願いいたします。
EQP解説: TRIZの考え方に基づく 地震予知研究 (5) 神山の方法: GNSS衛星データを用いた地殻の歪みの観測 (中川 徹)(LinkedIn(英文)2024.10. 3
、英文ページに掲載
2024.10. 7、和訳掲載
2024.10.7)
神山真(東北工業大学名誉教授)らが日本地震予知学会(2023年12月)で発表した論文の紹介です。DNSS測位衛星を使って国土地理院が精密測定して毎日更新している、全国約1300の基準点の位置情報を使います。三角メッシュ法で解析して、各三角形領域の最大せん断歪みと面積歪み(膨張)係数を導いていますが、後者の方が理解しやすいでしょう。3件の地震の詳細なデータとその解析結果を報告しており、ここには北海道胆振東部地震(2018年9月6日、MJ 6.5) を取り上げました。震央付近の4つの三角形領域に注目して、その面積膨張係数を2011年から12年間分プロットして示しています。4つの三角形領域とも、初めは同じ速さでゆっくりと縮小していきますが、地震発生のときに2つの三角形領域が突然膨張し、地震後にはすべて以前と同じようにゆっくりと縮小していきました。2018年の1年間の時間軸を拡大して見ると、地震発生の3ヶ月前から、突然異常な変動が現れていました。2領域がプラス方向、他の2領域がマイナ方向に変動していますが、方向を無視すると変動のパターンはほぼ同じです。3ヶ月前から変動値が増大し始め、ピークになり、その後不安定な感じでゆっくり減少、地震が発生して急激に変化し、その後数日の微調整の後、異常変動は消えて行きました。
3件の地震で類似の異常変動が地震の前兆現象として観測されました。この前兆現象を使うと、異常変動が見られる領域の数と広がりから、予知地震の震源領域と地震の規模が推定できます。地震発生の時に関しては、現在数年〜数ヶ月の幅があり、地震の切迫を判断する手がかりはまだ得られていません。今後の事例の蓄積が望まれます。神山の方法は、地震の短期(数年〜数月)予知の方法として、現在最も有用・有望であると考えられます。
EQPEQP学会発表: 地震短期予知の研究に TRIZの考え方を導入する (中川 徹)(日本TRIZ協会 TRIZシンポジウム2024 (2024. 8.29-30 早稲田大学)、 和文ページ
2024. 9. 5 , 英文ページ
2024. 9. 5
「地震予知の研究」について、その目的、背景、暗中模索からの脱却、画期的な観測結果(筒井稔)の紹介、今後の発展のための考察と提案、地震予知の技術システムの構築、地震予知の注意報/緊急警報の公的運用のビジョン、などを分かりやすく体系的に記述・提案しています。
次のような資料一式を掲載いたします。 和文: 発表概要(2024.5.12提出)
、発表スライド(2024. 7.11 提出) (21枚、pdf)
、 発表(スライド+テキスト)(2024. 9. 5) (html)
、発表ビデオ(2024. 8.27収録、8.28発表)(mp4, 23分30秒)
英文: 概要(2024.5.12提出)、スライド (2024. 7.11 提出) (21枚、pdf)
EQP解説: TRIZの考え方に基づく 地震予知研究 (4) 筒井の方法: 地中の直流電場の観測 (中川 徹)(LinkedIn(英文)2024. 8.13
、英文ページに掲載
2024. 8.31、和訳掲載
2024. 8.31)
筒井稔(京都産業大学名誉教授)の日本地震予知学会(2022年12月)での発表を紹介しています。(地下の)震源からの電磁気的信号を、(ノイズの多い地上を経由せずに)遠方の地下で直接に検知しようとする方法です。
紀伊半島の南端の小島で、深さ150mのボアホールを造り、長さ100mのDC電場センサーを設置して、低ノイズ・高感度、そして毎秒連続観測のデータを取りました。2021年4月〜7月の観測結果から2例を発表しています。その第1例は、静穏な定常ノイズの後に、急激な(±)の変動(S/N比30以上)が46分続き、一旦(55分間)静穏化して、10:27にポンとパルス状の信号があり、 その後約7時間半静穏で、再び68分間の激しい変動を記録しています。後日に分かったのは、10:27に宮城沖(水平距離約750km) で、M6.8の地震があったことです。時刻の完全な一致から、一連の信号はこの地震に起因するもので、前兆、地震時、そして「後兆」であると思われます。遠方の地震について、地震の1時間半前から、高いS/N比で、顕著で複雑な微細構造を持った、時間分解能1秒の連続スペクトルを得たことは、実に画期的です。私はこの方法を非常に高く評価し、これを基盤にして、地震予知の(一つの)方法を創り上げるための、共同研究プロジェクトを地震予知学会内で提唱しています。現在(第1段)の「孤軍奮闘」の状況を支援し、(第2段)復数サイトでの並行観測を行い、さらに(第3段)数十サイトを全国展開して、地震予知(「いつ、どこで、どの規模」)の技術システム(とその実施体制)を創り上げること、その課題とプロセスを考察しています。
筒井の方法は、おそらく、地震の数時間〜半時間前の(公的な)「地震予知緊急警報」の中核技術になるものです。それが実用になるためには、他の方法を統合して、(地震の)1年ほど前の(関係機関内での)「地震予知要注視連絡」、地震10日〜1日前の(公的な)「地震予知注意報」が先行することが、全社会と国民の安全・減災のために必要でしょう。
EQP解説: TRIZの考え方に基づく 地震予知研究 (3) 地震前兆現象として有望なものを選択する (中川 徹)(LinkedIn(英文)2024. 7. 6、英文ページに掲載
2024. 7.21、和訳掲載
2024. 7.21)
現在の地震学では、さまざまな地震の物理的状況が未解明であり、地震という破壊現象の起こるタイミングを予知できず、破壊の過程やそれに伴う諸現象を解明できていない。そのため、地震の短期予知の研究は「実験科学」の方法に従い、種々の前兆現象の探索、有望な前兆現象の選択、その現象の観測・解析による予知方法の開発へと進む。われわれはいまや、選択と開発へと進む段階にある。図は、前兆現象を選択するやり方を示している。
第1のカテゴリは力学的現象である。地殻の相対的移動、圧力、歪みなどがあるが、変化は極めて遅くいつ破壊が始まるかを予知できない。変化速度が地震の前に変わった例が、測地衛星データの解析で見出され(神山ら)注目される。
第2のカテゴリは電磁気的現象である。二次的効果であるが、測定法の多様性・高感度などが有利であり、技術進化の大きな方向にも沿っている。地上で、(地震からの)電場の観測、種々の周波数の電磁波の観測、電離層での電波の反射の観測などが、行われたが、地上・上空での種々の自然起因/人工起因のノイズで妨害され、成功していない。GNSS衛星による電離層の全電子量(TEC)の観測/解析で、地震前後数時間の増大が観測され(日置)、グローバルな適用の可能性が注目される。筒井が地中深くの垂直電場を観測し、地震の直前数時間から直後数時間までの明瞭な変動を観測した。遠方750km、M6.8の地震に対し、S/N比30以上、激しい微細構造を持つ、時間分解能1秒の連続観測データを得た。地震の直前予知の可能性を明示した画期的な方法である。
EQP解説: TRIZの考え方に基づく 地震予知研究(2) 短期地震予知のための前兆現象の要件 (中川 徹)(LinkedIn(英文)2024. 5.14、英文ページに掲載
2024. 7.21、和訳掲載
2024. 7.21)
(0) 根本要件:(各種の地震に対して)現象Xが地震と関係し、 地震によって引き起こされ、短時間の後に地震が発生すること、...
==> 広範な観測・解析の後でないと、確認できない。
(T) 基本要件: 高いS/N比で、明確に観測・測定できること。
==> 測定法/測定装置を開発する必要がある。(一つの観測サイトで)
(U) 確認要件: 多くの地震について、複数サイトで同様に観測でき、 予知したように地震が発生することを確認できること。
==> 複数の観測サイトでデータを蓄積し、地震との相関を確認する。
(V) 実用要件: 測定が自動的/安定的/連続的に行え、地震発生の予知方法 (いつ、どこで、どの規模で)が得られること。
==> 信頼できる技術システムを作り、実験データを徹底的に解析する。
(W) 高度要件: システムとして統合し、地震からの因果関係を証明できること
==> 地震学、特に地震発生プロセスについて、高度な研究が必要。
(X) 社会的要件: 短期地震予知/警報システムを信頼できる形で運用する。
==> 学界、社会、政府などから認知/承認されることが必要。
EQP解説: TRIZの考え方に基づく 地震予知研究 (1) 私は、なぜ、どのようにして、この難題に取り組む決心をしたか (中川 徹)(LinkedIn(英文)2024. 4.28、英文ページに掲載
2024. 7.21、和訳掲載
2024. 7.21)
日本における大地震: 東京(1923年)、神戸(1995年)、東日本(2011年)など。
日本では、広域の地震計ネットワークによる地震学的研究が進展。 日本全域で起こりうる地震を長期/中期的に確率論的に予測した。 しかし、1995年(Mw 6.9)と2011年(Mw 9.1)の地震は予知できなかった。
日本地震学会と政府は、地震の短期予知は現段階では不可能であるとして、 地震の短期予知の研究を忌避する宣言をした。
日本地震予知学会(2014年設立)は、電磁気的現象を重視して地震前兆を追究。
2022年12月、筒井稔の学会発表: 地中直流電場の観測で、 地震 (遠方750 km、M6.8) の直前/直後に急激な変動を観測した。 S/N比30以上、時間分解能1秒の鮮明なデータ。驚くべき成果である。
地震との相関性(および因果性)を証明し、「いつ、どこで、どれくらいの大きさの地震が起こりそうか」を推定する方法を確立する必要がある。
私は、筒井の方法で複数地点で並行して観測する研究プロジェクトを提案する。
さらに進んで、日本全国に数十カ所の観測点を持つ技術的(社会的/公的) システムを構築し、地震直前予知警報を運用することを目標にする。
EQPフォーラム: 「地震予知研究に関する読者フォーラム」を開設しました。意見・質問・寄稿などお寄せください。(中川 徹)
2024. 7.21
ここに新しいページを開設し、を「地震予知研究フォーラム」と位置づけ、読者の皆さま(もちろん地震(予知)研究に携わっておられる方々も)からの、ご意見・質問・寄稿などを掲載させていただくことにいたします。どうぞいろいろとお寄せください。
まずはじめに、私自身の当面の主要な活動の予定を書いておきます。
中川の活動予定: 「TRIZの考え方に基づく 地震予知研究」の解説・発表 (中川 徹) (2024. 7.21)
私は、昨年12月の日本地震予知学会での発表(2023.12.22)に引き続き、「地震予知研究」の今後の進め方について、考察を進めており、できるだけ多くの場で発表し、多くの皆さんの理解と協力を得たいと思い努力しております。その中には次の4件があります。:
(A) 地震予知学会発表(2023.12.22)の『TRIZホームページ』掲載
(2023.12.25)。和文の論文、スライド、ビデオを掲載済み。
(B) LinkedIn に英文で解説を連載、継続中。(2024. 4.27; 5.14; 7. 6) 『TRIZホームページ』に英文掲載開始・継続中(2024. 7.21)、同和訳掲載開始・継続中(2024. 7.21)。
(C) 欧州TRIZ協会主催 TFC-TRAI2024 (ルーマニア、2024.11.6-8)で発表予定。英文論文原稿を提出済み (2024. 6. 4)
(D) 日本TRIZ協会 TRIZシンポジウム(2024.8.29-30)で発表予定。和文スライド、英文スライドを提出済み(2024.7.11)。
これらは、正式発表後に、順次この『TRIZホームページ』に掲載していく予定です。まずは、(B)のLinkedInでの解説(英文)の連載を、英文および和訳で順次掲載します。
WTSP: 「世界WTSPカタログ集の韓国の部」の原稿((3a)段階)を掲載(Min-Gyu Lee)
(2024. 5.15)
「世界WTSPカタログ集の韓国の部」の原稿が整い、掲載しました。段階(3a)で、プロジェクトリーダに提出されたものです。担当編集者はMin−Gyu Lee.。◎ 4 サイト、 ○ 11 サイト、 □ 8 サイト、△ 3 サイトを収録しています。サイト紹介は、簡略な形式ですが、統一した形式で書いています。
eEQP: 英文ページを掲載: 地震予知研究と防災(減災): 索引ページ (編集:中川 徹)
(2024. 2.18)
(2023.12.12)
「地震予知研究と防災(減災)」(EQP) のテーマの関して、和文ページに対応する形で、英文ページを作りました。ただし、このテーマに関しては、和文ページに力を注ぎ、英文ページは簡単な紹介の英訳に留めざるを得ない状況です(多忙のため)。
WTSP サイト詳細紹介: JP-24 □ 第一考舎 (片平彰裕)
(2024. 1.30)
片平さんのサイトが新しいサーバに移転したのを機に、サイト紹介一式を寄稿してもらいました。
(a) 紹介: (中川 2019. 7.13) 片平彰裕氏が2013年以来構築し発展させているサイト。「考える」という行為は「考作」(その人にとって役に立つ考えを思いつくこと)と「評価・判断」との2段階からなる繰り返しであると、著者はいう。そして、「もっとうまく考作するにはどうすればよいか」を模索しているのがこのサイトである。考える方法についての論考が独自の考察・記述であり、興味深い。最近は、キーワードや短文のラベルを(Excel画面上で)自由に並べ替えて考察する「札寄せ法」のツールを開発し公表している。なお、『TRIZホームページ』(別掲)上にも、そのツールの紹介
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と応用事例
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を多数紹介している。
(追記: 片平 2024. 1.24) 2024. 1.11 にサイトを移動しました。新URLは、https://dai1kousha.cloudfree.jp 。
キーワードや短文のラベルを自由に並べ替えて考察する「札寄せ法」のツールとして、WindowsのExcel画面上で動作する「札寄せ用具」と、Javaで動作する「ふだメモ」を開発し公表しています。(b) 標準書式によるサイト記述 (片平 2024. 1.24)
(c) 自由書式によるサイトの詳細紹介 (片平 2024. 1.24)
いまは、このサイト詳細紹介を世界WTSPカタログ集 日本の部(◎○□、26サイト)(和文ページ)
にだけ掲載していますが、今後、日本の部(英文ページ)
、そして世界カタログ集(英文ページ)
にも掲載できるとよいと思います。日本のTRIZ関連サイトで、世界に貢献できるものは多くあるのですから。
なお、日本WTSPカタログ(◎○□△、92サイト)(和文ページ)(2020. 8.11) はその後更新できていません。日本のTRIZ関係者の皆さんのご協力をお願いいたします。
WTSP: 「世界WTSPカタログ集の台湾の部」の原稿((3a)段階)を掲載(Ming-Hung Sung, Youn-Jan Lin、中川 徹)
(2024. 1.30)
「世界WTSPカタログ集の台湾の部」の原稿が整い、掲載しました。段階(3a)で、プロジェクトリーダに提出直前のものです。担当編集者はMing-Hung Sung(宋明弘)後に Youn-Jan Lin(林永禎)で、中川が補佐しました。世界レベルで採録したサイトは、◎2件、○3件、□6件で、これらはすべてWTSP標準書式(表形式)(b)で記述しています。(右図のスライドにこれらのサイト名の一覧を載せました。)この他に、国内レベルのサイト19件を、サイト名とURLだけで、一覧表示しています。
WTSP: 「DE-03 ◎ MTRIZ サイト (Michael Orloff)」のサイト詳細紹介が微訂正されました。
(2024. 1.30)
EQP: 書評: 吉田彰顕著『地震前兆やいかに〜電波による複眼観測〜』 サイバー出版センター(2016) (中川 徹、Amazonサイトに投稿・掲載 2024.1. 4) (Amazon
)
(2024. 1. 4)
素晴らしい研究実践、詳細で明快な実データの提示、感動的な教育実践。 -- しかし、本書よりも直接的な他の観測方法で地震前兆予知の光明が見え始めている。
本書の研究のねらいは、「見通し外からのFM放送電波が、電離層によって反射されて到達する場合があることを利用して、地震が電離層に与える影響を観測し、特に地震の前に現れる特徴的な現象(前兆現象)を見出し、地震の短期/直前予知の方法を創りたい」と要約できる。
NTT横須賀研究所と広島市立大学の20年余の研究で、(受信)観測点を計18か所設置し、各地の見通し外FM放送局からの電波を常時受信するシステムを構築して、運用・解析している。観測系の(人工起源と自然起源の)ノイズを極力減らし、それでも避けられないノイズを識別・除外するためのノウハウの創出に、特に尽力しており、銀河中心からの微弱な信号まで確実に識別できている。
そして、次の3つの地震について、詳細な観測データとその解釈を示している。 2004年新潟県中越地震(M6.8)、2007年能登半島地震(M6.7)、東北地方太平洋沖地震(Mw 9.0)。そして著者の結論は、 「地震動の到達と共に広帯域の電磁ノイズがしばしば観測された。しかし、電離層擾乱など、地震に関連した前兆現象は検知できなかった。」と。
p. 201の著者の感慨が興味深い。「地震は地下で起きる現象です。私が取り組んできた、地表・地上・電離層との関係から地震電磁現象を観ようとする方法は、やはり間接的手法と言わざるを得ません。物事の本質に迫るには、何よりも対象を直接観ることが肝要です。その意味で、地震に関しては、地下を直接観ることがよい結果につながると思います。」-- 私 (中川) は、地震の専門家ではありませんが、2015年に日本地震予知学会に入会し、その学会発表をずっと聴いてきました。約8年間は地震の前兆現象を捉える確たる方法が分からず、暗中模索の感がありましたが、2022年12月末および昨年末の学会で、光明が見えたと感じました。GEONETデータを使い地域ごとの地殻の歪の時間変化を観測する方法、地中深くの垂直直流電場を連続観測する方法、連続GNSSシステムで観測されている電離圏全電子数(TEC)の変化を分析する方法、などです。これらの方法は、まだ事後分析で地震の前兆事例を確認・蓄積している段階です。本当に地震との相関関係を実証し、広範な観測システム網を構築し、地震を確実に予知できる技術体系を創るには今後20年とか30年とか掛かるでしょう。
本書の研究実践は素晴らしい、研究成果(実データ)の提示も素晴らしく明快ですし、巻末の教育実践も感動的です。それらを吸収して、導かれ、さらに乗り越えて行くことができれば、と思います。
より古い 新着情報の履歴: 1998〜2023年 (別ページに掲載)
(本ページから分割: --- 2016. 4. 7; 2017. 9.28; 2018.12.13; 2020. 2.13; 2021.3.23; 2022.11.11; 2024. 1. 6;; 2026. 1. 4)
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最終更新日 : 2026. 1. 4 連絡先: 中川 徹 nakagawa@ogu.ac.jp