論文: 「ビジネスTRIZ」 V. Souchkov


ビジネスTRIZの最新ツール

Valeri Souchkov (ICGTraining and Consulting、オランダ)
MATRIZ International Conference TRIZfest-2021: September 15-18, 2021

和訳: 中川 徹 (大阪学院大学)、2022. 7.30

掲載: 2022. 7.30 

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  編集ノート (中川 徹、2022年 7月30日)

本件は、Valeri Souchkov 氏による素晴らしい総説論文であり、TRIZをビジネスと経営の分野にまで適用拡大したものです。彼自身(およびその他の人)の研究と実践の成果として、ビジネスと経営におけるさまざまな問題を理解し解決するための、現代の(適応させた、また、新しい)TRIZのツールの全体系を示しました。 彼は最近、国際ビジネスTRIZ協会(IBTA)を組織し、このツール体系(その大部分は彼がICG T&C社で開発したものですが)を、IBTAの訓練・認証の教材として組み込みました。この総説論文(紹介)を読まれましたら、本論文末尾の参考文献を辿って、ビジネスTRIZの諸方法(ツール)について、さらに読み進められるよう、推奨いたします。

本論文は、MATRIZ(国際TRIZ協会)の国際会議TRIZfest-2021(2021.9.15-18)で発表されたもので、そのWebサイトで公開されています。私は、著者から、本論文を和訳し、英文と和文で『TRIZホームページ』に掲載することの許可を、いただきました(本年1月1日)。著者Valeri Souchkov氏に厚く感謝いたします。また、大変遅くなりましたが、ここに和文・英文で掲載することができ、喜んでおります。

なお、日本TRIZ協会は、今年のTRIZシンポジウム(2022. 9. 1ー2、オンライン)に、Valeri Souchkov氏を招き、基調講演を行ってもらう計画を発表しています。大いに期待しております。

論文目次:   ビジネスTRIZの最新ツール 

概要 

1.  はじめに 

2.  現代のビジネスTRIZ 

2.1  適応されたツール群
2.2  新しいツール群  

3.  まとめ

参考文献 

 

著者: Valeri Souchkov 氏

 

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論文先頭

概要

1. はじめに 2.ビジネスTRIZ

適応ツール

新しいツール 3. まとめ 参考文献         英文ページ

 

 論文      

ビジネスTRIZの最新ツール

Valeri Souchkov (ICGTraining and Consulting(オランダ、Enschede))

Proceedings of the MATRIZ International Conference TRIZfest-2021: September 15-18, 2021

和訳: 中川 徹 (大阪学院大学)   2022年 7月30日

 

概要

1990年代のはじめに、TRIZで用いられている体系的なアプローチが、工学の範囲を超えて利用できるかどうか、を確かめる最初の試みが行われた。特に、ビジネスや経営の分野における革新的な問題解決や挑戦を支援するのに使えるかが、焦点であった。そして、それ以降に得られた経験は、TRIZのアプローチの適用性に関する結論を導き出すのに役立った。ビジネスや経営の分野に対して、TRIZのどの部分が直接使用できるか、 どの部分が使用できない、あるいは適応を必要とするか、そしてどのような新しい知識が必要か、といっ たことを明らかにするのに役立った。本論文は、ビジネスと経営における様々なタイプの革新的プロジェクトのための、現代化TRIZツールの最新の状況をまとめている。

キーワード: TRIZ、ビジネスイノベーション、イノベーションのトレーニング

 

1.  はじめに

長い間、技術革新が、人類の文明の進歩を促す最も重要な要因の一つでした。今日明らかになりましたのは、競争に勝って必要不可欠なものとなるためには、ビジネス・イノベーションが、それに劣らず重要だということです。現代のビジネス環境は非常にダイナミックで急速に進んでいます。情報技術とグローバルネットワークが、これまでビジネスを安心地帯にとどめていた国境をなくし、市場はより良いサービスを継続的に要求し、小さな企業間の競争でさえも世界的規模へと移行しています。

その一方で、ビジネスの革新をサポートする確固たる実証済みの方法は存在しませんでした。その解決策を求めて、ますます多くのビジネスマンがTRIZに注目するようになりました。現在TRIZは、主に技術や工学の分野で知られ使われていますが、ビジネスや経営の分野でのTRIZの応用はほとんど知られていません。これは驚くべきことではありません。TRIZは技術者によって技術者のために創られたのですから。TRIZ専門家の大多数が、ビジネス分野でなく工学分野で働いているのは、歴史的な理由によるのです。

さらに、技術分野で活動するTRIZ専門家のほとんどは、ビジネス環境の具体的なことについては漠然としか知りません。そのため、「ビジネスと経営のための、別バージョンのTRIZ」が必要だということが、明らかになってきました。

比較的最近になって、TRIZ開発者たちがTRIZの応用をビジネスや経営の分野に広げ始めました [1, 2, 3, 4, 5, 6]

その結果はずいぶん有望なものに見えました。解決不可能と思われたいくつかのビジネスと経営の問題が,実に効果的・効率的に解決されたのです。このような状況は, 「ビジネスと経営のためのTRIZ」をさらに発展させるきっかけとなり, それは近年活発に進展しています。「ビジネスTRIZ」を一層普及させる大きな一歩は、2004年に Darrell Mann が著書 『Hands-On Systematic Innovation for Business and Management』 [7] を出版したことでした。それをきっかけにして、学界や産業界のビジネス専門家たちが、さらに実験を行っていきました。

技術的な革新(イノベーション)が起こるのは、技術的な製品あるいは製造/生産プロセスのどちらかです。これとは対照的に、ビジネスや経営におけるイノベーションの解決策は、ずっと広い範囲を持っており、ある一つのビジネス・エコシステム(図1)内の、さまざまな場所で起こる可能性があります。図中の赤い丸印が、そのようなイノベーションがよく起こる場所を示しています。

図1. 赤い丸印は、ビジネスや経営のイノベーションが起こりうる場所を示します

なお、ときには、バリューネットワーク内での事業協力の改善を実現するために、サプライヤーのビジネスシステムの革新が必要となることもあります。

われわれが良く知っていますように、現代のTRIZは、「すべての技術システムはある規則性を持って進化する」という仮説に基づいています。これらの規則性を知れば、システムの将来の進化を予測することができ、(それによって)革新的な変化の方向を選択する際に、そのリスクを大幅に低減することができます。この仮説は、TRIZ開発の初期に、TRIZの著者であるG.アルトシュラーが提案した、技術システムの基本モデルに基づいています(図2)。

図2. TRIZにおける技術システムのモデル

システムの進化という同じ仮説が、ビジネスシステムにも当てはまるけれども、そこには独自の規則性があることが、明らかになってきました。ビジネスシステムを統合し、ビジネスシステムの進化のパターンを抽出するために、TRIZベースのビジネスシステムのモデルが提案されました (図 3) [8] 。現在、このようなモデルは基本的なものと考えられており、ビジネスや経営のためのさまざまなTRIZツールを開発するときに、一つの基礎として使用されています。

図3.TRIZにおけるビジネスシステムのモデル

ビジネスシステムとは、ある入力を付加価値を付けてある出力に変換するという、組織のモデルです。図3のように、ビジネスシステムのモデルは、技術システムのモデルに似ていますが、異なる諸部分を含んでいます。それでもなお、特に機能レベルでの概念的な類似性が、類比によって多くの並行した要素を見出すのに役立ちます。まず第一に、技術システムとビジネスシステムはどちらも、実用主義的なシステムです。つまり、それらはなんらかの人間の目標を満たし、ある種の需要に合致するように、人為的に造られたものです。

しかしながら、過去の無数の試みで、技術的TRIZを直接的に適用して、ビジネス・イノベーションを創出したり、ビジネス問題を解決しようとしたものは、そのほとんどが失敗しました。

その理由の一つは、認知バイアスです。われわれがTRIZの原理を技術的な例を用いて説明すると、非技術者の(ビジネス畑の)人々は、その例を理解するでしょう。しかし、人々はそれらを自分の能力領域に結び付けることがほとんどできず、その結果、それらの原理を捉えて、自分の実践に組み込むことができないのです。

この問題を解決するために、永年にわたって、TRIZのどの部分をどのようにしたら、ビジネスの言語やビジネスの課題に適応できるか、を理解するための研究が行われてきました。

その結果、TRIZの原理をビジネス・イノベーションに体系的に適用するためには、TRIZの中で一つの別の方向性を区別することが提案されました。それが現在「ビジネスTRIZ」として知られているものです。

 

2.  現代のビジネスTRIZ

現代のビジネスTRIZは、20年にわたる適応と開発の結果として得られたものです。そのツールは、技術的TRIZ(古典的TRIZも含む)のツールに似ています。それらは、カリキュラムとして構成され、三つの大きな能力領域に応じたものになっています(図4)。

図4. 3つのレベルは、ビジネスTRIZの現在の構造を表す

表1に、ビジネスTRIZの現在のトレーニングプログラムに含まれているツール群を示します。技術的TRIZのためのMATRIZカリキュラムと同様に、三つの能力段階を構成しています。

表1. 現在のビジネスTRIZカリキュラムにおける、ビジネスTRIZのツール群

レベル1. 特定の問題・課題を解決する

レベル2.  システムとプロセスのイノベーション、問題の発見、破壊的コスト削減

レベル3.  将来イノベーションとロードマッピング

  • 問題認識とマッピング
  • 理想の解決策
  • 根本対立分析 (RCA+)
  • 対立要求分離の原理
  • ビジネスと経営のための40のイノベーション原理
  • ビジネス矛盾を解消するための矛盾マトリックス
  • アイデア・ポートフォリオ
  • 解決策アイデアの多評価基準マトリックス、統合アイデア鳥瞰法(Integral Ideas Landscape)
  • ビジネスモデルの査定
  • 機能コスト分析、問題発見
  • システムとプロセスの機能理想化 (トリミング)
  • オブジェクト-場のモデリング
  • ビジネスと経営のための発明標準解のパターン
  • 競合代替システムの統合(Feature Transfer、特徴転移)
  • 機能指向探索(Function Oriented Search (FOS))
  • 価値の主パラメータ (Main Parameters of Value (MPVs))
  • S-カーブ分析と査定
  • 価値対立マッピング (Value-Conflict Mapping (VCM))
  • 多画面分析 (MSA)
  • TRIZの進化の法則とトレンド
  • 機能の進化のライン
  • ビジネスシステムと製品の進化のトレンドとライン
  • サービスの進化の体系
  • 破壊分析 (Subversion Analyis)
  • 失敗予期分析(Anticipatary Failures Analysis)
  • ビジネスモデルの多様化と新市場発見
  • ビジネスイノベーション・ロードマッピング

 

現在、これらの能力レベルは、国際ビジネスTRIZ協会(IBTA)が開発した、訓練・認証プログラム中に実装されています [9]

現在、以下の3グループのツール群がプログラムに入っています。

 

2.1  適応されたツール群

前述しましたように、適応されたツールは(ビジネス)TRIZツール群の中で最も大きなグループを占めています。それらを表2に示します。

表2. TRIZのツールを適応させたもの

ツール (技術的TRIZ)

(ビジネスTRIZへの)変更点

40の発明原理

ビジネスと経営のために適応させた40の発明原理

G. アルトシュラーによる矛盾マトリックス

ビジネスマトリックス (D. Mann)
イノベーションマトリックス (D. Conley)

原因・結果関連分析 (CECA)

根本対立分析 (Root Conflict Analysis (RCA+))

リソース(資源)

ビジネスと経営のために分類したリソース

機能分析

拡張版: 無形のオブジェクト、機能の定式化、など

物質-場モデルと発明標準解

オブジェクト-場モデル; 標準解の新しい分類; 標準解の新しい体系

システム進化の法則・トレンド・ライン

ビジネスシステムと製品のために適応させた版

ARIZ

異なるツール群で支援した問題解決プロセスにより、ARIZを置き換えた

 

これらの変更を説明するために、TRIZの最もよく知られている2つの問題解決ツールをみてみましょう。「40の発明原理」と「76の発明標準解」です。

特に、最も有名なTRIZツールである「技術的矛盾を解消するための40の発明原理」の修正版には、次のような変更が加えられています。

一例として、発明原理#12の(ビジネス)適応版を図5に示します。

   発明原理 12: 緊張の除去

  事例

  • マネジャーが、聴衆(例えば、労働者あるいは管理職)に対して最も適するように、プレゼンのしかたを調整する。
  • 「横方向に」職種を替えて、スキルを広げる。
  • 信用を構築するための演習
  • 顧客グループの会合やイベントや情報提供を組織し、顧客の忠誠心を増す。
  • チームメンバーたちが、彼らが貰った功労賞の賞金を分配する(マネジャがするのでなく)。
  • 力場分析:「力がさまざまな方向に働いている」というテーマでグループ討論をする。チームビルディング/問題解決の一つの技法
  • 就職面接を、オフィスでなく、カフェで行う。
  • オンラインFAQが、購入を約束する前に、多くの問題点を明確にするのを、助けてくれる。
  • さまざまな顧客グループを同等に扱うことを保証する。
  • 対立を解決するために、第三者の独立仲介者を雇う。
  • 契約書中の「GO/NG」項目

  戦略と推奨

  • あなたのシステム内またはシステムと上位システムとの間で、起きている/起きる可能性がある緊張を、消滅または補償するような条件を創り出す。
  • あなたのプロセス内またはプロセスと上位システムとの間で、起きている/起きる可能性がある緊張を、消滅または補償するような条件を創り出す。
  • 異なるサブシステムやシステムを統合して、緊張を除去する。
  • 新しいサブシステムまたはプロセス作用を導入して、可能性のある緊張を減少させる。
  • 緊張を作り出している、サブシステムまたはプロセス作用を、消去または置き換える。
  • 一つのプロセスをより小さな複数ステップに分解して、可能性のある緊張を除去する。

図5.ビジネスと経営のための発明原理の一例

 

同様に、ビジネスと経営のための矛盾解消の新しいマトリックスが利用でき、45のビジネスパラメータで構成されています [10]

同じことが「発明標準解」として知られているものにも当てはまります。古典的TRIZの発明標準解の体系は、いわゆる「物質-場 (su-field)」(モデル)分析に基づいており、76個の標準解で構成されています。このアプローチは、ビジネスと経営の問題を解決するためにも有効なのですが、「物質」という言葉を使うと分かりにくくなります。そこで、モデルの名称を変更し、「物質-場」ではなく、「オブジェクト-場」分析と呼ぶことにしました。

ビジネスと経営のための発明標準解で、修正・適応された2つの例を図6に示します。

 

 

2-3

もし、オブジェクトAとオブジェクトBの間に精確な相互作用が要求されており、かつ、その相互作用が過剰に維持されていなければならず、現行の条件ではそれらを実現することが困難あるいは不可能ならば、最大限の作用をし、それから作用の過剰な部分を除去せよ。

説明: 最適な結果を直接得ることができないことがしばしばあります。その場合には、最大限の作用をして、それから余剰部分を除去する、ということが可能です。

例: もし、どの特定の方法(A)を使って従業員たち(B) を訓練すればよいかを、予め知ることが難しいならば、まず一般的な方法を使って訓練し、その後その組織(C)の特定のニーズに適するように調整することができる。

 

2-4

もし、オブジェクトAとBの間の相互作用が、過剰な結果を与えているなら、オブジェクトBの代わりに数個のオブジェクトを導入して、これらの新しく導入したオブジェクトに対して相互作用を分配する。新しいオブジェクトたちは同じものでもよいし、異なるパラメータ値を持っていてもよい。

例: 情報(A)があまりにも多様過ぎて、ビジネスアナリスト(B) の仕事を効果的にできなくしている。それなら、広範な能力をもつ一人のアナリストを使う代わりに、互いに異なる狭い範囲の能力をもつ数人のアナリストを使うことができる。

図6.ビジネスTRIZのための発明標準解の2例

 

さらに、(ビジネスTRIZの)発明標準解は、技術的TRIZの場合とは異なる方法でグループ化されています。技術的TRIZでは, 技術システムの進化の系統に従ってグループ化されていますが、ビジネスTRIZでの発明標準解は、解決する問題のタイプに従ってグループ化されています。全部で5グループの問題があります [11](図7)。

図7 . (ビジネスTRIZの)発明標準解の体系 (現在の構造)

 

 

2.2  新しいツール

さらに、ビジネスTRIZのための新しいツールも開発されました。そのうちのいくつかは普遍的であり、技術的TRIZとビジネスTRIZの両方に適用できると考えられます [11]。それらを表3に示します。

表3.TRIZの新しいツール

ツール

説明

価値対立マッピング
Value-Conflict Mapping (VCM)

システムやサービスの一層の進化に対して、現存あるいは将来の市場のトレンドや需要に関わることの障害を抽出し、それらを矛盾ツリーの形式に表現することを可能にする。

多画面分析
Multi-Screen Analysis (MSA)

システムあるいはプロセスの、以前および現在世代を、体系的に比較し、それから、理想性-価値の式に関連して解決するべき、将来の問題を抽出する。

根本対立分析
Root Conflict Analysis (RCA+)

問題を分解して、相互に関連する諸原因と矛盾のツリーとして表現する。

ビジネスモデル・ナビゲータ
Business Model Navigator

典型的なビジネスの諸矛盾を解消することができる具体的なビジネスモデルを特定する。

アイデア鳥瞰法
Ideas Landscaping

多評価基準決定マトリックスと、最も有望な解決策アイデアを評価・選択する一組のレイヤー。

ビジネスイノベーション・ロードマッピング
Business Innovation Roadmapping

将来のイノベーションのスケジュールの戦略的プランを作るアプローチで、複数のレイヤーから構成される(Dr. R.Phaalのアプローチによる)

 

これらのツールのほとんどは、その説明が [12] に記載されています。

特に、「ビジネスモデル・ナビゲーター」のツールは、ビジネスモデルを置き換えて矛盾を解消するために開発されたツールと言えます [13]。

 

3.  まとめ

この論文は、国際ビジネスTRIZ協会(IBTA)のトレーニングと認証のプログラムに、現在含まれているツール群の全貌を簡単に示そうとしたものです。それらは、ビジネスと経営のためのTRIZトレーニングの、最高品質の基準を開発することを目標とした ものです。

比較的短い期間で実装したものであり、IBTAは今後さらに活動を拡大していく計画です。特に、新しいトレーナーの認定を行い、それによって、より多くの顧客からのフィードバックを集め、トレーニングプログラムの改善につなげていきたいと考えています。

 

参考文献

[1]  Zlotin B. & Zussman A. "Evolution of Organizations". TRIZコース資料, Kishinev, Moldova, 1991.(ロシア語)

[2]  Mann D. & Domb E. "40 Inventive (business) principles with examples", The TRIZ Journal, September 1999.

[3]  Souchkov V. "M-TRIZ: Application of TRIZ to Solve Business Problem", Insytec white paper, June 1999.

[4]  石田敦子."Using TRIZ to Create Innovative Business Models and Products". Proceedings TRIZ Future国際会議  2003, November 12-14, 2003, Aachen, Germany.

[5]  Averboukh E. "I-TRIZ for Six Sigma Business Process Management", The Online TRIZ Journal, December 2003.

[6]  Smith H. "P-TRIZ Formulation", #2 in series, BPTrends.com, March 2006.

[7]  Mann D. "Hands on Systematic Innovation: For Business and Management".  Edward Gaskell Publishers, 2004.

[8]  Souchkov, V, "Typical Patterns of Business Model Innovation".  Special Issue: Selected papers presented at the 15th International TRIZ Future Conference "Global Structured Innovation", Berlin, 2015年10月26‐29日. pp 121-127

[9]  国際ビジネスTRIZ協会(IBTA)のウェブサイト、www.biztriz.net 。最終閲覧日: 2021年9月10日。

[10]  Mann, D. "Business Matrix 3.0. Solving Management, People and Process Contradictions", IFR Press., 2018.

[11]  Souchkov V., Roxas J.P. "A System of Standard Inventive Solution Patterns for Business and Management problems". In Proceedings of the 12th International Conference TRIZfest 2016. The International TRIZ Association - MATRIZ. July 28-30, Beijing, China. 2016. pp. 22-35.

[12]  Souchkov V. "Materials of Training for TRIZ and Systematic Innovation for Business and Management: Levels 1-3".  ICG Training & Consulting, Enschede, The Netherlands, 2007-2021.

[13]  Kuryan A. & Rubin M. "TRIZ-Navigator for Business Models". Proceedings of the 13th International Conference TRIZfest 2017. The International TRIZ Association - MATRIZ. September 14-16.2017. pp514 - 525.

 

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