世界TRIZ関連サイトプロジェクト(WTSP) |
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世界WTSPカタログ (日本の部) サイト記述 |
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編集者: 中川 徹 (大阪学院大学) |
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掲載: 2020. 9.21; 最終更新: 2024. 1.30 |
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カタログ原稿作成: 中川 徹、2018. 4. 4., 4.24; 2019. 7.13; 7.26 |
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編集ノート(中川 徹、2020. 9. )
本ページは、「世界WTSPカタログ (日本の部)」の英文ページ(2019. 7.26) を和文にしたものである。
つぎの図のようなカタログ構成になっている。
同 (2) TRIZ周辺サイト索引 |
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(1) 「世界WTSPカタログ集(日本の部)」 ( ◎○□) のインデクスページ
TRIZ サイト および TRIZ周辺サイト
編集者: 中川 徹 2019.7.13 (和文ページ: 2010.9.21)
(A) TRIZ サイト ------------------------------------------------------------------
JP-01 ◎ TRIZホームページ (中川 徹)
http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/ (和文) http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/eTRIZ/ (英文) 日本 和、英
役割: (a2) 公共的ウェブサイト, (e1) 方法開発者,(a1) (献身的な/特化した)情報発信サイト;
日本および世界にTRIZの普及を図っている公共的Webサイト。編集者:中川 徹
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13 2020 2.13; (b) 標準書式 中川 ; (c) 詳細紹介 中川 2020. 2.13TRIZに関する非営利の公共サイト。編集者:中川 徹(大阪学院大学教授(1998-2012)/同名誉教授(2012-))。1998年11月の創設以来現在まで、2〜4週の間隔で継続して新しい情報が掲載されている。TRIZ の紹介記事、解説、論文、学会報告などを幅広く掲載している。日本語ページと英語ページをほぼ並行させている。編集者執筆のもの(和文/英文)だけでなく、国内のいろいろな著者の発表や論文(和文と一部英文)、さらに、海外の多数の著者の論文(その和訳と原文)などがある。読者層に応じて(子どもと中高生、学生と社会人、技術者(入門)、実践者に向けた)4つの「入口ページ」があり、それぞれに適した記事を(多数)紹介している。編集者自身の研究内容は、(a) TRIZ(古典的、現代化)の導入と普及、(b) USIT (統合的構造化発明思考法)の導入と拡張、(c) 創造的問題解決の一般的方法論(CrePS) の提唱、(d) 「自由 vs 愛」という人類文化の主要矛盾の研究、へと進んできている。
(b) 標準書式 中川
サイト記述標準書式 WTSP (世界TRIZ関連サイトプロジェクト) (和文版: 2020/9/21 TN)
チーム名: JP (日本) サイトコード: JP-01 記述者: 中川 徹 年月日: 2020. 2.13 (2020. 9.27 和訳)
項 目
記 述
(記入法説明)
サイト名 **
TRIZホームページ
サイトドメイン URL **
http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/ (和文)
http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/eTRIZ/ (英文)
サイトの所在
(国) **D- アジア jp – 日本
別紙のコード表を参照下さい
サイトの言語
**jp – 日本語; en - 英語
別紙のコード表を参照下さい
サイトの役割 **
(a2) 公共的ウェブサイト、 (e1) 方法開発者、(a1) (献身的な/特化した)情報発信サイト;
別紙のコード表を参照下さい
評価 **
◎ 世界WTSPカタログ集で最重要なサイト (トップ30中の程度)
別紙のコード表を参照下さい
マーク ◎〇□△− を使用1行紹介 *
日本および世界にTRIZの普及を図っている公共的Webサイト。編集者:中川 徹
適用フェーズ *
(b) 問題発見と分析のフェーズ、(c) 解決策生成フェーズ、(g) その他: 教育
別紙のコード表を参照下さい
適用分野 *
(c) エンジニアリング (工学)、(a) 一般的/汎用的、(g) 人間的問題
別紙のコード表を参照下さい
方法 *
(e) システム分析、(g) アイデア生成のツール、(n) 現代化TRIZの諸方法: USIT法、6箱方式
別紙のコード表を参照下さい
サイトの紹介
*創設1998年、TRIZに関する活発な公共的サイトであり、編集者中川 徹自身の他に、国内外のさまざまな著者からの多数の記事を掲載している。日本の著者の精選した論文を英訳掲載し、海外の著者の論文を和訳掲載している。中川執筆の、TRIZCONおよびETRIA TFC国際会議の「Personal Report」はユニークである。
編集者自身の研究論文のテーマは、TRIZの日本への導入、USIT(統合的構造化発明思考法)の拡張、CrePS(創造的問題解決の一般的方法論)の開発、人類文化の主要矛盾、などに発展してきている。自由書式、
5-10 行程度
より詳しい紹介の参照
別紙: 自由書式による詳細紹介記述 あり。
「 『TRIZホームページ』サイト紹介(特徴と主要記事)」 中川 徹、2020.2.13 SiteIntro-JP-01-THPJ-Nakagawa.html随意提出の書式です
注記
推敲・拡張などの予定も書いてください
ノート: 各欄のスペースは必要に応じて調整下さい。
コード表は、「WTSP データベースシステム: 複数観点での索引付けの体系」のページを参照下さい。 https://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/eTRIZ/eWTSP/eWTSP-DatabaseSystem/eWTSP-CatalogSystem-IndexSchemes.htm (2020/6/11 TN).
** 必須項目, * 望ましい項目
(c) 詳細紹介 中川 2020. 2.13
「 『TRIZホームページ』サイト紹介(特徴と主要記事)」 中川 徹、2020.2.13
SiteIntro-JP-01-THPJ-Nakagawa.htmlJP-03 ○ 日本TRIZ協会 (NPO法人)
http://www.triz-japan.org/ (和文) http://www.triz-japan.org/english_top.html (英文) 日本 和、英
役割: (b1) (献身的な/特化した)協会
日本のTRIZ 推進のための全国組織。NPO法人。日本TRIZシンポジウムを毎年開催。 (a) 中川 2019. 7.13
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13日本TRIZ協会は、2007年12月にNPO法人として正式に発足した、日本におけるTRIZの推進・普及のためのセンターである(その前身は、日本TRIZ協議会(別掲))。日本TRIZシンポジウムを毎年開催(2008年の第4回以降、昨年が第13回)してきている。このうち2012年までは、3日間の開催で、海外からの発表・参加を積極的に呼びかけてきたが、2013年以後2日間に短縮し、国内が主体になっている。毎年ユーザ企業からの発表が多くあることが特徴である。(ほぼ)すべての発表で和文スライドと英文スライドを平行投影している。基調講演(一部)と、参加者投票による受賞発表(5編程度)が約3か月後にホームページに公開で掲載され、その他のすべての一般発表がホームページの「会員専用ページ」に掲載されている。協会には、4つほどの分科会が存在し、継続して活動している。
JP-09 ○ (株)アイデア (前古 護)
http://www.idea-triz.com/ 日本 和
役割: (e4) コンサルタント,
日本における最も活発なTRIZコンサルタント会社。QFD-TRIZ-タグチメソッドを推進。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.132003年にTRIZ専門のコンサルティング会社として開業し、企業内研修/コンサルティング、一般セミナーなどを活発に行っている。当初より、QFD-TRIZ-TM(タグチメソッド)を連携させた製品開発への適用/コンサルティングを特徴としてきた。現在のHP上では、IDEA流の科学的開発技法として、次の4つの連携を謳っている。シーズドリブン品質展開(SDCD、新規事業領域の開拓)、IDEA-QFD(既存事業領域における新製品開発)、IDEA-TRIZ(ブレークスルーを生む革新的な問題解決)、IDEA-TM(新しい解決策を最適に具体化)。TRIZ資料の無料ダウンロードができる(登録制)。また、Invention Machine社のTechOptimizer、その後の(IHS傘下の)Goldfire ソフトウェアの一次販売代理店をし、技法との併用を推進している。ユーザ企業での新製品開発への適用・推進実績が、日本TRIZシンポジウムなどでいくつものユーザ企業から発表されてきているのが、強みである。
なお、次の二つのブログもあったが、長らく更新されていない。
前古護社長のブログ: アイデア社長日記 ~今日も元気だ~ http://blog.livedoor.jp/n2ublog-00018/
桑原正浩氏のブログ: TRIZコンサルの「発明」的日常閑話 http://kuwatriz.exblog.jp/JP-10 ○ MOST(合) (山口 和也)
http://www7b.biglobe.ne.jp/~most/ 日本 和
役割: (e4) コンサルタント,
TRIZコンサルタント会社。QFD-TRIZ-タグチメソッド-AIを推進。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13山口和也氏は、九州松下電器(2003年社名変更:パナソニックコミュ二ケーションズ(PCC)) にて、2001年から、品質工学、TRIZ、QFDなどの科学的手法を用いて、開発プロセスの革新、経営品質の革新を率先指導した。2007年定年退職し、全社改革に加わった数名のOBメンバでコンサルタント企業MOST合同会社を興した。その理念は、「人工知能(AI)の時代(IoTや工場ビッグデータ)に対応した、画期的なイノベーションの方法を提案・提供する」こと。具体的には、「世界の技術3大ツール等(QFD、TRIZ、品質工学+MATLAB等の汎用技術)を上手に活用し、現状の研究、開発、設計、モノづくりのスタイルを、高効率型の業務推進スタイルに改善し、最大の成果を出すと共に、持続的成長軌道に乗せましょう」という。そのやり方は、各メンバーが書いた以下の著作に詳述されており、HPから無料でダウンロードできる(登録不要)。
(1)「品質を良くしたらコストは下がる(タグチメソッドのすすめ)」山口和也 (95頁)
(2)「ソフトバグの市場リワークを絶滅する方法(タグチメソッドのすすめ)」山口和也 (27頁)
(3)「後戻りしない設計が出来るぞ!(タグチメソッドのパラメータ設計)」濱田郁朗 (59頁)
(4)「ナンバーワン・オンリーワンの商品創りをいとも簡単に実現する方法(TRIZ)」松井清明(28頁)
(5)「画期的商品をいとも簡単に開発する方法 (QFD-TRIZ-TM と技術戦略、知財戦略)」山口和也(42頁)
(6)「目視検査を画期的に効率的に行う方法 (MATLABとタグチメソッド)」川野健一(30頁)
(7)「音響検査(聴音検査)を画期的に効率的に行う方法(MATLABとタグチメソッド)」川野健一(30頁)
(8)「幹部の為の確実に業績を上げる仕事術(「業績を上げる/成果を出す」とは部下を育成すること)」山口和也(31頁).
それぞれに力強いメッセージを含んだ印象深い資料である。(b) 標準書式 山口和也
サイト記述標準書式 WTSP (世界TRIZ関連サイトプロジェクト) (和文版: 2020/9/21 TN)
チーム名: JP (日本) サイトコード: JP-10 記述者: 山口和也 年月日: 2020/8/20 _
項 目
記 述
(記入法説明)
サイト名 **
MOST合同会社
サイトドメイン URL **
www7b.biglobe.ne.jp/~most/
サイトの所在
(国) **D- アジア jp – 日本
別紙のコード表を参照下さい
サイトの言語
**jp – 日本語
別紙のコード表を参照下さい
サイトの役割 **
(e4) コンサルタント, (a1) (献身的な/特化した)情報発信サイト;
別紙のコード表を参照下さい
評価 **
〇 世界WTSPカタログ集で重要なサイト (トップ100 中の程度)
別紙のコード表を参照下さい
マーク ◎〇□△− を使用1行紹介 *
適用フェーズ *
(c) 解決策生成フェーズ: (c1) アイデアの生成, (c2) 解決策の構築, (c3) 解決策の評価と選択
別紙のコード表を参照下さい
適用分野 *
(c) エンジニアリング (工学): (c1) エンジニアりング一般、(c2) 機械工学、(c3) 電気・電子工学、(c4) 通信・デジタル工学、(c5) システム・ソフトウエア工学、(c6) 化学・材料工学、(c7) 建築・土木工学、(c8) 運輸工学 (自動車、鉄道、船舶、航空など)、(c9) その他の特定分野の工学
別紙のコード表を参照下さい
方法 *
(b) ニーズと問題の発見: (b2) 品質機能展開 (QFD)、
(g) アイデア生成のツール: (g1) アイデア生成の典型的パターンの利用、
(h) 解決策を構築する方法: (h1) 設計の方法、
(j) 解決策を実装する方法: (j3) 製造、大量生産別紙のコード表を参照下さい
サイトの紹介
*当サイトは、難題を抱え悩んでいる、あらゆる分野の、企業や研究所に対し、コンサルティングをし、必ず解決へナビゲートする事で、クライアント企業の満足を勝ち得ているMOST合同会社のHPである。
常識を遥かに超える、有益な多数の本が無料でダウンロード可。 「貴方も 難題を100%解決出来る!」
是非HPを訪問し、ご一読後、行動に移され活躍される事を期待する。
自由書式、
5-10 行程度
より詳しい紹介の参照
別紙: 自由書式による詳細紹介記述 あり。
Site-Inro-JP-10-MOST.pdf随意提出の書式です
注記
推敲・拡張などの予定も書いてください
ノート: 各欄のスペースは必要に応じて調整下さい。
コード表は、「WTSP データベースシステム: 複数観点での索引付けの体系」のページを参照下さい。 https://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/eTRIZ/eWTSP/eWTSP-DatabaseSystem/eWTSP-CatalogSystem-IndexSchemes.htm (2020/6/11 TN).
** 必須項目, * 望ましい項目
(c) 詳細紹介: 「MOST 合同会社」 山口和也 2020年 8月31日
SiteIntro-D-jp-JP-10-MOST/SiteIntro-JP-10-MOST-full.html#SiteIntro1
(1) 特徴
(2) 私の経験・実績に基づく信念: 「あなたも、 難題を100%解決出来る!」JP-12 ○ アイディエーション・ジャパン(株). (上村輝之)
https://ideation.jp/ 日本 和
役割: (e4) コンサルタント,(e5) トレーニング組織,
TRIZコンサルタント会社。Ideation International社(米)と提携しており、特に特許分野に強みを持つ。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13Ideation Japan 社は、2010年に、弁理士である上村輝之氏が興したもので、米国のIdeation International 社から認可を受け、現在日本で唯一の提携関係にある。II社では、(1970年代以来のAltshullerの共同研究者であり)TRIZマスターであるBoris Zlotin, Alla Zusman らが、TRIZを積極的に拡張・深化させ、Ideation-TRIZ (I-TRIZ) と呼ぶ新しく大きな体系を作り上げている。その方法は、大きく分けると、発明的問題解決(IPS)、不具合分析(AFD)、Directed Evolution (戦略的世代進化、DE) の三つである。それぞれソフトウエアツールで支援されており、従来のTRIZよりもはるかに詳細に体系化された解法群(オペレータ体系)を持っている。Ideation Japan 社のサイトには、これらの方法への入門やメリットの説明が、分かりやすく記述されている。複数の小冊子がダウンロードでき(無料・登録制)、さらに入門セミナーのビデオ(14編、合計3時間余)が無料(登録不要)で視聴できる。I-TRIZおよびそのソフトツールのセミナー(無料/有料)をかなり頻繁に開催し、活発な普及活動をしている。
なお、2013年に一般社団法人 I-TRIZ推進協会(別掲)を設立し、I-TRIZ の民間資格の認定などの、普及活動のを強化を図り、各種の問題解決手法とI-TRIZの比較、およびブログを掲載している。
JP-14 ○ TRIZ塾 (黒澤慎輔)
http://www.trizstudy.com/ 日本 和、英
役割: (a1) (献身的な/特化した)情報発信サイト;
アルトシュラーおよびMATRIZのロシア語文献の和訳紹介を掲載。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13このサイトの趣旨は「日本語で本格的にTRIZを学びたい人のためのサイト」である。その管理人は黒澤慎輔氏(元産業能率大学)で、ロシア語が堪能で、90年代からずっとTRIZの研究と普及をしてきている。このサイトの大きな特徴は、アルトシュラーによるTRIZの原論文を多数ロシア語から和訳して掲載していること。また、国際TRIZ協会(MATRIZ) などでオーソライズされた資料(MATRIZレベル1 TRIZ教科書、TRIZの知識体系(TRIZ BOK) など) を和訳している。その他にも、現代のTRIZとして、TRIZによる教育関連の諸論文の紹介がある。TRIZの入門として素晴らしいのは、著者自身が簡潔にまとめた「今日から使えるTRIZ 16ステップ」という解説兼ワークシートである。問題に取り組むプロセスとして、考えていく観点を順次「問題・課題・理想、状況・着眼点、発明原理、資源、方策・矛盾、アクションプラン」というように(大きく6ステップ、全体で16サブステップで)整理している。各サブステップに考えるべきことをワークシートとして示し、説明と例を平行して書き、また一つの課題についての一貫した例を示している。たしかに、自習でも「今日から使える」かもしれない。
JP-18 ○ ものづくり.com (熊坂 治)
https://www.monodukuri.com/ 日本 和
役割: (e7) ネットワーキング/マッチング組織
ユーザニーズ(60項)から多様な方法(108項)への関係を示す独自の「ものづくりマトリックス」をベースにした、活発なポータルサイト。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13このサイトは、ものづくりのための課題(を持つ企業など)と、それを解決する優れた方法(を持つ専門家たち)とを、結びつける仕組みを作った、素晴らしいポータルサイトである。その土台は、熊坂治氏が、パイオニア社在職中にこつこつと作った「ものづくり工学マトリクス」である。縦にものづくりの課題60項(企画7、開発・設計15、生産22、市場品質6)を並べ、横に解決技法118種(戦略系技法9、TRIZ 8、USIT 1、品質工学8、など)を並べて、その適用性・有効性を4段階(3,2,1,0)評価で示した。同氏は定年退職後、2012年にこの「ものづくり.com」のサイトを始めた。まず、多数の専門家(現在138名)の協力・登録を得て、技法とその使い方の解説記事(現在1600件、各2-3頁)、教材(490編)、適用事例(950件)を掲載している。利用者は、60項目の課題群から自分の課題を選ぶと、有効な技法(その解説と適用事例)を読むことができる。また、公開で質問すると、専門家の誰でもが回答を公開で返してくれる。これらはすべてユーザには無料(一部は登録制)であり、他にセミナーや個別コンサル(有料)がある。サイトは登録専門家の年間協賛金と成果報酬で運営されており、専門家にとってそれだけのメリットがある。最近は、中小企業庁の「ものづくり補助金」への申請支援のサービスも始めている(有料)。これらの情報の蓄積と適切な仕組みにより、年々活発なサイトになっている。
JP-02 □ (旧)日本TRIZ協議会 公式ページ
http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jlinksref/JapanTRIZ-CB/JapanTRIZ-CB.html (和文) http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/eTRIZ/elinksref/eJapanTRIZ-CB/eJapanTRIZ-CB.html (英文) 日本 和、英
役割: (b1) (献身的な/特化した)協会
日本のTRIZ推進のための全国組織で、日本TRIZ協会の前身。日本TRIZシンポジウム2005-2007を開催。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.132005年に、日本のTRIZの推進のために、TRIZのユーザと推進者たちが大同団結して有志で作った初のTRIZ全国組織。第1回(2005)〜第3回(2007) のTRIZシンポジウムを主催し、その記録・講演資料などをWebに掲載している。2 007年末にNPO法人日本TRIZ協会(別掲)となり役目を終えた。Web情報は『TRIZホームページ』内で継続して閲覧できる。
JP-07 □ サイバネットシステム (株)
http://www.cybernet.jp/ 日本 和、英
役割: (e3) ディーラー,
システムインテグレーション企業で、(IM社を併合した)IHS社のGoldfire Innovator ソフトのディーラー。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.132007年より、米国Invention Machine 社の日本総代理店。(TRIZソフトツールTechOptimizerの後継である)ソフトツールGoldfire Innovator の販売をし、セミナーなどを行う。Goldfireは、膨大な(特許だけでなく)科学技術情報全般へのアクセスと意味検索が可能であり、問題解決のためのTRIZの各種技法よりもさらに広い範囲の、調査・研究や知識共有・管理に適用できる。2012年にInvention Machine社はIHS傘下に入り、 世界のより大きな情報資源の活用が期待されている。このホームページでは、Goldfire の機能、使い方、多数の顧客事例、「Goldfireで何ができるか?」という(毎月の)コラム、サポート情報などがあり、充実している。ユーザ企業を集めて、2009〜2011年にInvention Machine ユーザカンファレンス、2013〜2017年にGoldfire イノベーションフォーラムを開いている。
JP-16 □ ぷろえんじにあ (粕谷茂)
http://www.proengineer-institute.com/ 日本 和
役割: (e4) コンサルタント,(g3) 知識共有,
TRIZ/USITを紹介する多数の記事(特にTRIZの40の発明原理の多様な例)を掲載している。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13粕谷茂氏は、ソニー、富士ゼロックスを経て、2006年に「ぷろえんじにあ」を設立。そのサイトは、「 TRIZ & 差別化技術開発支援」を謳っている。それは、TRIZの使い方だけでなく、新技術・製品の開発、仕事の進め方変革、研究・技術者の人財開発などを支援しようとする。サイト内は膨大な情報をコンパクトにぎっしり詰めてある。各種セミナーの要約資料、新聞・雑誌での掲載記事、いろいろな企業人からの質問・問題提起に対する回答(「ものづくり.com」(別掲)でのQ&Aコーナーに掲載、40編余)など興味深い。また、TRIZの40の発明原理について、全サブ原理の図解事例、IT/SW分野、化学分野、生物分野の各事例集があり、簡便に動く矛盾マトリックス(古典版)もある。課題のキーワードと機能・属性のキーワードを指定してGoogle検索すると、TRIZのEffectsデータベースと同様の情報が得られるというのも、面白い。末尾に複数のTRIZ活用事例が説明されている。全体として、多くの示唆を与えてくれるサイトである。
JP-17 □ アイデアプラント (石井力重)
https://ideaplant.jp/ 日本 和
役割: (e4) コンサルタント, (e2)ソフトウエア/ツール開発者
独自にデザインした諸ツール(小道具)を使って、アイデア生成の諸方法を推進している。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13「アイデアプラント」は、「アイデアの種を大きく育てる場」と言う意味を込めて、石井力重氏が2005年に仙台で作ったグループである(「宮城TRIZ研究会」として活動したときもある)。2009年に「アイデアプラント」を事業化した。創造的な人や組織を育てるために、アイデア発想を豊かにする方法、プロセス、ツール(小道具)を考案、実践、普及を続けている。TRIZの40の発明原理をやさしくした「智慧カード」、ブレーンストーミングをやりやすくする「ブレスター」などを生みだした。「アイデア発想支援のワークショップ」を、諸企業、大学・高校、地域などで開催し、その生き生きしたやり方が好評を得ている。その活動は全国(および一部海外)におよび、主ブログ「石井力重の活動報告」に逐一詳細に報告している(他に、Facebook, Twitter, YouTube, SlideShare など沢山の媒体を活用している)。同氏のワークショップのやり方や発想の考え方がよく分かるのが、「アイデア創出の技術(ミニレクチャ&ワークショップ)」という、2018年2月の5時間ワークショップのスライド(104枚)である https://www.slideshare.net/ishiirikie/5-88358296。絵ごころとデザインセンスが、同氏の一つの魅力である。
JP-29 □ MEMODAS サイト (長谷川 公彦)
http://www.memodas.jp/ 日本 和
役割: (e2)ソフトウエア/ツール開発者
アイデアを生成・拡張するためのソフトツール(一つのアイデアの周りの8つのセルを、フラクタル状に拡張)を開発。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13長谷川公彦氏が開発した図解思考法であり、ソフトツールにもなっている。PC画面上に、1枚のカードを中心にして、8枚のカードを放射状に配置し、情報(アイデアなど)を関連付けながら、発散拡張するところに特徴がある。枝のカードを新しい中心にして、再び関連カードを書き、好きなだけ、好きなように拡張(そして関連づけによる整理)ができる。文と図を併用する、垂直思考と水平思考を併用することによる脳の活性化が長所であるという。
(B) TRIZ周辺サイト -----------------------------------------------------------------------
P-36 ○ アイデアマラソン研究所(樋口健夫)
http://idea-marathon.net/ 日本 和
役割: (e1) 方法開発者, , (e5) トレーニング組織,
「毎日1つ(以上)のアイデアを作り、書き留めていく」という単純な習慣の訓練で、創造性を涵養する方法を確立し、普及させている。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13「アイデアマラソン」というのは、樋口健夫氏が編み出し、実践・普及させてきた方法で、「毎日一つ以上のアイデアを考え、ノートに記録していく」。同氏は三井物産での海外駐在(サウジアラビアなど)中に、営業のアイデアを出す努力からこの方法を身につけた。方法は簡単で、「毎日15分程度の時間を取り、どんなテーマでもよいからアイデアを考え、常時携帯のノートに書きつけていく。毎日続けること、連番をつけること、簡単な文に図をつけるとよい。」毎日することで、脳が活性化し、習慣づけられ、好奇心や自信ができ、創造性が身についてくる。同氏の実践は30年以上欠かさず続いていて、毎日アイデア50件のペースという。沢山の企業での(企業ぐるみの)導入、大学での実践、いくつもの幼稚園や小学校での実践、さらに海外での普及などの素晴らしい実績がある。導入時に毎週のメールサポートなどがあり、定着のための工夫がある。
JP-19 □ 科学技術情報発信・流通総合システム (J-STAGE)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja 日本 和、英
役割: (f3) レポジトリ,
日本における科学技術情報を収録した電子ジャーナルの公的プラットフォーム。文部科学省配下のJSTが運用している。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13J-STAGEは、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が構築した日本の科学技術情報の電子ジャーナル出版を推進するプラットフォームである。国内の学協会および研究機関が発行する 2,000誌以上のジャーナル、会議録、解説誌などの学術的な出版物を、(主要なジャーナルは創刊号まで遡って)最新号まで網羅的に掲載している。閲覧登録は無料で、各論文のアブストラクトと第1ページは無料公開されている。論文の全文は、ジャーナルにより、フリーに閲覧・ダウンロードできるものと、学協会ごとの認証が必要なもの、個別論文を購入できるものがある。J-STAGEのサイト内検索で「TRIZ」でヒットしたものは291件(以前に発行された論文で、今後新しく公開されるものもある)。大事な情報源として今後注目するとよい。
JP-24 □ 第一考舎 (片平彰裕)
http://dai1kousha.html.xdomain.jp/ 日本 和
役割: (i3) 個人的ウェブサイト, (e2)ソフトウエア/ツール開発者
「札寄せ」ソフトツール(アイデアを作り、拡張し、整理するための、効果的な図的思考のツール)を開発。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13 ; 片平 2024. 1.30片平彰裕氏が2013年以来構築し発展させているサイト。「考える」という行為は「考作」(その人にとって役に立つ考えを思いつくこと)と「評価・判断」との2段階からなる繰り返しであると、著者はいう。そして、「もっとうまく考作するにはどうすればよいか」を模索しているのがこのサイトである。考える方法についての論考が独自の考察・記述であり、興味深い。最近は、キーワードや短文のラベルを(Excel画面上で)自由に並べ替えて考察する「札寄せ法」のツールを開発し公表している。なお、『TRIZホームページ』(別掲)上にも、そのツールの紹介と応用事例を多数紹介している。
[追記: 片平 (2024. 1.24): 2024. 1.11 にサイトを移動しました。新URLは、https://dai1kousha.cloudfree.jp 。
キーワードや短文のラベルを自由に並べ替えて考察する「札寄せ法」のツールとして、WindowsのExcel画面上で動作する「札寄せ用具」と、Javaで動作する「ふだメモ」を開発し公表している。](b) 標準書式 片平彰裕
サイト記述標準書式 WTSP (世界TRIZ関連サイトプロジェクト) (和文版: 2020/9/21 TN)
チーム名: JP (日本) サイトコード: JP-24 記述者: 片平彰裕 年月日: 2024/1/24 _
項 目
記 述
(記入法説明)
サイト名 **
第一考舎
サイトドメイン URL **
https://dai1kousha.cloudfree.jp/ (新、2024.1.11)
サイトの所在
(国) **D- アジア jp – 日本
別紙のコード表を参照下さい
サイトの言語
**jp – 日本語
別紙のコード表を参照下さい
サイトの役割 **
(i3) 個人的ウェブサイト, (e2)ソフトウエア/ツール開発者
別紙のコード表を参照下さい
評価 **
□ 世界WTSPカタログに掲載の価値あり
別紙のコード表を参照下さい
マーク ◎〇□△− を使用1行紹介 *
「もっと上手く考えるには、どうしたら良いか」、「役に立つ考えを、いかに速く思いつけるか」に関するWebサイト。
適用フェーズ *
(b) 問題発見と分析のフェーズ、 (c1) アイデアの生成,
別紙のコード表を参照下さい
適用分野 *
(a) 一般的/汎用的 、 (b) 科学 、 (c) エンジニアリング (工学)、
(d) 生物学と医学分野、 (e) ビジネス分野 、 (f) 社会的問題、 (g) 人間的問題別紙のコード表を参照下さい
方法 *
(b) ニーズと問題の発見 、 (d) 創造的思考、 (g) アイデア生成のツール
別紙のコード表を参照下さい
サイトの紹介
*当サイトは、適用分野を問わず「その人にとって役に立つ考えを思いつくこと」すなわち考作に関する研究結果や考作を助ける道具、言い換えれば、自分自身で物事を考えるための思考方法とソフトウェアツールについて掲載しているWebサイトである。
自由書式、
5-10 行程度
より詳しい紹介の参照
別紙: 自由書式による詳細紹介記述 あり。
随意提出の書式です
注記
推敲・拡張などの予定も書いてください
ノート: 各欄のスペースは必要に応じて調整下さい。
コード表は、「WTSP データベースシステム: 複数観点での索引付けの体系」のページを参照下さい。 https://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/eTRIZ/eWTSP/eWTSP-DatabaseSystem/eWTSP-CatalogSystem-IndexSchemes.htm (2020/6/11 TN).
** 必須項目, * 望ましい項目(c) 詳細紹介: 「第一考舎」 片平彰裕 2024年 1月24日
SiteIntro-D-jp-JP-24-Dai1kousha/SiteIntro-D-jp-JP-24-Dai1kousha-full.html#SiteIntro
JP-37 □ (株)ネットマン (永谷研一)
http://netman.co.jp/ 日本 和
役割: (e4) コンサルタント, (e5) トレーニング組織,
特に(どんなテーマ・分野でも)教育・訓練を受けたものが確実に定着する方法を強調している、コンサル・トレーニング組織。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13永谷(ながや)研一氏は、2001年以来、携帯端末を活用したアクティブラーニングのシステムを開発・販売してきている。その中で、いろいろな学習や研修を定着させることが大事と考え、その「方法」を考え・開発してきた。PDCAがうまく回らないのは、孤立するからだと考え、PDC-F-Aとするとよい。すなわち、「P(目標設定)、D(行動習慣)、C(内省)、F(フィードバック、吸収)、A(行動改善)」とするとよい。そして、この方式をサポートするソフトシステムを作り、米国と日本で特許を取った。さらに最近、「できたことノート」といって、「毎日その日にできたこと(3件程度)をメモしていく。毎週末にそれを見て一週間を振り返る」ことを勧めている。これにより、積極的な心と良い習慣が身についていくという。研修から行動への定着にも、このような「方法/技術」があるのだ、という。注目すべきことと考えます。
JP-39 □ (国立研究開発法人) 科学技術振興機構 (JST)
http://www.jst.go.jp/EN/ 日本 和、英
役割: (c2) 国家的組織,
文部科学省のもとで、科学技術の推進を担っている国の組織。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.131959年設立の日本化学技術情報センター(JICST)と、1961年設立の新技術開発事業団(JRDC)とが、1996年に統合されて科学技術振興事業団(JST)となり、2015年から現在の国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)となった。文部科学省の管轄の下で、科学技術基本計画を推進する国の中枢センターの役割を持つ。事業内容は広範であり、その目標を「未来を共創する研究開発計画を立てる」、「知を創造し、経済・社会的価値へ転換する」(研究開発の推進、情報基盤の強化など)、「社会との対話を推進し、人材を育成する」としている。日本の研究開発の方向付けを行い、戦略目標に沿った多様なプロジェクト(CREST、さきがけ、ERATOなど)を組織・予算化しており、動向が注目される。これらのプロジェクトを通じて、JSTはイノベーションのための「ネットワーク型研究所」を実現しているのだという。別掲のJ-STAGE、産学官の道しるべも参照されたい。
JP-40 □ NEDO: 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 http://www.nedo.go.jp/english/ 日本 和、英
役割: (c2) 国家的組織,
経済産業省のもとで、研究開発の企画・推進を担っている国の組織。先端的な研究開発プロジェクトを指導・資金提供している。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13経済産業省の管轄下にある、日本最大級の公的研究開発マネジメント機関。(1970年代のオイルショックを受けて)1980年に新たなエネルギー開発の先導役としてNEDOが設立された。後に(1988年)産業技術研究開発の業務を追加、新エネルギー・産業技術総合開発機構となる。2015年より、国立研究開発法人。事業分野は、(a) 再生可能エネルギー、省エネルギー、環境技術など。(b) 産業技術では、機械システム、電子・情報通信、材料・ナノテクノロジー、バイオテクノロジー、の諸分野がある。産業界、国立研究機関、大学などの連携を図り、大規模な研究開発プロジェクトを推進・管理している。HPにはこれらの事業の計画や報告が掲載されている。
JP-42 □ 日本創造学会
http://www.japancreativity.jp/english/ 日本 和、英
役割: (b2) (献身的な/特化した)学会,
1979年創立の学会組織で、教育・心理・産業・社会などでの創造性の開発・啓発をテーマとする。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.131979年創立で、日本学術会議に認定されている(創造性の分野で唯一の)学術団体である。創造性教育、心理、技法、応用、企業内適用、社会活動などに跨がる広範な活動をしている。論文誌を毎年発行し、秋に研究大会を開催している。TRIZ関連で創造学会に入っているメンバーが十数名あり、論文誌や学会で発表している。
JP-43 □ (一般財団法人) 日本科学技術連盟 (略称: 日科技連)
http://www.juse.or.jp/english/ 日本 和、英
役割: (b1) (献身的な/特化した)協会
1946年以来、日本における品質管理運動(QC, TQC, TQMなど)を主導してきた。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13(戦前からの継承もあるが) 1946年に設立された(1962年科学技術庁認可の公益法人、2012年に一般財団法人)。戦後日本の品質管理運動 (QC、TQC、TQMなど) の中心組織。経営管理技術の普及を目的として、広く事業を展開している。このサイトの事業内容の教育・研修に関する「カテゴリ」には、次の項目がある。TQM・品質管理、統計的品質管理、問題解決・未然防止、部門別スキル、QCサークル(小集団改善活動)、ソフトウエア品質、信頼性・保全性・安全性・R-Map、医療統計・医薬関連、ISOセミナー。TRIZと関連する領域が多いが、TRIZへの直接の言及はないようだ。
JP-44 □ (一)日本品質管理学会
http://www.jsqc.org/en/ 日本 和、英
役割: (b2) (献身的な/特化した)学会,
1970年創立の学会組織で、品質管理の方法とその適用の研究をテーマとする。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13「品質管理の一層の発展と学理の探求を目指して」、1970年に設立された。正会員2,400名、賛助会員215口。学界だけでなく、種々の職種の産業界からの加入も多いとのこと。TRIZをきちんと取り上げたページはないようだ。
JP-45 □ (社) 日本バリューエンジニアリング協会 (略称: 日本VE協会)
https://www.sjve.org/eng/ 日本 和、英
役割: (b1) (献身的な/特化した)協会
VEは機能/コストに焦点を当てたシステム設計を目指す。VE協会内の東西2グループが、TRIZの研究と適用のために活発に活動している。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13VE(バリューエンジニアリング)は、システムの機能/コストに注目して、設計(解決策)を考える点でTRIZと親近性がある。VE協会の中では、東日本支部、西日本支部ともに、TRIZに関連した研究活動が継続的に行われてきた。東日本支部R&D研究部会での最近の二つの資料の発刊(無料)が注目される。『TRIZを活用した発想強化VE−VEにおけるTRIZの実用的な展開方法』(2016年5月、52頁)と『だれでも解決7つ道具−課題、困りごとを誰でもが解決できる』(2017年10月、スライド40枚)である。西日本支部でのTRIZ研究会の活動は、日本TRIZシンポジウムで数年にわたり発表されている。
JP-48 □ 旧(社) 発明協会、 現(公)発明協会、現(一)発明推進協会
http://www.jiii.or.jp/english/ 日本 和、英
役割: (b1) (献身的な/特化した)協会
発明を促進し、特許を普及させるために1904年に設立され、日本の全都道府県に支部を持って活動している。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.131904年 (明治37年)に発足し、1947年に「社団法人 発明協会」となる。発明の奨励と工業所有権制度の普及を事業とする。全国47都道府県に支部を持ち、会員約1万人。2012年に公益法人制度の改革に伴い、公益社団法人発明協会と一般社団法人発明推進協会とに分かれた。(公)発明協会が発明奨励振興および青少年創造性開発育成事業などを担当し、(一)発明推進協会が研修、図書刊行、調査研究などの事業を担当している。
JP-58 □ 北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科(国藤 進)
http://www.jaist.ac.jp/ 日本 和
役割: (d1) 大学,
創造的思考の方法の研究と教育が活発である。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13知識科学研究科 国藤 進(教授、1992-2017年、名誉教授2017 年-)。「人間の知の活動を支援するツールの研究開発」が一貫したテーマという。東工大で川喜田二郎の「移動大学」に参加して、KJ法を習得し、日本創造学会の創立(1978年)に関わったメンバーの一人という。富士通国際情報社会科学研究所、第五世代コンピュータープロジェクト、などを経て、1992年から北陸先端大教授、同副学長も務めた。
JP-59 □ 東京大学 工学部 i.school
http://ischool.or.jp/global/ 日本 和、英
役割: (d1) 大学,
東京大学の「知の構造化」センターに、2009年に創られた教育プロジェクトであり、イノベーティブなリーダの養成を目的とする。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13東京大学 知の構造化センター(堀井秀之教授)が主宰する教育プロジェクトで、イノベーション人材の育成を目的に2009年に設立された。イノベーションを、「技術革新」ではなく、「人間の知覚や行動、習慣、価値観を揺さぶり、画期的かつ不可逆的な変化を生み出す営み」と捉え、「人間中心のイノベーション」を目指すという。全学(および一部他大学)の大学院生を中心に通年の参加者を募集し、レギュラー・ワークショップ(年間6回余)、スペシャル・ワークショップ、シンポジウム、イノトークなどで、多角的な学びと議論の場を持つ。基本方針の5項目は、「人間中心のイノベーション、創造的思考のための知の構造化、社会問題をイノベーションの機会へ、新しいリーダーシップの育成、リアルなエクスペリエンスを提供」。HPにはワークショップ報告などが逐一掲載されている。2017年夏にソニーの高木芳徳氏がTRIZの発明原理をベースにしたワークショップを行っている。
JP-60 □ 慶応義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科(SDM) http://www.sdm.keio.ac.jp/en/ 日本 和、英
役割: (d1) 大学,
イノベーション方法論の教育と訓練に関わっている、現在の日本で最も活発な大学院の課程である。
サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.132008年設立(研究科委員長 前野隆司教授)。科学技術領域、社会領域、人間領域を問わず、広く「システム」という共通の視座から問題に取り組む。システムの全体と部分の関係を的確に分析し、解決策を創造的にデザインして、着実にマネジメントする全体統合型の学問(SDM学)、とその実践を追及することを目指す。システム思考×デザイン思考を用いる。社会人大学院生も多く吸収して、活発な研究・教育・普及活動を行っている。
同 (2) TRIZ周辺サイト索引 |
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最終更新日 : 2024. 1.30 連絡先: 中川 徹 nakagawa@ogu.ac.jp