TRIZ教科書 (案内と資料) |
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『TRIZ 実践と効用 (3) 階層化TRIZアルゴリズム - 初心者から上級者までの図で学ぶ教材−』 の出版案内
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原著者: Larry Ball (米国) 原著(英語): ”Hierarchical TRIZ Algorithms" TRIZ Journal 連載(2005年5月〜2006年6月) |
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訳者: 高原利生 () ・ 中川 徹 (大阪学院大学名誉教授) 共訳 |
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掲載: 2014年 6月30日; 更新: 2014. 7.28; 2015. 4.25; 11.11; 2021. 1.28 |
編集ノート (中川 徹、2021. 1.28) 本ページは、出版の内容面を主体にするため、販売面の記述を削減しました。
販売形態や販売サイトなどが、年月とともに変遷し、本ページが分かりづらくなってきましたので、ここでできるだけすっきりさせることにしました。つぎのページをご利用ください。
『TRIZ 実践と効用』シリーズ 内容面の親ページ(販売面の副ページ) 『TRIZホームページ』内
『TRIZ 実践と効用』シリーズ 販売面の親ページ 「クレプス研究所 のサイト」内 http://crepsinst.jp/
編集ノート (中川 徹、2014年 6月24日)
(その1) 訳書の「はじめに(本書の構成)」(中川 徹、2014年6月22日) より
本書は、著者Larry Ball氏 (米国、Honeywell社所属) が独自の観点から分かりやすく整理しなおした、現代化TRIZの素晴らしい教科書です。同氏は1992年にTRIZに接して以来、さまざまなTRIZリーダたちの考えを吸収して、それらを独自に整理し直した新しい体系として、このTRIZの教科書を書いています。それは、イラストをふんだんに使った分かりやすいテキストであり、また柔軟に変化してきた(そしていまも変化している) 体系です。
本書の本体部は、Larry Ball 著 『階層化TRIZアルゴリズム』(2005年)の日本語版です。ただし、その前に、著者による日本での基調講演(2007年)の記録を置き、さらにその前に、このたび寄せられました著者による解説を序文として、置いています。すなわち、大きくは、つぎの三部構成といえます。
(A) 日本語版のための著者序文 (Larry Ball、2014年6月) [==> ]
その後の発展をも踏まえて、本書の目的・趣旨などを懇切に解説したものです。7頁。
(B) 序論: 日本TRIZシンポジウムにおける著者の基調講演 (Larry Ball、2007年8月) [==> ]
2007年8月末に、日本TRIZ協議会主催の第3回TRIZシンポジウムに著者を基調講演に招待したときの記録です。スライド33枚。同年11月に、このスライドに講演内容の文章をつけたものが著者から提供されました。大部の著書に込められている基本的な考え方を、分かりやすく要点を押さえて説明しています。紙数を抑えるために、本書では2スライド(ノート付)/頁で横組みで収録しました。(高原・中川訳)
(C) 本論: 『階層化TRIZアルゴリズム』 (Larry Ball著、2005年)(高原・中川訳、2006−2007年) [==> ]
全160頁の著書の和訳版です。原著はPowerPoint作成の横組みレターサイズ(ほぼA4)で、多数の図(イラスト)を含みます。その特長は副題のとおり、「初心者から上級者までの図で学ぶ教材」です。和訳はそのレイアウトも含めて忠実に訳しており、図を活かすためにカラー印刷で提供します。この本体の「はじめに」の章をお読みください。本体の章構成は、発明や問題解決における「意思決定の階層構造」に従っていますが、(はじめはとっつきにくいので)目次(およびダウンロード版でのPDFの栞機能)を活用ください。各章の最初に「簡易版」のページがあり、初心の方はその部分だけを全章に渡って読み進めることが薦められています。その後順次、各章の「詳細版」を読むとよいでしょう。なお、付録の章K・L・Mは補足ではなく、本体の数章から共通に参照するべきサブルーチン的な位置づけになっています。
内容面の紹介は、著者の序文 をお読みください。 [注: 著者序文は、TRIZ解説として独立ページに掲載しました 。]
(その2) 訳書の「訳者まえがき」(中川 徹、2014年6月22日) より
Larry Ball氏の貴重な教材、『階層化TRIZアルゴリズム』の日本語版を、このたび製本版およびダウンロード版として、出版できる運びになり、大変嬉しく思います。ここには、本書出版までの(日本側での)経緯を書いておきます。
(1) 著者Larry Ball氏がそのTRIZ教材を最初に公表したのは、2002年3月でした。WebサイトTRIZ Journal に、“Breakthrough Thinking”という膨大な本体資料とその解説とが発表されました。私はそれに注目し、解説の部分だけを和訳して、Webサイト『TRIZホームページ』(http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/)に掲載しました((2003. 3. 5))。
(2) 著者が大幅に改訂して、“Hierarchical TRIZ Algorithm”という新しいタイトルで、TRIZ Journal 上で2005年5月から連載を開始しました。毎月1章ずつで、2006年6月に連載を完了しました。連載開始の時点で、著者が全教材ダウンロード版の一括有償販売を行いましたので、私は早速入手しました。そして、著者の許可を得、また高原利生氏の協力を得て、『階層化TRIZアルゴリズム』という題名で和訳を開始しました。この教材の各章の「簡易版」のページをまず和訳して、2006年2月〜9月に『TRIZホームページ』に掲載しました。「詳細版」のページの和訳は2007年1月〜7月の掲載です。(これらはすべて無償公開です。)
(3) 2007年8月末の日本TRIZ協議会主催の第3回TRIZシンポジウムに Larry Ball 氏を招き、基調講演をしてもらいました。講演タイトルは「階層化TRIZアルゴリズム」で、スライドは同協議会のホームページ(『TRIZホームページ』内)に公開しています。この基調講演について、私が(シンポジウムの)「Personal Report」で紹介しました。また、同年11月に著者から基調講演スライドを文章できちんと解説したものが送られてきましたので、高原・中川で和訳し、『TRIZホームページ』に掲載しました 。
(4) 2007年9月に、Larry Ball 著、高原・中川訳の『階層化TRIZアルゴリズム』を(それまでずっと支援してもらっていました)創造開発イニシアチブ社(SKI、堀田政利社長)からCD-R版として販売を開始しました。2012年末に同社が廃業しましたので、その出版権を私が引き継ぎました。
(5) 2014年2月に私はクレプス研究所を興し、SKIから引き継いだ『TRIZ 実践と効用』シリーズの出版を再開しました。そしてこのたび、同シリーズの第3巻として、本書、Larry Ball著、高原・中川訳の『階層化TRIZアルゴリズム』日本語版を出版する次第です。
本書の出版・販売は、インターネット上のデジタルダウンロードサイトDLmarket.comのサービスを用い、ダウンロード版 (PDFファイル) と製本版 (ソフトカバー、本文カラーの印刷物、製本直送)の2形態で行います。一般書店では販売しませんのでご了解ください。具体的には、下記の4サイトを参照ください。
『TRIZホームページ』 (http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/)
-- 内容面での紹介、関連情報(適用・推進事例、関連技法、論文、学会、など)。公共サイト。クレプス研究所ホームページ (http://crepsinst.jp/)
-- 研究所の公式情報、出版・活動ポリシー、出版物一覧、セミナー情報など。クレプス研究所販売者ページ(https://www.dlmarket.jp/manufacture/index.php?consignors_id=10832)
-- DLmarketサイトでの出版物・販売物の一覧、購入手順などの案内。DLmarket サイト (https://www.dlmarket.jp/ )
-- サイトの紹介、商品検索、購入のしかた(デジタル版と製本版)、会員登録、支払方法、など本書の出版にあたり、原著者Larry Ballさん、元のSKI社堀田政利さん、共訳者高原利生さん、メッセージを寄せてくださった池田和康さんに、改めて厚くお礼申し上げます。
本書が、企業で製品開発、市場開発、そして問題解決一般に携わっておられる多くの方の参考になり、新しい指針とツールになることを、願っています。TRIZの新しい理解のためにも。
2014年6月22 日 千葉・柏にて 中川 徹
編集ノート (中川 徹、2014年7月28日)
本書第3巻の内容のうち、「初心者向け」の部分だけを抽出して、第3S巻『 階層化TRIZアルゴリズム (入門編)- 初心者のための図で学ぶ教材−』を作りました。著者があらかじめ指定していた、各章の導入部と「簡易版」の部分を集めたものです。B5、本文カラー56頁で、製本版1200円にして、初心者の方に読みやすく、お求めやすくなっています。
本件のチラシを作りました。知人・同僚の方への推奨、また、大学、会社、地域の図書館/図書室での購入検討などに、お使いいただけますと幸いです。TRIZの教科書・教材が全国のいろいろな図書館/図書室に備わっていることは、TRIZの普及の大事な鍵だと認識しました。(2014. 4.17; 更新 6.30)
本ページには、以下の情報をまとめておきます。
出版概要 (書誌情報、購入案内概要、)
著者序文と訳者まえがき(はじめに(本書の構成)、日本語版への著者序文 と 訳者まえがき、読者からのメッセージ)
本ページの先頭 |
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紹介 | 著者序文 | 訳者まえがき | 読者のメッセージ | 本書の目次 | |
『TRIZ 実践と効用』シリーズ出版案内 | (3S) 本書の入門編 | Ball 『階層化TRIZアルゴリズム』和訳連載 (2006-2007) | Ball 基調講演(2007年) 説明付きスライド | 英文ページ |
出版概要
出版案内 (中川 徹, 2014年 6月24日) [ダウンロードサイトに登録した紹介文です]
上記の表題のようなTRIZ教科書を、このたび電子書籍の形態で、翻訳・出版いたしました。どうぞご愛読下さい。
技術革新のための創造的な問題解決の技法「TRIZ」の『TRIZ 実践と効用』シリーズの第3巻です。 著者Larry Ball氏は、米国Honeywell社の技術者ですが、1992年にTRIZに接して以来、さまざまなTRIZリーダたちの考えを吸収して、それらを独自に整理しなおして、この現代化したTRIZの教科書を書いています。同社内で航空力学の技術者と製品開発・技術開発のTRIZ社内コンサルタントを兼任して、20年余のTRIZ実践・教育の経験をもっています。 この本の本体部は、『階層化TRIZアルゴリズム』という全160頁の教材で、2005年の原著、2006−2007年に和訳し『TRIZホームページ』(中川 徹編集)に連載したものです。図(イラスト)をふんだんに使った、懇切な説明の教材です。この図を活かすために、本文もすべてカラー印刷で製本しました。 日本TRIZシンポジウム(2007年)でのBall氏の基調講演の記録(和訳)、および今回の出版のための序文を、導入部として上記の本体部の前に掲載して読者の理解を図っています。 TRIZには多様な方法がありますが、著者はそれらを(製品開発・市場開発の一般的な諸方法とともに)一旦全部ばらして、一貫したプロセス・方法になるように組み上げなおしています。 その際に、各方法にはおのずと順番があると強調します(農夫は種を撒く前に土を耕す。これを逆順にしてはいけない)。製品を考える前に、市場(=「ある一つの仕事をしようとしている人々のグループ」)を考えよ、そしてどんな働きをするものを提供するのかを考えよ、といいます。このような、判断(決定)の順番があり、それが決定の階層構造をなす(上位の決定を待たずに(勝手に仮定して)下位の決定をしてはいけない)。この決定の前後関係を守った一貫した方法を、「階層化した」「アルゴリズム」だといっているのです。 TRIZのエッセンスである「矛盾の解決」についても、懇切に説明しています。特に、システムの一つの面に対して(正逆の)異なる要求があるという「物理的矛盾」の解決に関する記述が、沢山の事例をイラストで説明していて、非常にわかりやすくなっています。-- 読者から、「目が覚める思いだった」というメッセージをもらっています。 本書は、各章に導入と「簡易版」のページを置いて初心者に分かりやすく説明し、さらに各章の「詳細版」で一層豊富な説明をしています。この本の詳細な説明と独自の体系化は、(製品開発や技術開発の)上級者への充実した教材ですが、「本書も参考にして、あなた自身の考えで、方法の体系、一貫したプロセスを作ってみてください」というのが上級者への提言(挑戦)です。 本書は、DLmarketサイトで、製本版とダウンロード版の両方で販売します(書店には出していません)。製本版は、ソフトカバーB5版、本文カラー印刷、全208頁です。ネットワークで発注すると、オンデマンドで印刷製本され、購入者に直接届けられます。ダウンロード版は、製本版の全体を収録したA4サイズのPDFファイルが主体です(栞機能も付けました)。 どうぞ、ご愛読、ご活用ください。 ** なお、本書の内容のうち、「初心者向け」の部分だけを抽出して、第3S巻『 階層化TRIZアルゴリズム (入門編)- 初心者のための図で学ぶ教材−』を作りました。B5、本文カラー56頁で、製本版1200円です。 |
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表紙
チラシ(出版案内) 本書のチラシ(PDF) 本シリーズ全体のチラシ(PDF)
はじめに(本書の構成) (中川 徹) ==> 本ページの 編集ノート(その1)
日本語版への著者序文 (Larry Ball、2014年6月15日) ==> 独立ページ
訳者まえがき (中川 徹、2014年6月22日) ==> 本ページの 編集ノート(その2)
読者からのメッセージ (池田和康(積水エンジニアリング)、2014年4月15日) ==> 「読者の声」のページ
目次 『TRIZ 実践と効用 (3) 階層化TRIZアルゴリズム - 初心者から上級者までの図で学ぶ教材−』
はじめに (本書の構成) --------------------- 中川 徹 --------- i
日本語版への著者序文 ---------------------- Larry Ball -------- ii
本書の系図、 本書の目的、 決定の階層構造、 解決策の分岐、
本書のシリーズを最大限に活用する方法、 簡単さへの目標訳者まえがき ----------------------------- 中川 徹 --------- ix
読者からのメッセージ ------------------------ 池田 和康 ---------- x
目次 -------------------------------------------- -- xi
序章: 基調講演「階層化TRIZアルゴリズム」 (Larry Ball) ------------------- 1
基調講演の紹介 ----------------------------- 中川 徹 ------------ 2
基調講演 (スライドと講演) ---------- Larry Ball (高原利生・中川 徹訳)----- 8
TRIZ理論の明瞭化・修正、 ツール群の階層、 解決策指向の原因分析、
原因分析結果の利用法、 分離原理への追加、 まとめ
本論: 『階層化TRIZアルゴリズム』 ----- Larry Ball (高原利生・中川 徹訳)---- 29
はじめに --------------------------------------------------------- 33
はじめに、 フォーマットの目標、 決定プロセスの階層化、 TRIZの諸ツールの順序づけ、
解決策の分岐、 本書が生まれるまでA. 市場を発見する ------------------------------------------------ 36
はじめに、 持続している市場、 認識されていない市場、
簡易版: 市場とは何か、詳細版: 方法#1 認識されている市場、
方法#2 認識されている顧客で認識されていない仕事、
方法#3 認識されていない市場(製品やサービスが手が届く範囲外だから)、
方法#4 認識されていない市場(まったく新しい仕事)、
方法#5 認識されている市場も認識されていない市場も (市場を探している製品)、
そのシステムが働く市場区分を取り上げよB. システム機能を明確にする --------------------------------------- 48
はじめに、 機能に関する用語、 機能を正しく書くためのテスト、
簡易版: 主たる機能は何か? 仕様を創り出せ、詳細版: 主たるシステム機能を特定せよ、 新しく有用な機能を追加せよ、
主たるシステム機能を理想化せよ、
区分された市場のニーズを満たすために製品がどれだけうまく機能する必要があるか?C. 物理現象を特定する -------------------------------------------- 58
はじめに、 簡易版: 理想的効果?
詳細版: 主たる「変更」を特定せよ、 競合者が存在するか? 競争相手の製品から学べ、
新しい現象を使うべき時期か? 理想システムの「効果」D. システムオブジェクトを特定する ----------------------------------- 63
はじめに、 簡易版: 理想のオブジェクト?
詳細版: 物理現象を提供するオブジェクトを決定せよ、
「肯定的原因-結果ダイヤグラム」のルール(新しいシステムを創るために)、
様々な制御の考え方E. システムを単純化する(究極の理想解) ------------------------------ 68
はじめに、 究極の理想解(IFR)、 簡易版:
詳細版: システムの機能記述を創れ、 システムを単純化せよ、
残っている機能を究極の理想解(IFR)へ変換せよF. 主な問題は何か? ----------------------------------------------- 75
はじめに、 簡易版: 主たる問題を決定せよ
詳細版: 主たる問題を決定せよ、
もし問題がまだ分かっていないなら(ライフサイクル全体の検討)G. 何が問題を引き起こすか? ---------------------------------------- 79
はじめに、 簡易版:
詳細版: 何が問題を引き起こしているかがよく分からないなら、
理論を作れ、 理論を定量化せよ、 理論を検証せよ、
原因-結果ダイヤグラムのルール、 代替問題のパスのルール、 機能をリンクさせるルールH. 問題解決のためにノブを回せ -------------------------------------- 87
はじめに、 ノブの5つのタイプ、
簡易版: 問題を決定するためにノブを回せ(矛盾を生成せよ)、
解決策(極端にまでノブを回す)、詳細版: 矛盾を解決するためにノブを回せ(矛盾を形成せよ)、 ノブを大きく回すルール
I. 得られた矛盾を解決する ------------------------------------------ 93
はじめに、 矛盾のタイプ、 「物理的矛盾」と「矛盾表」の重視、
簡易版: 時間で分離する(どんな条件でその特性が存在する必要があるか?いつ…?)、
徐々に分離 (矛盾する特性が時間に沿って作られているか?)、
空間で分離 (どこでそれらの特性が存在しなければならないか(同じ時刻に)?
スケールによる分離(要素を分割あるいは複数化できるか?)、
方向による分離(異なった方向に相反する特性値が存在するか?)、
観点による分離(異なった見方で見ればどうなるか?)、
「場」の特性による分離、 物質と「場」の間での分離、詳細版: 矛盾を解決する、 再帰的に改良する(目標に達したか?大きなリスクが残るか?)、
矛盾表、 「場の一覧表」、
時間で分離する(どんな条件の下で矛盾した各特性は存在するのか?いつ…?)、
徐々に分離する(矛盾する特性を時間とともに増大させることができるか?)、
空間で分離する(同じ時刻に、その特性が存在するのはどこか?)、
スケールで分離する(要素を分割あるいは複数化(乗算)できるか?)、
方向で分離する(異なった次元[方向]で矛盾する特性があり得るか?)、
見方によって分離する(違う見方で見ればどうなるか?)、
場の特性によって分離する、
物質と場との間で分離するJ. 解決策を実現する --------------------------------------------- 128
はじめに、 簡易版:
詳細版: コンセプトを洗練せよ(アイデアを改善してつぎつぎに図に描け)、
個別の解決策をプロトタイプに(発明を実地のものにせよ)、 解決策を結合せよ、
特許を申請せよ、 公開テスト、 発明を売れ、K. 付録. 機能を理想化する ---------------------------------------- 137
はじめに、 最も理想的か?(IFR)、
詳細版: 理想のプロダクトとは何か? 理想の「変更」か?
可能性のある「効果」を特定する(物理現象)、
ツールの資源を特定する、 除去する、
検知/測定機能をIFR(究極の理想解)に変換するルール、
理想の「効果」/プロダクトか? 迂回パラメータ、 マーカ(目印)の利用、
「場の一覧表」、L. 付録. ノブの一覧表 --------------------------------------------- 161
はじめに、 ノブの一覧表: 存在、 オブジェクトの数、 位置または動き、 スケール、
オブジェクトの構造、 表面特性、 表面特性の一覧表、
バルクの特性、 バルクの特性の一覧表、
方向、 「場」の構造、 「場」を加えるまたは重ねる、
仲介者、 調節可能にする、 タイミング、 「場」の貯蔵の一覧表、 時間変化、
ノブの5つのタイプ、M. 付録. システムの進化 ------------------------------------------- 183
進化の段階: 段階1:部品と目的を決める、 段階2:悪い部品を除去する、
段階3:調節可能にする、 段階4:フィードバックを導入する、
段階5:新しい効果に移行する(古い効果はまだ存在するが…)、
新しい効果を採用すべきときか? 新しい効果が成熟の極みに向かって進む、進化の法則: 理想性の増大、 エネルギ経路を短くする、 経済的な圧力、
不均一なシステム発展、 システムに対する最も理想的な変化、 マクロからミクロへの移行進化のライン: 経路、 空孔(空隙)、 表面構造、 状態と場、 変化の連続性、 振動、
分割、 制御、 ダイナミック性(可動性)、 次元、 仲介者、 複数化のライン、N. 付録. その他 -------------------------------------------------- 188
カルチャ変化として必須のこと、
本書に影響を与えてくれた著作や教示の著者・理論家・実践家著者紹介、訳者紹介 ------------------------------------------ 191
Larry Ball 基調講演(第3回TRIZシンポジウム) の紹介 (中川 徹)
Larry Ball 基調講演「階層化TRIZアルゴリズム」(第3回TRIZシンポジウム、2007年) スライド+講演
Larry Ball 『階層化TRIZアルゴリズム』 和訳連載(高原利生・中川 徹訳)
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最終更新日 : 2021. 1.28 連絡先: 中川 徹 nakagawa@ogu.ac.jp