WTSPカタログの原稿: D-jp-JP-24-Dai1kousha | |
サイト詳細紹介
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片平彰浩、2024年 1月24日 |
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掲載: 2024. 1.30 |
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編集ノート (中川 徹、2024年 1月30日)
本ページは、WTSPカタログ(日本の部)の JP-24 第一考舎の片平彰裕 (あきひろ)さんのサイト紹介の原稿一式をまとめたものです。
正月明けの1月11日に、片平さんから、以下のサイト移転のメールをいただいたのが、きっかけです。
中川先生 ご無沙汰しています。片平です。
いつも『TRIZホームページ』更新情報を送って頂き有難うございます。 最近は、地震予知にも研究範囲を拡げられて、ますますご活躍の様子で敬服しております。さて本日(1月11日)に私のサイト「第一考舎」を下記に移転しました。 URL: https://dai1kousha.cloudfree.jp
第一考舎を移転したのは、次のような理由によるものです。
第一考舎は、当初JCOMのサーバー上で運用していましたが、JCOMのサーバーが終了してしまったために、
2016年7月からXdomainのサーバーに移転しました。 Xdomainのサーバーでは、URLがhttp://dai1kousha?でした。
このため、ブラウザによっては第一考舎を見ようとすると、「このサイ トは安全ではありません」と表示されることがありました。 https://dai1kousha?であればこのような警告は出ないのですが、残念ながらXdomainサーバーはhttps://に出来ない仕様でした。
ところが昨年、Xdomainの運営会社が、URLをhttps://に出来るシン・クラウドという別のサーバーを提供してくれることになったのです。 そこで早速、移転することにしました。これによって訪問者のブラウザと第一考舎間のデータ通信が暗号化されます。そのため第三者によって傍受・改ざんされる危険性が軽減されるので、 「このサイトは安全ではありません」と表示されることがなくなるはずです。
しばらくの間は、旧第一考舎に移転のお知らせを載せ、クリックすれば、 移転先に移動できるようにします。
本年も宜しくお願い申し上げます。 片平この機会に、サイトの詳細紹介一式 (a)(b)(c) をWTSPカタログ集の原稿として(ともかく和文で)書いていただくことをお願いし、片平さんが書いて下さったものです。カタログ集では、TRIZサイトよりも広い範囲の、TRIZ周辺サイトとして、世界に紹介(□)しています。
私は、2015年、2016年頃から片平さんのサイトに親しみl、片平さん作成の「札よせ」ツールを愛用して、自分の考えを広げ・まとめて、分かりやすく公表することに使ってきました。TRIZの関係だけでなく、皆さんご自身の考えをひろげ、まとめ、表現していくのに、きっと有効です。
英文ページ |
WTSPカタログ(日本の部) (a) (第三者による)サイト紹介 (中川 徹、2019. 7.13; 片平彰裕 2024.1.24)
JP-24 □ 第一考舎 (片平彰裕)
http://dai1kousha.html.xdomain.jp/ 日本 和
役割: (i3) 個人的ウェブサイト, (e2)ソフトウエア/ツール開発者
「札寄せ」ソフトツール(アイデアを作り、拡張し、整理するための、効果的な図的思考のツール)を開発。サイト紹介: (a) 中川 2019. 7.13 [追記: 片平 2024. 1.24]
片平彰裕氏が2013年以来構築し発展させているサイト。「考える」という行為は「考作」(その人にとって役に立つ考えを思いつくこと)と「評価・判断」との2段階からなる繰り返しであると、著者はいう。そして、「もっとうまく考作するにはどうすればよいか」を模索しているのがこのサイトである。考える方法についての論考が独自の考察・記述であり、興味深い。最近は、キーワードや短文のラベルを(Excel画面上で)自由に並べ替えて考察する「札寄せ法」のツールを開発し公表している。なお、『TRIZホームページ』(別掲)上にも、そのツールの紹介 と応用事例 を多数紹介している。
[追記: 片平 (2024. 1.24): 2024. 1.11 にサイトを移動しました。新URLは、https://dai1kousha.cloudfree.jp 。
キーワードや短文のラベルを自由に並べ替えて考察する「札寄せ法」のツールとして、WindowsのExcel画面上で動作する「札寄せ用具」と、Javaで動作する「ふだメモ」を開発し公表している。]
WTSPカタログ(日本の部) (b) サイト主宰者によるサイト紹介 (標準書式) (片平彰裕、2024. 1.24)
サイト記述標準書式 WTSP (世界TRIZ関連サイトプロジェクト) (和文版: 2020/9/21 TN)
チーム名: JP (日本) サイトコード: JP-24 記述者: 片平彰裕 年月日: 2024/1/24 _
項 目
記 述
(記入法説明)
サイト名 **
第一考舎 (片平彰裕)
サイトドメイン URL **
https://dai1kousha.cloudfree.jp/ (2024. 1.11 に移動した新URL)
サイトの所在
(国) **D- アジア jp – 日本
別紙のコード表を参照下さい
サイトの言語
**jp – 日本語
別紙のコード表を参照下さい
サイトの役割 **
(i3) 個人的ウェブサイト, (e2)ソフトウエア/ツール開発者
別紙のコード表を参照下さい
評価 **
□ 世界WTSPカタログに掲載の価値あり
別紙のコード表を参照下さい
マーク ◎〇□△− を使用1行紹介 *
「もっと上手く考えるには、どうしたら良いか」、「役に立つ考えを、いかに速く思いつけるか」に関するWebサイト。
適用フェーズ *
(b) 問題発見と分析のフェーズ、 (c1) アイデアの生成,
別紙のコード表を参照下さい
適用分野 *
(a) 一般的/汎用的 、 (b) 科学 、 (c) エンジニアリング (工学)、
(d) 生物学と医学分野、 (e) ビジネス分野 、 (f) 社会的問題、 (g) 人間的問題別紙のコード表を参照下さい
方法 *
(b) ニーズと問題の発見 、 (d) 創造的思考、 (g) アイデア生成のツール
別紙のコード表を参照下さい
サイトの紹介
*当サイトは、適用分野を問わず「その人にとって役に立つ考えを思いつくこと」すなわち考作に関する研究結果や考作を助ける道具、言い換えれば、自分自身で物事を考えるための思考方法とソフトウェアツールについて掲載しているWebサイトである。
自由書式、
5-10 行程度
より詳しい紹介の参照
別紙: 自由書式による詳細紹介記述 あり。
随意提出の書式です
注記
推敲・拡張などの予定も書いてください
ノート: 各欄のスペースは必要に応じて調整下さい。
コード表は、「WTSP データベースシステム: 複数観点での索引付けの体系」のページを参照下さい。 https://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/eTRIZ/eWTSP/eWTSP-DatabaseSystem/eWTSP-CatalogSystem-IndexSchemes.htm (2020/6/11 TN).
** 必須項目, * 望ましい項目
(c) サイトの詳しい紹介 「第一考舎」 片平彰裕 2024年 1月24日
第一考舎は、考作に関する研究結果や考作を助ける道具、言い換えれば、自分自身で物事を考えるための思考支援ツールについて掲載している場所です。
▼ 考作とは
第一考舎では、「その人にとって役に立つ考えを思いつくこと」を考作と名づけています。
考作を言い換えると、問題に気づいても求める答えを、直ぐには思いつかないときに、「さぁ考えるぞ」と意識して考えることです。
▼ 第一考舎で扱う範囲
第一考舎で扱うのは考作ですが、これは考えるという行為の一部分です。
考えるという行為は、大雑把に言えば考作と評価・判断という二つの部分に分けられます。
一つ目は考作の段階であり「何を考えるのかを決めると頭に考えが浮かぶ」という段階です。
二つ目は評価・判断の段階であり「その思いついた考えが役に立つのかどうか、良いのかどうかといった評価、あるいはそれを他人に伝えるのかどうか、書くのかどうか、行動に移すかどうかといった評価・判断をする」段階です。
評価でダメなら考作しなおすし、実行した結果を評価してダメなら考作しなおすことになります。
このように考えるという行為には考作と評価・判断という二つの段階があり、更にその考えを実行する場合もありますが、第一考舎で扱うのは考作です。評価や実行に関しては、ほとんど触れません。
また、人間は、五感の中で視覚の情報を最も多く利用しているので、考作の中でも、視覚を活用するために図を利用する方法を特に「図考」と名づけました。
▼ 第一考舎が目指すこと
近年急速に進歩している脳科学などの最新の研究結果も取り入れて、考作を、より理想に近づけることを目指しています。
「もっと上手く考作するには、どうしたら良いか」、「役に立つ考えを、いかに速く思いつけるか」です。
「考える」あるいは「心」といったことについては、古く紀元前から哲学の分野で主に論理的に考え抜くことによって研究されていました。
その後19世紀に心理学が誕生し、科学的な実験や統計手法を利用して実証をしながら研究されるようになりました。
更に20世紀後半からは、認知心理学、認知科学、認知神経科学、情報工学、創造工学など様々な分野で研究されています。
しかし、このような研究が行われているにもかかわらず、いまだに心がどのようにして生じているのかや、なぜ自分の考えを意識できるのかなど、基本的なことも分かっていないのが現状です。
とはいえ、心や考え、そして記憶などの働きに関係している脳の場所や、脳神経細胞間のつながり方などが、少しずつ分かってきているので、それらの研究結果も利用しながら、「もっと上手く考作するにはどうしたら良いか」を模索しています。
▼ 第一考舎の構成
下記のように主題ごとに部屋を分けてあります。
1.更新情報 第一考舎の主な更新内容を記録してあります。
2.準備室 考作室や図考室に入る前の予備知識を集めた部屋です。
3.考作室 考作を助ける道具全般を探究する部屋です。
ブレインストーミングについて私の使い方も紹介しています。
4.図考室 図を利用して考作を助ける方法を題材とした部屋です。
図考の一つの方法として「札寄せ法」を紹介しています。
札寄せ法を行うためのソフトウェアツール「札寄せ用具」や「ふだメモ」もダウンロードできます。
札寄せ法とKJ法の違いや、札寄せ法とマインドマップの違いも紹介しています。
5.研究室 考作の原理探求や、考作を助ける方法の研究・開発、そして今までに先人が提案した様々な思考法は、
なぜその方法で考えると答えを思いつきやすくなるのかなどを研究する部屋です。6.資料室 参考にした書籍を一覧表にした部屋です。
7.迷想室 思いついた事を気ままに書いています。
以上
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最終更新日 : 2020. 9. 連絡先: 中川 徹 nakagawa@ogu.ac.jp