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4つの「入口ページ」を作りました。読者の方それぞれに親しみやすく、また適切な記事・資料にアクセスしやすくすることを意図しています。 Free xml sitemap generator
全体の新着情報(最近 12か月分)は本ページの下部にあります。各記事の性格を5色で区別します。
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旧 or 詳細) (2014. 9. 5; 2016. 4. 7)
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新着情報
[最近 12ヶ月以内の記事の簡単な紹介。
印は最近3ヶ月のもの。]
2024年
EQP論文: 地震予知研究の進め方− 実用(公的地震予知警報)を見据えて着実に (中川 徹),日本地震予知学会 2024年度学術講演会(2024.12.21-22, 千葉大学)
(2024.12.28)
地震予知学会の学術講演会で、私は学会員の皆さんに以下のように呼びかける発表をしました。
* 地震予知研究は、いままで、日本でも世界でも、暗中模索の状況にあり、(日本の地震学界では特に)悲観論が多くあった。 |
![]() クリックすると、ビデオがスタート |
本ページには、以下の資料を掲載しています。(英文ページも作りたいと考えていますが、未完です。)
発表スライド(2024.12.20 作成): 和文スライド(11枚) 本ページ(html)、 (pdf 4スライド/ページ)
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発表ビデオ (2024.12.20 収録、12.22発表): 和文 (mp4, 16分56秒)(2024.12. )
発表論文 (2024.11.21 提出): (HTML 本ページ)、 学会予稿集掲載(PDF)
EQP論文: TRIZ思考に基づく - 地震短期予知の研究 (中川 徹)、 ETRIA TFC-TRAI 2024 国際会議 (2024.11. 6-8, ルーマニア)
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(2024.11.26)
海外のTRIZ国際会議で、地震予知について発表した最初の論文です。論文は8月12日に最終提出し、TRIZによる体系的な考察のしかたが分かるように構成を明示しています。世界情勢が厳しくなってきて、今の自分の健康状態ではいざという時に迅速な行動が取れないと考え、ルーマニア出張をとりやめました。発表のビデオを10月31日に提出し、このビデオを会場で流してもらいました。
英文ページには、以下のものを掲載しました。 (和文の翻訳版は、しばらく掲載できません)
アブストラクト と キーワード(.html); スライド(語り原稿つき)
(.html), スライド
(.pdf, 10 枚, 2.26 MB);
発表ビデオ(.mp4, 16分14秒, 17.6 MB); 論文
(.html), 論文PDF
(.pdf, 18 ページ, 7.1 MB), 論文(正式出版)
(.pdf)
論文(英文)の目次
1. はじめに
1.1 背景:日本における地震と地震予知研究
1.2 本論文の戦略と構成
2. 地震予知研究:問題と解決策の目標
2.1 地震研究、地震予知研究、および地震災害の軽減
2.2 問題の定義と究極の解決策の目標
3. 地震予知研究へのアプローチ:地震前兆現象の評価基準と選択
3.1 短期地震予知に有効な前兆現象の要件
3.2 有望な前兆現象と方法の選択
4. 3つの有望な地震前兆の観測法
4.1 GNSS衛星データによる地殻歪みの観測(神山ら[3])
4.2 GNSS衛星による電離層全電子量(TEC)の観測(日置[4])
4.3 地中の電場の観測(筒井稔[1])
5. 研究プロジェクトの提案: 筒井の方法を基礎にした地震直前予知方法の確立
6. 結び
参考文献
TRIZホームページ(TRIZ Home Page in Japan) の 満26年にあたって (中川 徹) (2024.11.13)
私は地震の短期/直前予知の研究が日本(および世界)にとって重要だと考え、2015年初に日本地震予知学会に入会しました。2022年末に、「地震予知の大きな手がかりが得られた」と知り、予知学会内で研究支援の推進活動を始めました。本ホームページに「地震予知研究と防災(減災)」の索引ページ
を作っております(2023年6月)。実際に、地震予知学会発表(2023年12月)
、LinkedInでの解説連載(2024年4月〜)
、TRIZシンポジウム発表 (2023年8月)
、ETRIA TFC発表((2024年11月)
(工事中)をしてきました。
神山の方法と筒井の方法がそれぞれに素晴らしい成果を挙げていますので、予知学会内で複数研究グループによる研究プロジェクトを興し、各方法の有効性を確認することが、第2段階として重要だと考えております。私は、TRIZの技法やWTSPプロジェクトにこだわらずに、地震予知の研究と実用化による日本(および世界)の地震減災のために、今後の(そう長くは期待できないだろう)年月を(この『TRIZホームページ』を活用しつつ)尽力していきたいと願っております。皆様のご理解とご支援をお願いいたします。
EQP解説: 地震の短期/直前予知の方法 ― 手がかりが見えてきました (中川 徹)
2024.11.13)
上記の表題で簡潔にまとめた、A4 1頁の報告/解説です。 ==> PDF
(1) 筒井稔の方法: 地中のDC電場の観測で、宮城沖M6.8の地震を紀伊半島南端で明瞭に受信した。-- 地震の1.5時間前に顕著な変動、地震時に短いパルス、地震後8.5時間後に顕著な変動あり。
(2) 神山の方法: 国土地理院が全国の1300地点の位置を衛星を使って逐次精密測定し公開している。-- そのデータを解析し、2018年の北海道での地震(M6.5)について、震央周辺の4つの三角形領域の面積変化を13年間にわたりプロットした。ゆっくりと縮小していた面積が、地震の3ヶ月前かrら異常な変化を示し、地震時に2領域が大きく拡大し、地震後は以前と同様にゆっくりと縮小を続けた。
(3) 地震の短期/直前予知: 研究 → 実用(公的運用)までの 5段階 (各段階に約5年が必要)
段階(I) 一研究グループ/一観測サイトでの研究: 筒井の方法、神山の方法は、この段階を達成/成功した。
段階(U) 複数研究グループ/複数サイトでの研究: 研究プロジェクトの必要 (特に筒井の方法で必要)
段階(V) 全国展開: 科研費によるプロジェクト。予知する地震の所・規模・時の推定法の確立。
段階(W) 技術体系の確立: 種々の地震に対応できるように、複数の方法を統合して、実証する。
段階(X) 地震短期/直前予知の公的社会的運用: 地震予知注意報 → 〃警報 → 〃緊急警報
公開資料 (本ホームページ全体) |
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EQP解説: TRIZの考え方に基づく 地震予知研究 (5) 神山の方法: GNSS衛星データを用いた地殻の歪みの観測 (中川 徹)(LinkedIn(英文)2024.10. 3
、英文ページに掲載
2024.10. 7、和訳掲載
2024.10.7)
神山真(東北工業大学名誉教授)らが日本地震予知学会(2023年12月)で発表した論文の紹介です。DNSS測位衛星を使って国土地理院が精密測定して毎日更新している、全国約1300の基準点の位置情報を使います。三角メッシュ法で解析して、各三角形領域の最大せん断歪みと面積歪み(膨張)係数を導いていますが、後者の方が理解しやすいでしょう。3件の地震の詳細なデータとその解析結果を報告しており、ここには北海道胆振東部地震(2018年9月6日、MJ 6.5) を取り上げました。震央付近の4つの三角形領域に注目して、その面積膨張係数を2011年から12年間分プロットして示しています。4つの三角形領域とも、初めは同じ速さでゆっくりと縮小していきますが、地震発生のときに2つの三角形領域が突然膨張し、地震後にはすべて以前と同じようにゆっくりと縮小していきました。2018年の1年間の時間軸を拡大して見ると、地震発生の3ヶ月前から、突然異常な変動が現れていました。2領域がプラス方向、他の2領域がマイナ方向に変動していますが、方向を無視すると変動のパターンはほぼ同じです。3ヶ月前から変動値が増大し始め、ピークになり、その後不安定な感じでゆっくり減少、地震が発生して急激に変化し、その後数日の微調整の後、異常変動は消えて行きました。
3件の地震で類似の異常変動が地震の前兆現象として観測されました。この前兆現象を使うと、異常変動が見られる領域の数と広がりから、予知地震の震源領域と地震の規模が推定できます。地震発生の時に関しては、現在数年〜数ヶ月の幅があり、地震の切迫を判断する手がかりはまだ得られていません。今後の事例の蓄積が望まれます。神山の方法は、地震の短期(数年〜数月)予知の方法として、現在最も有用・有望であると考えられます。
EQP学会発表: 地震短期予知の研究に TRIZの考え方を導入する (中川 徹)(日本TRIZ協会 TRIZシンポジウム2024 (2024. 8.29-30 早稲田大学)、 和文ページ
2024. 9. 5 , 英文ページ
2024. 9. 5
EQP解説: TRIZの考え方に基づく 地震予知研究 (4) 筒井の方法: 地中の直流電場の観測 (中川 徹)(LinkedIn(英文)2024. 8.13
、英文ページに掲載
2024. 8.31、和訳掲載
2024. 8.31)
筒井稔(京都産業大学名誉教授)の日本地震予知学会(2022年12月)での発表を紹介しています。(地下の)震源からの電磁気的信号を、(ノイズの多い地上を経由せずに)遠方の地下で直接に検知しようとする方法です。
紀伊半島の南端の小島で、深さ150mのボアホールを造り、長さ100mのDC電場センサーを設置して、低ノイズ・高感度、そして毎秒連続観測のデータを取りました。2021年4月〜7月の観測結果から2例を発表しています。その第1例は、静穏な定常ノイズの後に、急激な(±)の変動(S/N比30以上)が46分続き、一旦(55分間)静穏化して、10:27にポンとパルス状の信号があり、 その後約7時間半静穏で、再び68分間の激しい変動を記録しています。後日に分かったのは、10:27に宮城沖(水平距離約750km) で、M6.8の地震があったことです。時刻の完全な一致から、一連の信号はこの地震に起因するもので、前兆、地震時、そして「後兆」であると思われます。遠方の地震について、地震の1時間半前から、高いS/N比で、顕著で複雑な微細構造を持った、時間分解能1秒の連続スペクトルを得たことは、実に画期的です。私はこの方法を非常に高く評価し、これを基盤にして、地震予知の(一つの)方法を創り上げるための、共同研究プロジェクトを地震予知学会内で提唱しています。現在(第1段)の「孤軍奮闘」の状況を支援し、(第2段)復数サイトでの並行観測を行い、さらに(第3段)数十サイトを全国展開して、地震予知(「いつ、どこで、どの規模」)の技術システム(とその実施体制)を創り上げること、その課題とプロセスを考察しています。
筒井の方法は、おそらく、地震の数時間〜半時間前の(公的な)「地震予知緊急警報」の中核技術になるものです。それが実用になるためには、他の方法を統合して、(地震の)1年ほど前の(関係機関内での)「地震予知要注視連絡」、地震10日〜1日前の(公的な)「地震予知注意報」が先行することが、全社会と国民の安全・減災のために必要でしょう。
EQP解説: TRIZの考え方に基づく 地震予知研究 (3) 地震前兆現象として有望なものを選択する (中川 徹)(LinkedIn(英文)2024. 7. 6、英文ページに掲載
2024. 7.21、和訳掲載
2024. 7.21)
現在の地震学では、さまざまな地震の物理的状況が未解明であり、地震という破壊現象の起こるタイミングを予知できず、破壊の過程やそれに伴う諸現象を解明できていない。そのため、地震の短期予知の研究は「実験科学」の方法に従い、種々の前兆現象の探索、有望な前兆現象の選択、その現象の観測・解析による予知方法の開発へと進む。われわれはいまや、選択と開発へと進む段階にある。図は、前兆現象を選択するやり方を示している。
第1のカテゴリは力学的現象である。地殻の相対的移動、圧力、歪みなどがあるが、変化は極めて遅くいつ破壊が始まるかを予知できない。変化速度が地震の前に変わった例が、測地衛星データの解析で見出され(神山ら)注目される。
第2のカテゴリは電磁気的現象である。二次的効果であるが、測定法の多様性・高感度などが有利であり、技術進化の大きな方向にも沿っている。地上で、(地震からの)電場の観測、種々の周波数の電磁波の観測、電離層での電波の反射の観測などが、行われたが、地上・上空での種々の自然起因/人工起因のノイズで妨害され、成功していない。GNSS衛星による電離層の全電子量(TEC)の観測/解析で、地震前後数時間の増大が観測され(日置)、グローバルな適用の可能性が注目される。筒井が地中深くの垂直電場を観測し、地震の直前数時間から直後数時間までの明瞭な変動を観測した。遠方750km、M6.8の地震に対し、S/N比30以上、激しい微細構造を持つ、時間分解能1秒の連続観測データを得た。地震の直前予知の可能性を明示した画期的な方法である。
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EQP解説: TRIZの考え方に基づく 地震予知研究(2) 短期地震予知のための前兆現象の要件 (中川 徹)(LinkedIn(英文)2024. 5.14、英文ページに掲載
2024. 7.21、和訳掲載
2024. 7.21)
(0) 根本要件:(各種の地震に対して)現象Xが地震と関係し、 地震によって引き起こされ、短時間の後に地震が発生すること、...
==> 広範な観測・解析の後でないと、確認できない。
(T) 基本要件: 高いS/N比で、明確に観測・測定できること。
==> 測定法/測定装置を開発する必要がある。(一つの観測サイトで)
(U) 確認要件: 多くの地震について、複数サイトで同様に観測でき、 予知したように地震が発生することを確認できること。
==> 複数の観測サイトでデータを蓄積し、地震との相関を確認する。
(V) 実用要件: 測定が自動的/安定的/連続的に行え、地震発生の予知方法 (いつ、どこで、どの規模で)が得られること。
==> 信頼できる技術システムを作り、実験データを徹底的に解析する。
(W) 高度要件: システムとして統合し、地震からの因果関係を証明できること
==> 地震学、特に地震発生プロセスについて、高度な研究が必要。
(X) 社会的要件: 短期地震予知/警報システムを信頼できる形で運用する。
==> 学界、社会、政府などから認知/承認されることが必要。
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EQP解説: TRIZの考え方に基づく 地震予知研究 (1) 私は、なぜ、どのようにして、この難題に取り組む決心をしたか (中川 徹)(LinkedIn(英文)2024. 4.28、英文ページに掲載
2024. 7.21、和訳掲載
2024. 7.21)
日本における大地震: 東京(1923年)、神戸(1995年)、東日本(2011年)など。
日本では、広域の地震計ネットワークによる地震学的研究が進展。 日本全域で起こりうる地震を長期/中期的に確率論的に予測した。 しかし、1995年(Mw 6.9)と2011年(Mw 9.1)の地震は予知できなかった。
日本地震学会と政府は、地震の短期予知は現段階では不可能であるとして、 地震の短期予知の研究を忌避する宣言をした。
日本地震予知学会(2014年設立)は、電磁気的現象を重視して地震前兆を追究。
2022年12月、筒井稔の学会発表: 地中直流電場の観測で、 地震 (遠方750 km、M6.8) の直前/直後に急激な変動を観測した。 S/N比30以上、時間分解能1秒の鮮明なデータ。驚くべき成果である。
地震との相関性(および因果性)を証明し、「いつ、どこで、どれくらいの大きさの地震が起こりそうか」を推定する方法を確立する必要がある。
私は、筒井の方法で複数地点で並行して観測する研究プロジェクトを提案する。
さらに進んで、日本全国に数十カ所の観測点を持つ技術的(社会的/公的) システムを構築し、地震直前予知警報を運用することを目標にする。
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EQPフォーラム: 「地震予知研究に関する読者フォーラム」を開設しました。意見・質問・寄稿などお寄せください。(中川 徹)
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2024. 7.21
ここに新しいページを開設し、を「地震予知研究フォーラム」と位置づけ、読者の皆さま(もちろん地震(予知)研究に携わっておられる方々も)からの、ご意見・質問・寄稿などを掲載させていただくことにいたします。どうぞいろいろとお寄せください。
まずはじめに、私自身の当面の主要な活動の予定を書いておきます。
中川の活動予定: 「TRIZの考え方に基づく 地震予知研究」の解説・発表 (中川 徹) (2024. 7.21)
私は、昨年12月の日本地震予知学会での発表(2023.12.22)に引き続き、「地震予知研究」の今後の進め方について、考察を進めており、できるだけ多くの場で発表し、多くの皆さんの理解と協力を得たいと思い努力しております。その中には次の4件があります。:
(A) 地震予知学会発表(2023.12.22)の『TRIZホームページ』掲載
(2023.12.25)。和文の論文、スライド、ビデオを掲載済み。
(B) LinkedIn に英文で解説を連載、継続中。(2024. 4.27; 5.14; 7. 6) 『TRIZホームページ』に英文掲載開始・継続中(2024. 7.21)、同和訳掲載開始・継続中(2024. 7.21)。
(C) 欧州TRIZ協会主催 TFC-TRAI2024 (ルーマニア、2024.11.6-8)で発表予定。英文論文原稿を提出済み (2024. 6. 4)
(D) 日本TRIZ協会 TRIZシンポジウム(2024.8.29-30)で発表予定。和文スライド、英文スライドを提出済み(2024.7.11)。
これらは、正式発表後に、順次この『TRIZホームページ』に掲載していく予定です。まずは、(B)のLinkedInでの解説(英文)の連載を、英文および和訳で順次掲載します。
WTSP: 「世界WTSPカタログ集の韓国の部」の原稿((3a)段階)を掲載(Min-Gyu Lee)
(2024. 5.15)
「世界WTSPカタログ集の韓国の部」の原稿が整い、掲載しました。段階(3a)で、プロジェクトリーダに提出されたものです。担当編集者はMin−Gyu Lee.。◎ 4 サイト、 ○ 11 サイト、 □ 8 サイト、△ 3 サイトを収録しています。サイト紹介は、簡略な形式ですが、統一した形式で書いています。
eEQP: 英文ページを掲載: 地震予知研究と防災(減災): 索引ページ (編集:中川 徹)
(2024. 2.18)
(2023.12.12)
「地震予知研究と防災(減災)」(EQP) のテーマの関して、和文ページに対応する形で、英文ページを作りました。ただし、このテーマに関しては、和文ページに力を注ぎ、英文ページは簡単な紹介の英訳に留めざるを得ない状況です(多忙のため)。
WTSP サイト詳細紹介: JP-24 □ 第一考舎 (片平彰裕)
(2024. 1.30)
いまは、このサイト詳細紹介を世界WTSPカタログ集 日本の部(◎○□、26サイト)(和文ページ)
にだけ掲載していますが、今後、日本の部(英文ページ)
、そして世界カタログ集(英文ページ)
にも掲載できるとよいと思います。日本のTRIZ関連サイトで、世界に貢献できるものは多くあるのですから。
なお、日本WTSPカタログ(◎○□△、92サイト)(和文ページ)(2020. 8.11) はその後更新できていません。日本のTRIZ関係者の皆さんのご協力をお願いいたします。
WTSP: 「世界WTSPカタログ集の台湾の部」の原稿((3a)段階)を掲載(Ming-Hung Sung, Youn-Jan Lin、中川 徹)
(2024. 1.30)
「世界WTSPカタログ集の台湾の部」の原稿が整い、掲載しました。段階(3a)で、プロジェクトリーダに提出直前のものです。担当編集者はMing-Hung Sung(宋明弘)後に Youn-Jan Lin(林永禎)で、中川が補佐しました。世界レベルで採録したサイトは、◎2件、○3件、□6件で、これらはすべてWTSP標準書式(表形式)(b)で記述しています。(右図のスライドにこれらのサイト名の一覧を載せました。)この他に、国内レベルのサイト19件を、サイト名とURLだけで、一覧表示しています。
WTSP: 「DE-03 ◎ MTRIZ サイト (Michael Orloff)」のサイト詳細紹介が微訂正されました。
(2024. 1.30)
編集者より: 「新着情報」のページから、2021年掲載分をアーカイブファイルに分離しました。
(2024. 1. 6))
EQP: 書評:吉田彰顕著『地震前兆やいかに〜電波による複眼観測〜』 サイバー出版センター(2016) (中川 徹、Amazonサイトに投稿・掲載 2024.1. 4) (Amazon
)
(2024. 1. 4)
素晴らしい研究実践、詳細で明快な実データの提示、感動的な教育実践。 -- しかし、本書よりも直接的な他の観測方法で地震前兆予知の光明が見え始めている。
本書の研究のねらいは、「見通し外からのFM放送電波が、電離層によって反射されて到達する場合があることを利用して、地震が電離層に与える影響を観測し、特に地震の前に現れる特徴的な現象(前兆現象)を見出し、地震の短期/直前予知の方法を創りたい」と要約できる。
NTT横須賀研究所と広島市立大学の20年余の研究で、(受信)観測点を計18か所設置し、各地の見通し外FM放送局からの電波を常時受信するシステムを構築して、運用・解析している。観測系の(人工起源と自然起源の)ノイズを極力減らし、それでも避けられないノイズを識別・除外するためのノウハウの創出に、特に尽力しており、銀河中心からの微弱な信号まで確実に識別できている。
そして、次の3つの地震について、詳細な観測データとその解釈を示している。 2004年新潟県中越地震(M6.8)、2007年能登半島地震(M6.7)、東北地方太平洋沖地震(Mw 9.0)。そして著者の結論は、 「地震動の到達と共に広帯域の電磁ノイズがしばしば観測された。しかし、電離層擾乱など、地震に関連した前兆現象は検知できなかった。」と。
p. 201の著者の感慨が興味深い。「地震は地下で起きる現象です。私が取り組んできた、地表・地上・電離層との関係から地震電磁現象を観ようとする方法は、やはり間接的手法と言わざるを得ません。物事の本質に迫るには、何よりも対象を直接観ることが肝要です。その意味で、地震に関しては、地下を直接観ることがよい結果につながると思います。」
(クリックして、拡大)-- 私 (中川) は、地震の専門家ではありませんが、2015年に日本地震予知学会に入会し、その学会発表をずっと聴いてきました。約8年間は地震の前兆現象を捉える確たる方法が分からず、暗中模索の感がありましたが、2022年12月末および昨年末の学会で、光明が見えたと感じました。GEONETデータを使い地域ごとの地殻の歪の時間変化を観測する方法、地中深くの垂直直流電場を連続観測する方法、連続GNSSシステムで観測されている電離圏全電子数(TEC)の変化を分析する方法、などです。これらの方法は、まだ事後分析で地震の前兆事例を確認・蓄積している段階です。本当に地震との相関関係を実証し、広範な観測システム網を構築し、地震を確実に予知できる技術体系を創るには今後20年とか30年とか掛かるでしょう。
本書の研究実践は素晴らしい、研究成果(実データ)の提示も素晴らしく明快ですし、巻末の教育実践も感動的です。それらを吸収して、導かれ、さらに乗り越えて行くことができれば、と思います。
2023年
EQP: 地震予知研究の発展方向を考える (中川 徹、日本地震予知学会2023年度学術講演会、2023.12.22)
(2023.12.12; 12.25)
日本地震予知学会2023年度学術講演会(2023.12.22-23)で発表予定のものです。予稿の要旨、およびスライドのタイトルページだけを掲載しました。予稿の全文とスライド全件は、学会発表後に掲載の予定です。
--- 地震予知学会は学術的・学際的かつ実用的な立場を守りつつ、非会員の方の講演会の聴講や学会入会を歓迎しております。(2023.12.12)発表資料の全体を掲載しました。(2023.12.25)。
発表論文 (HTML; PDF (学会予稿集)(6頁)
);
発表スライド (HTML; PDF(4スライド/頁)
);
発表ビデオ (前日のリハーサルの録画):MP4(15分56秒、48.5 MB))。
クリックして拡大非専門の研究者の目から見た、私の認識の全体像を提示しています。論文要旨は以下のようです。
「近年の地震学は、プレートテクトニクス理論を土台にして、地震計のネットワークによる地震動解析と測地衛星による地殻移動測定などを使い、地震の長期/中期の確率論的予測を可能にしてきたが、短期/直前予知は不可能として忌避している。
しかし、「地震の減災のために、短期/直前予知をぜひ可能にしたい」というのが、国民の願いであり、われわれ日本地震予知学会の目標である。本編はその目標実現の方法論を考察する。
基本は「前兆現象を捉える」こと。第一の方針は、(理論先行でなく)観測実験を基にして実証する「実験科学」のアプローチであり、第二の方針は、(力学的現象よりも)電磁気学的現象に注目する。
特に、「地中電場の変動現象」で顕著な実測データが得られた [筒井稔(2022)] ことに注目し、「複数サイトで同時観測し、これが前兆現象の一つであることを実証するプロジェクト」を提案する。」
EQP: 地震予知研究と防災(減災): 索引ページ (編集:中川 徹)
(2023.12.12)
「地震予知研究と防災(減災)」の重要性を再認識し、このテーマを『TRIZホームページ』の一つの重要なプロジェクトとして位置づけ直すことにしました。それに伴い、『TRIZホームページ』サイトの直下に新しいフォルダーjEQPを作り、本年6月に作りました「地震関連フォーラム (第3次 親ページ)」を上記のように改称のうえ、主ページとして据えました。
(I) 東日本大震災 (地震、津波、原発事故) について
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(2011. 3.22 - 6.19)
(II) 電磁気学的な現象を手掛かりとする地震の短期(直前)予知の研究についての紹介 (中川 徹) (2015.3.7 - 3.17)![]()
その後の経過と本ページ(地震関連フォーラム(第3次親ページ))作成の趣旨 (2023. 6. 4)(1) 書評: 力武常治著『地震予知―発展と展望 』 (中川 徹、Amazonサイト、2015. 4.20)
(2023. 6. 6)
(2) 書評: 泊次郎著『日本の地震予知研究130年史: 明治期から東日本大震災まで 』(中川 徹、Amazonサイト、2023. 6. 2)
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(2023. 6. 6)
(3) 日本地震予知学会 を紹介するページ (編集:中川 徹)
(2023.12.10;
同学会のホームページ https://www.eqpsj.jp/index.html
。また、その主要ページヘのリンクを常設し、今後、主要な活動や主要な記事などを、随時簡単に紹介する予定です。
2023年学術講演会: 2023年12月22-23日、電気通信大学&オンライン (2023.12.11)
(4) 地震予知研究の発展方向を考える (中川 徹、日本地震予知学会2023年度学術講演会 発表、2023.12.22)
(2023.12.11; 12.25)
WTSP: WTSPフォーラム 2023F (2023年11月-12月)(中川 徹)
(2023.11.27)
(11月): TRIZホームページの 満25年にあたって。 『TRIZホームページ』 満25周年:その発展の概要 (2023.11.12)。
「発明」の交換から「方法」の交換へ (A. Narbut & N. Narbut, 1985)、Q&A: (中川&A.T. Narbut) (2023.11.27)
TRIZ記録文書: 「発明」の交換から「方法」の交換へ (A. Narbut & N. Narbut, 1985); Q&A (中川 徹, A. Narbut)
(2023.11.27)
1985年に、ブルガリア政府とWIPOの共催で開かれた国際会議で発表された論文。40年近くたった今でも、有意義なメッセージです。ウクライナのAlexander T. Narbutから当ホームページに寄せていただいたもの。論文の背景について、中川が質問し、著者が丁寧に説明してくれています。
G.S.Altshuller and A.T.Narbut.
Karelia (USSR), summer 1982.
『TRIZホームページ』 満25周年 (編集者: 中川 徹): その発展の概要
(2023.11.12)
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LinkedIn に英文で掲載 (2023.11.12)
, 本ホームページに掲載
、 和訳掲載
(2023.11.12)
表題の図 (下右図)は、本『TRIZホームページ』の歴史を簡単に図示している。この図は、WTSP世界カタログ集のために2020年に作った、『TRIZホームページ』のサイト紹介をベースにしている。
『TRIZホームページ』 の21年: ベスト4 スライド(2020. 2)
『TRIZホームページ』 ("TRIZ Home Page in Japan") サイト紹介(特徴と主要記事)(2020. 2)
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TRIZホームページ(TRIZ Home Page in Japan) の 満25年にあたって (中川 徹)
(2023.11. 9)
本ホームページを、「創造的な問題解決の方法論の理解と普及のための情報公開の場」として創設して、11月1日で満25年になりました。国内外の多数の著者、共著者、訳者、読者の皆さまのご支援に感謝いたします。
WTSP: 世界 WTSPカタログ集 各国の部 初期原稿 (A) ヨーロッパ (中川 徹)
(2023.10.22)
世界各国のTRIZ関連サイトの第4次インターネット検索の結果(2021年11月
)をベースにして、WTSPカタログ集の各国の部の初期原稿の作成を始めた。今回は、ヨ−ロッパの6カ国の原稿(段階2d)を作成掲載した。今後約40カ国の原稿を創る予定であるが、言語の壁もあり、作業は遅々としている。各国のTRIZリーダ・関係者の理解と協力を求めている。
Counry
Numbet of websites
(TRIZ / Around-TRIZ)TRIZ Sites evaluated as □△ or higher
TRIZ : 2 ○□, 2 □△;
Around : 2 ○□, 1 □、1 □△○□ Jantschgi C&R,
○□ Biognosis Blog & Tools (by Elke Barbara Bachler),
□△ PfI (Platform for Innovation),
□△ Tritium (by Harald Graf-Müller)TRIZ : 2 ○□, 2 □, 2△;
Around : 2 ○□, 2 □, 2△○□ TRIZing (by Bohuslav Bušov),
○□L ICG (Integrated Consulting Group),
□ TUL (Technical University of Liberec) : Digital Repository,
□△ BUT (Bruno University of Technology) :Digital Library.TRIZ : 3 □;
Around : 1 ○□, 2 □.□ LUT University (Lappeenranta-Lahti University of Technology LUT),
□ QKK (Quality Knowhow Karjalainen),
□ ViimaTRIZ : 1 □;
Around : 1 ○□, 1 □.□ ATINER (Athens Institute for Education & Research)
TRIZ : 2△;
Around : 3□, 1 △.(△ Lean Six Sigma Consulting),
(△ SMARTii (Smart Innovation Institute Ltd.) )TRIZ : 1□, 1△;
Around : 2○□, 2 □.□ IJEE (International Journal of Engineering Education)
Editorial: 『TRIZホームページ』: LinkedIn に掲載した記事の一覧 (中川 徹)
(2023. 9.18)
TRIZとイノベーションに関心を持つ広い読者に広報することを目的として、LinkedInにほぼ2週間ごとに記事を掲載してきております。この度この2023年のもの(昨年12月も含む)について、タイトル画像と表題、リンクの一覧の形にまとめました。本ホームページの活動(特にWTSP)の簡潔な紹介担っています。現在14編。LinkedInでの中川の記事の一覧は、https://www.linkedin.com/in/toru-nakagawa-b2453216/recent-activity/all/
で自由にアクセスできます。
WTSP ETRIA-TFC2023発表: WTSPレポート (6) 世界のTRIZとTRIZ周辺サイトのカタログ集 (γ版の作成準備) (中川 徹、Darrell Mann ( 英), Michael Orloff (独), Simon Dewulf (豪), Simon Litvin (米), Valeri Souchkov (蘭) )
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(2023. 9.18); 9.26
9月12-14日に、ETRIA(欧州TRIZ協会)のTRIZ Future Conference (TFC2023) が、ドイツのオッフェンブルグ大学を事務局として、オンライン(Zoom)で開催され、私(達)も発表しました。英文ページ
には、発表論文(HTML)
および正式論文へのリンク(Springerで出版、https://doi.org/10.1007/978-3-031-42532-5_34
)、英文スライド(15枚)
、発表ビデオ(.mp4、時間11分)
を掲載しました。
この和文ページでは、発表論文を全文和訳 して掲載予定ですが、数日お待ち下さい)。発表の持ち時間は15分(質疑応答を含む)と短かったので、スライドは15枚だけです。基本的には日本TRIZシンポジウムと同趣旨ですので、そちらのスライドを参照下さい。 (2023. 9.14)
発表論文の和文全訳
を掲載いたします。現段階での世界WTSP カタログ集の全貌をきちんと説明しております。全体構成は、目次をご覧ください。 (2023. 9.26)
1. はじめに (WTSPプロジェクトのビジョン、 世界WTSPカタログ集の目標と要件、 WTSPカタログ集の期待される「価値」、 誰がどのようにして、カタログ集の「価値」を「創造」するのか?、 世界WTSPカタログ集の開発の簡単な歴史
2.世界WTSPカタログ集の枠組 (個々のウェブサイトの紹介と評価、 世界WTSPカタログ集[14]におけるウェブサイトの選択と配列 、 世界WTSPカタログ集の構造 、 世界WTSPカタログ集の構築、更新、利用、
3. 世界WTSPカタログ集の現状(β版) (世界WTSPカタログ集中のTRIZウェブサイト、 世界WTSPカタログ集中のTRIZ周辺ウェブサイト)
4. 世界WTSPカタログ集のγ版構築に向けたWTSPの最近の活動 (協力活動の不活発さを克服するためのWTSPの推進、 TRIZウェブサイトの世界WTSPカタログ集を強化する最近の活動 、 TRIZウェブサイトの世界WTSPカタログ集の暫定状況))
5. おわりに (TRIZコミュニティにおける不活発な態度の困難を克服する、 TRIZを代表するウェブサイト「Systematic Innovation Review」の提案)
参考文献
WTSP TRIZシンポ発表: WTSPレポート (6) 世界のTRIZおよびTRIZ周辺ウェブサイトのカタログ集: 日本WTSPカタログ集を強化して「有用で魅力的」にしよう (中川 徹、Darrell Mann ( 英), Michael Orloff (独), Simon Dewulf (豪), Simon Litvin (米), Valeri Souchkov (蘭) )
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(2023. 9.18)
WTSP: WTSPフォーラム 2023E (2023年9月-10月)(中川 徹)
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(2023. 9.10; 10 .9; 10.22)
「WTSPレポート (6) 世界のTRIZとTRIZ周辺サイトのカタログ集」を日本TRIZシンポジウム (2023年8月31日) とETRIA TFC (2023年9月14日) で発表した。 これらの発表 (論文、 スライド、 動画) を『TRIZホームページ』に掲載し、また、次のように複数の形態で広報した。 (a) 『TRIZホームページ』の更新案内(日本の読者 (約200人) および世界の読者 (約200人) )、 (b) [WTSP] レター(世界のTRIZリーダーとWTSPメンバー (約200人))、および (c) LinkedInへの投稿 (一般公開) 。 これらの広報をこのフォーラムのページに記録している。これらの発表と広報は、中核の情報は同じであるが、 聴衆/受信者に向けてそれぞれ異なるように調整している。(2023. 9.18〜10. 3 )。
LinkedInの読者層がずっと広いことを考慮し、『TRIZホームページ』とWTSPに関する記事を2週間おきくらいに投稿してきている。LinkedInへの一連の投稿記事のリストを作成し、広報に役立てた。 (2023. 9.21)
10月: 世界各国のTRIZ関連サイトの第4次インターネット検索の結果(2021年11月
)をベースにして、WTSPカタログ集の各国の部の初期原稿の作成を始めた。今回は、ヨ−ロッパの6カ国の原稿(段階2d)を作成掲載した。オーストリア、チェコ、フィンランド、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド。 (2023.10.22)
WTSP: WTSPフォーラム 2023D (2023年7月-8月)(中川 徹)
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(2023. 7. 1: 7.22: 8. 7; 8.13; 9.10)
7月: ETRIA TFC2023にWTSPの論文の最終原稿を送った。「WTSPのメンバーや支援者は多いが、実際に活動する人が極めて少ない」という問題に対する、プロジェクトの努力を記している。カタログ集の「価値」の認識とその創出の努力が問題の本質であると認識した。
LinkedInにWTSPの活動を広報する新しいシリーズの掲載を始めた。その第1回は「WTSP世界カタログ集の作成過程と関連ドキュメント」。
台湾の部の予備原稿を作成(M.H. Sungと中川)。
LinkedInに掲載「ウェブサイトの評価はデリケートな仕事であるが、WTSPカタログ集の「価値」創出のためにはぜひ必要である」。
スウェーデンとノルウェーの部の作成準備(K. Hall)。
8月: LinkedInに掲載: 「世界WTSPカタログ集ではウェブサイトの多様性を全面的に受け入れて、TRIZの全貌を多面的な観点から明らかにする」。TRIZのアプローチ/方法の多様性( <= TRIZの進化)、ウェブサイトのタイプ/役割の多様性(<=活動)、国と言語の多様性(<=普及)を広く受け入れる。TRIZの全貌を明らかにし、カタログの「有用性」の基礎になる。(2023. 8.13)
Q&A: 世界各国からのカタログデータへのアクセス法について:未完成原稿と完成/公開データ。
中近東・北アフリカ地域のウェブサイトを調査し、15件のデータを一覧表の形にまとめた(Khaled Shoaib (エジプト))。WTSPの書式に変換(中川)。(2023. 9.10)
WTSP: 世界WTSPカタログ集:ソースデータの完成前段階の原稿集(索引ページを作成)。(中川 徹)
(2023. 6.19)
各国/各テーマでのカタログ集原稿が、世界WTSPカタログ集に正式に掲載されるまでには、次の5段階を経る必要があります。(1) 初期探索段階、(2) 予備的原稿段階、(3) 完成原稿段階、(4) 発表ソースデータ段階。(5) 世界WTSPカタログ集公表段階。この内、(1)(2)は各国チームの担当、(3)(4)(5)はプロジェクトリーダ(中川)の担当。さまざまな国やテーマでの原稿が、散逸しないように、複数の担当者がそれまでの原稿をきちんと使って更に改良していけることを目的として、途中段階(1)~(5)にあるすべての原稿の索引ページをつくりました。
現在、以下のものを収録しています。52カ国のインターネット検索結果(段階(1a))、40カ国の検索結果の整理原稿(1b)、韓国のサイトの予備原稿(2b)、台湾のサイトの予備原稿(2a)、ロシア語圏のサイトの改定原稿(3a)、英国のサイトの完成原稿(4a)(4b)、ドイツのサイトの完成原稿(4a)(4b)、マレーシアのサイトの改定版完成原稿(4b)。ーー今後、原稿の寄稿と作業・発表の進行に応じて、データを蓄積・更新していきます。
WTSP: 「(A2) WTSPの組織」ページ内の、WTSPメンバのリストを更新しました。(中川 徹)
(2023. 6.19)
メンバーリストには、世界33か国の94人を示しています(正式の加入申請書を提出済みが約40名、他は加入署名済みで未提出)。各国の編集者も記述。[WTSP] Letterを、海外約200人に発足以来送っていますので、支持者はこの他にも多数あります。国内にも約200人に送付していますが、WTSPメンバーは現在中川のみ。日本の皆さんで、WTSPの(特に国内)活動をしてくださる方を求めます。
TRIZフォーラム: 地震: 地震予知研究と防災について [地震関連フォーラム(第3次親ページ)](中川 徹)
(2023. 6. 6)
この『TRIZホームページ』のテーマとしては例外的ですが、2011年の東日本大震災(地震・津波・原発事故)のときに、世界の読者の方々にメールを送り、30余か国100人以上の方から励ましのメッセージをいただきました
。それ以来、地震予知と防災が大事なことと思い、2015年には日本地震予知学会の会員となり、また地震予知研究を紹介するための特別ページをつくりました
。ただ、その後、非専門の身で何をどう紹介するのか判断できず、8年間中断しておりました。しかし、地震予知と防災は、近年ますます大事な課題になってきており、このたび第3次の親ページ
を立ち上げた次第です。
WTSP: WTSPフォーラム 2023C (2023年5月-6月) (中川 徹)
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(2023. 5. 7; 6.29)
5月: MY-01 ◎ マレーシアのMyTRIZサイト: 世界中で最も活発で成功しているTRIZの協会
6月: [WTSP] Letter (34M-2) 世界TRIZサイトカタログ集の拡張に協力下さい。 PS: フォーラム: 地震予知研究と減災 (中川)
[WTSP] Letter (35M-1): [1] (A2) WTSPの組織とメンバー一覧を更新、 [2] 世界 WTSPカタログ集: 途中段階のカタログ原稿の索引; WTSPカタログ集の原稿(発表分と途中段階のもの) の総覧
ポーランドでの準備活動
WTSP: TRIZサイトの世界カタログの改良に協力ください。(中川 徹)
(2023. 4.27)
「TRIZサイトの世界カタログの改良に協力ください。まだ多数の優れたサイトがカタログ集から漏れています。」
本ページは、LinkedInに掲載した記事です(2023. 4.27)。和訳をしていませんので、英文でご覧ください。ETRIA TFC2023に送った英文論文原稿の要約部を引用しました。また、LinkedInの記事の先頭の図は、現在のTRIZサイトカタログ集の、最重要(◎)サイトのリストです。ベータ版(2020)では23サイトでしたが、いままでに6サイト(星印)を追加しました。それでもまだ10サイト(◎)程度が、漏れているだろうと思います。世界の各国の協力で、世界カタログを「有用で魅力的」なものにしたいと思っています。日本の皆さまのご協力もお願いします。
WTSP: 「世界 WTSPカタログ集」の「価値」(中川 徹)
(2023. 4. 9)
「世界 WTSPカタログ集」の「価値」: サイト主宰者にとって、TRIZ専門家にとって、TRIZユーザにとって、 そしてTRIZ自身にとって。 -- それでは、誰がその「価値」を創造するのか?
本ページは、LinkedInに掲載した記事(2023. 4. 6) を和訳したものです。WTSPプロジェクトの根幹に関わることを簡潔に提示しています。記事の先頭の図が、すべてを要約しています。
WTSP: WTSPフォーラム 2023B (2023年3月-4月) (中川 徹)
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(2023. 3.13; 3.22; 4.29)
3月: 各国の応答が少ないので、世界WTSPカタログ集への寄稿を、改めて世界各国に要請しました。国別の原稿が整っていない25ヶ国、最近中川がサンプルとして作った2ヶ国(英・独)、2019年提出の原稿の更新を要請する2ヶ国(中・マレーシア)、2019年に中川がインタネット検索で作った原稿の更新を要請した米国、という全30カ国です
。なお、ロシア語圏への要請メールをM.Orloff と連名で出すべく準備中です。(2023. 3. 22)
4月: Michael Orloff <==> 中川: WTSP の基本的なことに関する議論。中川 ==> LinkedIn: 「世界 WTSPカタログ集」の「価値」について
、和訳
(2023. 4. 9)。Ming-Hung Sung (台湾) :予備的原稿。中川 ==> LinkedIn : TRIZサイトの世界カタログの改良に協力ください。まだ多数の優れたサイトがカタログ集から漏れています。
(2023. 4.27)。Eng Hoo Tan (マレーシア): Index部の更新版。MyTRIZ (マレーシアTRIZiイノベーション協会)の年次報告2022年 [すばらしい活動です。]
WTSP: 韓国におけるWTSPの活動: 課題と助言(Min-Gyu Lee(韓国); 中川徹)
(2023.3.13)
韓国では、Min-Gyu Leeが、WTSPカタログ集の韓国の部の0.5版を昨年10月に創り、最近それを0.7版に改訂しました。しかし、国内のTRIZ関係者からのフィードバックは消極的であるといいます。その状況と課題を報告してきています。「韓国はTRIZの積極的な導入によって国全体の技術や経済が大いに発展した。しかし、TRIZの公開Webサイトにはよいもの(良い情報を掲載しているもの)が多くない」といいます。非常に参考になるレポートです。
WTSP: WTSPフォーラム 2023A (2023年1月〜2月)(中川徹)
(2023.1.22;1.31;2. 8; 2.18)
WTSPの活動に関連する通信をここに収録します。
2023年1月: 1月12日、プロジェクトリーダー(中川)からWTSPメンバーおよびサポーター約200名に、2023年のWTSP計画を伝えるWTSP Letterを送付しました。 目標は、ETRIA TFC2023 (2023年9月12-14日) で、WTSPカタログ集のガンマ版について、論文発表することです。 この目標を達成するためには、4月中旬までに、TRIZに積極的な多くの国々で国別のカタログ集原稿を作成する必要があります。 そこで、TRIZに取り組んでいるすべての国のTRIZコミュニティに対して、共同作業の緊急要請を出すことにしました。 1月14日に日本のTRIZコミュニティに対して出した要請と指示が、諸国のTRIZコミュニティにとっても参考になるでしょう。 「世界WTSP TRIZサイトカタログ集への寄稿の募集」
を掲載。(1.31)
2023年2月: [WTSP] Letter (33C-2) を21+4ヶ国に送付し、「寄稿の募集」に応じて各国でWTSPチームの活動を要請しました(2. 8; 2.18) 特に重要な諸サイト(◎○)の責任者に対して、「寄稿の募集」に応じて各サイトの紹介(標準書式+詳細)を記述してもらうように、サイトの役割ごとに((a)情報発信、(b)推進組織、(e)方法開発者・コンサルタント、(e5)研修組織等)要請のレターを送付しました。 Khaled Shoaib(エジプト)、Adehi Guehika(カナダ)をそれぞれ、中東北アフリカ(アラビア語)、およびアフリカ(英語、フランス語)の、WTSP Regional Editorsとして招聘しました。(2.18).
WTSP: WTSP世界TRIZ関連サイトカタログ集への原稿を募集しています(ガンマ版、2023年9月)。 国別の原稿を4月16日までに (中川 徹)
(2023. 1.31)
--- 各国の有志でWTSPチームを結成し、WTSPカタログ集の各国の部の原稿を作成し、4月16日までに提出ください。 サイト責任者の方は、自分のサイトのきちんとした紹介(標準書式と随意の詳細記述)を書き、6月10日までに提出ください。
皆様の投稿を受けて、世界WTSPカタログ集のガンマ版を編成し、ETRIA TFC2023 (2023年9月12日〜14日開催予定)で発表する予定です。
新しいページを開始:TRIZ:世界と日本のニュースと活動 (2023年)(中川 徹)
(2023. 1.23)
本ページは、, 世界および日本のTRIZ (広い意味での)分野のニュースや活動の索引ページです。 各項目は (主な) 主催者のアルファベット順 に並べています。 それらの詳細 (たとえば、ニュースリリース、イベント告知、論文募集、学会プログラム、セミナー、レポートなど) は、ハイパーリンクで、主催者のウェブサイトを参照するようにしています。
WTSPフォーラム: WTSP世界TRIZ関連サイトカタログ集の現状報告と、 その「日本の部」の拡張・改良へのご協力のお願い(中川 徹)
(2023. 1.19)
本ページは、WTSP(世界TRIZ関連サイトプロジェクト)で開発中の 世界WTSPカタログ集の状況を日本の皆さんに報告し、その中の「日本の部」の拡張と改良へのご協力をお願いするものです。 1月13日に国内の約200人の方に出しましたメール(本ページでは分かりやすくするために図を3枚挿入しました)と、翌1月14日に、(そのうちで)日本でTRIZの推進・実践を主導しておられる方33人に出しましたメールとから構成しています。前者はWTSPカタログ集の趣旨や現状を具体的に説明したもの、後者はカタログ集の「日本の部」(2019年中川作成)を拡張・改良するために、具体的な共同作業をしていただきたい旨を、お願いしています。
WTSP: WTSP フォーラム(2023年)の索引ページを作成(中川 徹)
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(2023. 1.23)
WTSPプロジェクトの通信・交流を掲載するページの索引ページを作りました。国内(和文)と海外(英文)に分け、月別、さらにテーマ別になるように階層的な一覧表にしています。国内・海外のWTSP活動の様子をご覧下さい。なお、WTSPの通信・交流は全世界を対象としていますから、海外との英文のものが大多数です。一部の重要なものを除き、和訳する余裕がありませんので、英文ページだけのものが多くあります。ご了承ください。
2022年
WTSP フォーラム: WTSPプロジェクトの通信・交流フォーラム: WTSPチーム、メンバー、読者およびWTSPプロジェクトリーダ、グローバル共同編集者をつなぐ (2022年8月〜12月)(編集者:中川 徹)
(2023. 1.17)
2022年8月から12月にかけての通信を多数掲載しました。 これらはWTSP活動の記録であり、プロジェクトリーダからの通信だけでなく、多くのWTSPチーム/サイト責任者/他による通信の事例を読むことで、WTSPカタログとその構築プロセスについてより良く理解できるでしょう。WTSP LetterやこのWTSP Webサイトで公開されている種々の記事や発表論文などの背景として、このような通信・交流の記録を読んでみてください。 特に、イタリア、フランス、台湾、韓国の各国WTSPチームに対する中川からの最近のメッセージは、(日本を始め)他の多くの国のチームにとっても良い案内になるでしょう。 [日本の皆さんへのメールも出していますが、ここには言及していません。1月以後のものを新しいページとして作っているところです。]
WTSP サイト詳細紹介: DE-03 ◎ Modern TRIZ Academy サイト (Michael Orloff, 独)
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(2022.12.29)
WTSP: 世界WTSPカタログ集のドイツの部を作成・公開しました (中川 徹)
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(2022.12.16)
ドイツのTRIZおよびTRIZ周辺サイトのカタログ集を作成し、原稿の形で収録する
とともに、世界WTSPカタログ集のドイツの部として、組み込み
公開しました。インターネット検索の第4ラウンドのドイツサイトデータを用いて、それらのサイトを逐一訪問調査して紹介を書き、また第2ラウンドと第3ラウンドのデータからドイツサイトを抜き出して補填しました。その結果えられたサイトは、TRIZサイト: ◎3, ○5, □7, △3件、TRIZ周辺サイト: ◎2, ○7, □18, △6件です。調べてみて、素晴らしい、ユニークなサイトがいろいろあることを、改めて知りました。本件は、各国のTRIZ関係者の協力によって各国のWTSPカタログ集が作成されることを願って、第2の先行事例として作成したものです。なお、さらに、フランス、イタリア、台湾、韓国などのカタログ集を作る必要がありますが、各国自身での活動が切に求められます。日本のWTSPカタログ集
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のサイト紹介の充実も求められています。
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TRIZ解説: Altshuller と TRIZの歴史 (Tomasz Arciszewski; 和訳: 中川 徹)
(2022.12. 8),
(2022.12. 8)
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TRIZホームページ(TRIZ Home Page in Japan) の 満24年にあたって (中川 徹) (2022.11.12)
私自身、「創造的な問題解決のための基本パラダイム」としての「6箱方式」と、その簡潔な一貫プロセスとしてのUSITを、さらに深め・広めることに尽力します
。また、この『TRIZホームページ』を、上記SI-Reviewのプロトタイプとして育てていきます。
読者の皆さんのさまざまな問題解決のために本ホームページをご活用 いただけますと幸いです。ご寄稿をお待ちしております。
編集者より: 「新着情報」のページから、2019年および2020年掲載分をアーカイブファイルに分離しました。
(2022.11.10)
中川セミナーご案内: 「新しい創造的問題解決法とその実践: TRIZ、USIT、6箱方式の実践的活用法」
(2022. 10. 5; 11. 7)
日本テクノセンター主催、オンラインセミナー、講師:中川 徹、 日時: 2022年11月09日(水) 10:30 〜17:30、有料、受講者募集中
表記のようなオンラインセミナーの講師をいたします。学会発表・講演以外でセミナーをしますのは、実に5年ぶりくらいになります。TRIZの話をしてほしいとのことで、主催者と調整して、表題のテーマにしました。私が1997年5月に初めてTRIZを知って以来の、この25年余の、研究・教育・普及活動をまとめたものです。科学技術 => 創造性技法 => TRIZ => USIT => 「6箱方式」という発展を経ました。そしていま、「6箱方式」が、「創造的問題解決の方法論一般の、基本的なパラダイム(基本方式)である」ことを見出しました。オンラインのセミナーで、全国の皆さまにお話しし、議論ができますことを楽しみにしております。
(中川、2022.11. 7) 講演のプログラムを、実施予定版 (2022.10.29) に更新し、案内時の旧版(7月)を末尾に移しました。
WTSP:WTSP コミュニケーション Forum 2022年 (編集:中川 徹)
(2022.10. 3)
本ページは、WTSP(世界TRIZ関連サイトプロジェクト)の推進のために、各国のTRIZ関係者の活動、議論、質疑、進行状況などを掲載します。また、世界WTSPカタログ集を使われた読者の皆さんからの感想や意見なども、歓迎します。ぜひ、皆さんの力で「有用で、魅力的な」カタログ集にして行きましょう。今回は、韓国およびフランスでのWTSP活動の開始状況を伝えています。
WTSP ETRIA TFC2022発表: WTSP報告 (5) 世界TRIZサイト/TRIZ周辺サイトカタログ集--世界のTRIZ関連情報の全貌が分かる (中川 徹、Darrell Mann ( 英), Michael Orloff (独), Simon Dewulf (豪), Simon Litvin (米), Valeri Souchkov (蘭) )
(2022. 9.30)
9月27‐29日に、ETRIAのTRIZ Future Conference (TFC2022) が、ワルシャワ工科大学の会場とオンラインで開催され、私(達)も発表しました。英文ページ
には、発表論文(HTML)
および正式論文へのリンク(Springerで出版、https://doi.org/10.1007/978-3-031-17288-5_37
)、英文スライド(12枚)
、発表ビデオ(.mp4、時間10分)
を掲載しました。和文ページは作らず、ここでの紹介だけにします。
WTSP TRIZシンポ発表: WTSP世界TRIZサイト/TRIZ周辺サイトカタログ集(5) 有用で魅力的な資料--活用を進めて、拡張・充実へ (中川 徹、Darrell Mann ( 英), Michael Orloff (独), Simon Dewulf (豪), Simon Litvin (米), Valeri Souchkov (蘭) )
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(2022. 9.30)
2017年12月以来活動してきました「世界TRIZ関連サイトプロジェクト(WTSP)」の第5年度報告です。本ページには、予稿集掲載の概要
、発表スライド
(とそのPDF
)を掲載しています。また、発表ビデオ(自分のリハーサルの録画)
も掲載しました。ビデオは、スライド24枚を使い、19分で話していますので、これを見ていただくのが一番わかりやすいかと思います。
SI-Review: 『SI-Review』 Webサイトの設立の提案と討論 (中川 徹 と WTSP Global Co-editors (Darrell Mann, Michael Orloff, Simon Dewulf, Simon Litvin, Valeri Souchkov))
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(2022. 8.30; 9.16; 10.14)
この約5年間活動してきましたWTSPプロジェクトの一つの成果として、「TRIZ(関連)の分野を代表するWebサイトを、国際協力で創設するべきだ」という結論を得ました。6月以来、WTSPのGlobal Co-editors(グローバル共同編集者)内で熱い討論をし、『Systematic Innovation Review』Webサイトを国際協力で創設しょうという提案を、世界のTRIZコミュニティに呼びかける活動を開始しました。(提案の全貌を英文で掲載しました。(2022. 9.16)) 詳しくは、英文ページを参照ください。
『Systematic Innovation Review』Webサイトの創設の提案と討論: 索引ページ
『Systematic Innovation Review』Webサイトの創設の提案(.docx
)
(中川 徹 と WTSP Global Co-editors (Darrell Mann, Michael Orloff, Simon Dewulf, Simon Litvin, Valeri Souchkov), 2022年8月30日)
『Systematic Innovation Review』Webサイトの創設の提案: 紹介のためのスライド、ビデオなどのページ
『Systematic Innovation Review』Webサイトの創設提案に関する討論のページなお、その趣旨の概要は、左のスライドのようです。これは、日本TRIZシンポジウムでの中川らのWTSPの発表(9月1日午後)の最後のスライドとして追加したものです。
英文では、ETRIA TFCのRound Table Sessionで発表したビデオ(5分30秒)が最もわかりやすいでしょう。
なお、本件はWTSPよりもずっと大きく困難なプロジェクトになると予想されます。そこで、本『TRIZホームページ』内にWTSPのサブサイトとして、"SI-Review”の設立と討論のためのWebサイトを創りました。今後は、WTSPとSI-Reviewのプロジェクトを区分して掲載することにいたします。
総説論文: ビジネスTRIZの最新ツール (Valeri Souchkov (オランダ)、和訳:中川 徹)
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(2022. 7.30)
本件は、Valeri Souchkov 氏による素晴らしい総説論文であり、TRIZをビジネスと経営の分野にまで適用拡大したものです。彼自身(およびその他の人)の研究と実践の成果として、ビジネスと経営におけるさまざまな問題を理解し解決するための、現代の(適応させた、また、新しい)TRIZのツールの全体系を示しました。 彼は最近、国際ビジネスTRIZ協会(IBTA)を組織し、このツール体系(その大部分は彼がICG T&C社で開発したものですが)を、IBTAの訓練・認証の教材として組み込みました。この総説論文(紹介)を読まれましたら、本論文末尾の参考文献を辿って、ビジネスTRIZの諸方法(ツール)について、さらに読み進められるよう、推奨いたします。
本論文は、MATRIZ(国際TRIZ協会)の国際会議TRIZfest-2021(2021.9.15-18)で発表されたもので、そのWebサイトで公開されています。私は、著者から、本論文を和訳し、英文と和文で『TRIZホームページ』に掲載することの許可を、いただきました(本年1月1日)。著者Valeri Souchkov氏に厚く感謝いたします。また、大変遅くなりましたが、ここに和文・英文で掲載することができ、喜んでおります。
なお、日本TRIZ協会は、今年のTRIZシンポジウム(2022. 9. 1ー2、オンライン)に、Valeri Souchkov氏を招き、基調講演を行ってもらう計画を発表しています。大いに期待しております。
Valeri Souchkov氏
総説論文: 科学技術の「抽象化の4箱方式」から、創造的問題解決の「6箱方式」へ (中川 徹、『TRIZホームページ』初出論文 2022年7月22日)
(2022. 7.22)
本篇は、昨年10月3日に日本創造学会の研究大会で発表した論文(予稿集8頁)を、敷衍して20頁の総説論文にまとめたものです。
研究大会段階での資料はすでに本『TRIZホームページ』で以下のように掲載しています。
和文(2021.12.10): 予稿集掲載論文(8頁) HTML)、 発表スライド PDF
、発表(リハーサル)動画(MP4
)
英文(2022. 2.19): 予稿集掲載論文の英訳 HTML、 発表スライドの英訳 HTML
私は本総説論文(20頁)を仕上げて、2021年12月18日に日本創造学会論文誌に投稿しました。同学会は原著学術論文誌という立場を採っておりましたので、私は昨年8月に編集委員長に総説論文の受け入れ検討を依頼し、「検討を始める」との返答を得ておりました。しかし、2022年1月24日に届いた査読結果は、原著論文としての査読で、「不採録」の返答でした。私は、各査読意見に応答するとともに、総説論文としての意義を詳しく述べて、総説論文としての再査読を要請しました(1月30日)。しかし、「総説論文は不採録。本の出版を奨める」との通知でした。
--- このような経過で、やむなく本件を(昨年12月18日の原稿のままで)本『TRIZホームページ』初出論文として掲載いたします。
目次は次のようです。
1 科学技術の基本パラダイムの現状
2. 展開: 創造的な問題解決の方法論を求めて
3. 「6箱方式」: 創造的問題解決の新しいパラダイム
4. 各種「創造性技法」を「6箱方式」で理解し、統合する
5. まとめ
参考文献概要の説明は省略して、科学技術の「抽象化の4箱方式」と創造的問題解決の「6箱方式」を対比した図を右に再掲しておきます。(クリックして拡大)
なお、下記の付随ページを掲載します。本総説論文の立場をきちんと説明しておりますので、この論文をよりよくご理解いただけるものと、思っております。
「6箱方式」総説論文に関する査読関連の付随資料 (中川 徹)
(2022. 7.22)
[A] 日本創造学会論文誌への投稿と査読経過の概要
[B] 総説論文としての再査読の要請書(査読意見への応答と論文趣旨の説明) (16頁) (中川 徹、2022年1月30日)
WTSP: WTSPカタログ集の (C) 世界TRIZ周辺サイトカタログ集を更新・拡張しました (中川 徹)
(2022. 6. 3; 8.17)
世界TRIZ関連サイトカタログ集の (C) TRIZ周辺サイトカタログ集を、更新・拡張して公表しました。前報のように、5種のインターネット検索より得ていた約1000件のサイトを再度訪問・調査し、各サイトの紹介を追記、サイトの役割と評価の見直しをしました。下表のように、(C1) トップカタログ(◎)、(C2) 基本カタログ(◎○)を更新し、さらに (C3) 拡張カタログ(□)を新たに作成公表しました。なお、印刷用の (C1P), (C2P)は後日更新します。[このたび、(C1P)(C2P)を更新し公表しました。また、各カタログに微少修正があります。(2022. 8.17)] このような部分ごとの更新に関わらず、WTSPカタログ集全体は常時最新の形で使用できるようにしています。ご活用ください。
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問い合わせ・ご意見・投稿などはE-mailにて下記にお寄せ下さい:
中川 徹 (Toru Nakagawa) (大阪学院大学 名誉教授)。
E-mail: nakagawa@ogu.ac.jp ■■ 退職前と同じです。変更の予定はありません。これが主たる連絡先です。