高原論文集: 第6集: [62] Book B5 V17 Index | |
高原利生 論文集(第6集) [62] 『永久に未完成の哲学ノート』 親ページ |
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掲載:2022. 1.14 |
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編集ノート (中川 徹、2021年10月29日)
本『TRIZホームページ』は、高原利生さんの研究の重要さに注目し、2003年以後の同氏の学術発表・研究ノートなどのすべてを収録・公開してきております。今回は『高原利生 論文集(第6集)』です。この4年ばかり、高原さんは今までの仕事を集大成することに注力され、『永久に未完成の哲学ノート』という題で著作の自費出版と推敲・更新を繰り返しておられます(『第6集』親ページ参照)。
その中の第17版(2021年8月末脱稿、11月までさらに何回か推敲)をここにHTMLページとして掲載いたします。現段階での高原さんの主著というべきもので、B5版全144頁の大作です。オリジナルな形でびっしり書かれたものをPDFで掲載しています。
またここには、スペースを気にしなくてよいWebページの利点を活かして、もう少し読みやすく中川が配置しなおしたものを、HTML版で掲載しました。この著作の全ページは膨大ですので、次のように分割したWebページにしました。
また、読みやすく、構文を明確にするように、次のように手を入れています。
原著の見出しの階層(5層くらいあります)を守っています。見出しをフォントサイズや色で分かりやすくしました。
原著の段落を守り、基本的に段落間に空行を入れました。
段落内の論理を明確にするために、(多くの場合に)一文ごとに行替えをしました。
文中で複数項目が(番号などを付けて)列挙されている場合には、文中で行替えと字下げを用いて、列挙項目を明確にしています。
列挙項目を ・(中黒)で示しているものは、(1)(2)などで置き換えました。本文は黒字。
著者が考察途中の状況や予備的な検討、未判断のことなどを注記した部分は濃青字。
文中の文献引用は青字で示す 例: [FIT2020]。
執筆/着想の日付けは緑字 例: 2120.03.20 .これらの処理が、切れ切れになって分かりにくい/煩わしいと思われる場合や、構文に疑義がある場合には、原文のPDF版を参照ください。
目次 (簡略版)
前書き
概要 第一部
概要 第二部
6
7
8
13
未完成の哲学ノート 第一部: 論理学、世界観、生き方
1.事実、基本概念、価値と思考
事実 ; 事実についてのいくつか ;
全体への態度と基本概念:仮説、オブジェクト・粒度・網羅 ;
思考が生まれる歴史と論理 ; 価値の全体と価値の実現:生き方の前提と準備 ;
思考の機能 ; 生きることの全体2.弁証法論理:矛盾モデルと論理的網羅思考
目的と定式化 ; 対象の解 ; 論理の解 ; 弁証法論理学
3.矛盾モデル(運動モデル)
矛盾(モデル)とは何か ; 矛盾の構造の発展 ; 小さな問題の認識と変更 ;
大きな問題の認識と変更 ; 矛盾の運動領域、矛盾の原動力 ; 矛盾の種類(まとめ)
4.論理的網羅思考の内容と方法
論理的網羅思考の内容:全体、本質への指向 ;
論理的網羅思考の方法:粒度決定と推論 ; 論理の原理48 5.対象化と一体化、自由と愛の統一による生き方
弁証法論理と歴史 ; 物々交換の開始以前 ; 物々交換の開始とその後
対象化と一体化の矛盾 ( 対象化の誕生; 一体化、その不十分な展開
対象化と一体化の歴史総括 ; 対象化と一体化の今後と、個と世界の多様化 ) ;
実現の課題 ; 実現の課題の検討61 付1 マルクス再考
「経済学・哲学手稿(草稿)」の4文 ; 「資本論」 ;
マルクスの長所、短所、展開すべきところ付2. 人類の統一理論
エネルギーの原理 ; 事実の論理的扱いと「論理」によらない微細な差異; 個々の統一理論 p.102
付3. 宇宙論理学とその前提
前提 ; あり得る宇宙人の論理の区分
99
104
未完成の哲学ノート 第二部: ポスト資本主義の準備
ポスト資本主義への態度 ; 世界観、常識と支配層 ; 政治のインフラストラクチャー ;
情報のインフラストラクチャー (マスメディア ; 人工知能) ;
教育のインフラストラクチャー108 大阪学院大学 中川徹 名誉教授による解説
後書き
謝辞と詫び辞
文献
高原利生論文集(4) 解題 抜粋
138
139
140
142
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[62G] 第二部 ポスト資本主義 | [62] PDF |
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最終更新日: 2022.1.14 連絡先: 中川 徹 nakagawa@ogu.ac.jp