日本TRIZ協会 のページ (『TRIZホームページ』内) |
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日本TRIZ協会主催 第6回日本TRIZシンポジウム 2010 (2010年 9月 9日〜11日、神奈川工科大学 (厚木市)) 後援: 神奈川工科大学 |
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計画発表、発表募集、発表者の皆さんへ、プログラム、アブストラクト、基調講演・テーマ講演等、 OTSMセミナー、参加者募集、会場案内、 | |
責任編集:中 川 徹 (大阪学院大学) ==> 開催後の記事・資料一式
注: 本ページは日本TRIZ協会の公式サイトの掲載情報にアクセスしやすくし、また、本『TRIZホームページ』内に掲載している各種の情報とのリンクを張って、より有効な情報提供を試みているものです。 |
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作成日: 2010年 2月22日; 更新日: 2010. 5. 3; 5.18; 5.30 ; 6.14; 7.11*; 7.25#; 8.8**; 8.16**; 9. 3*** |
For going back to the English page, press:
開催後の記事・資料の一式は、新しい別ページを参照下さい。 (2010.10.10)
第6回 日本TRIZシンポジウム 2010 計画概要 (掲載: 2010. 2.22; 6.14)
日時: | 2009 年 9月 9日 (木) 10:00 〜11日 (土) 17:00 [3日間] シンポジウム
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=> プログラム |
会場: | 神奈川工科大学 http://www.kait.jp/
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=> 会場
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主催: | NPO法人日本TRIZ協会 (理事長: 林 利弘 (林技術士事務所))
後援: 神奈川工科大学 |
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主題: | 新分野適用と普及拡大を目指して (New Fields and New Users !) (2010. 5. 3) | |
目的: | 創造的な技術革新の技法「TRIZ」とその関連分野での発表・討論・交流の場を提供する。 TRIZに関して、その技術レベルの向上と普及・推進・適用のしかたの向上に資する。 日本と世界のTRIZ関係者の交流を図り、TRIZの理解と普及を促進する。 |
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ねらい: | 発表および参加を広く (国内・海外から) 公募し、公開の会とする。 |
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公式言語: | 日本語 および 英語
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発表募集 | 一般発表を募集しています。 発表募集要項を参照。 (2010. 2.22; 6.14; 7.11)
発表者のための案内 (最終原稿の提出要領、当日の準備など) (2010. 6.14; 7.11*; 8.8**; 9. 3***) |
=> 発表募集 => 追加募集 (締切) * => 発表者への案内** => 最終原稿提出要領
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プログラム | プログラムを編成し、発表しました(2010. 6.14)。更新しました (2010. 7.11*)。再更新(2010. 8. 8**) ; 第四次公表 (2010. 9.3***) |
=> プログラム** |
発表形態: | 基調講演(80分)2件、チュートリアル(120分) 1件、テーマ講演(60分) 5件あり。 |
=> 発表形態 |
一般オーラル発表 (各40分、ダブルトラック)、 一般ポスター発表 (紹介と発表で合計 80分の予定、6〜8件程度並行 ) [100分に延長 *] [→ 第2日100分(6件)、第3日 70分(5件) (2010. 9. 3***)] |
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アブストラクト集 | アブストラクト集 (各件約1/3頁) を掲載しました。国内発表者分(和文)** 、 同 (英訳)** 、海外発表者分(英文)*** (2010. 6.14; 7.11*; 8. 8**; 9z 3***) | => アブストラクト*** |
Proceedingsの計画 | 「概要集」(印刷物): 各発表 1頁の Extended Abstract (説明つき) 、当日全員に配付 |
=> 論文集について |
基調講演、 チュートリアル、 テーマ講演 |
基調講演(1): Nikolai Khomenko (カナダ)「強力な思考の一般理論(OTSM)」 チュートリアル: 前古 護 (アイデア) 「TRIZを知ってみよう!」 テーマ講演(1): 「商品企画のためのTRIZの活用」 澤口 学 (早稲田大学) |
=> 基調講演# => チュートリアル => テーマ講演
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参加者募集: |
参加者を広く国内・国外から募集しています。[ なお、前回参加者 137名 (うち海外 19名) ]。 |
=> 参加者募集 |
会場 | 交通アクセス、周辺地図、駅から会場へのバス便***、会場内建物配置図***、 | => 会場 |
ホテル | 推奨ホテル: 厚木アーバンホテル (料金割引あり) | => ホテル |
参加費 | 参加費 (早期割引あり) | => 参加費 |
参加登録 | 参加登録: 指定書式で、TRIZ協会事務局まで。申込み宛先: info@triz-japan.org
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=> 参加登録 |
主要日程 | 2月22日 計画詳細および発表募集要項の発表 5月17日(月) 発表申込み (アブストラクト) の締切。 注: 追加募集: 6月30日(水) 締切
6月14日頃 発表の採否の連絡、プログラムの発表、参加募集要項の発表 7月16日 参加申込み早割の締切 7月26日 (月) 発表論文・スライドの最終原稿の提出締切 8月25日(水) 参加申込みの締切 |
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プレシンポジウムセミナー | 9月8日(水) 「OTSM-TRIZ 入門セミナー」 (講師: Khomenko) (東京) 開催決定、参加者募集 [2010. 6.14]
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=> プレセミナー |
準備組織と問い合わせ先 | 発表関係: sympo@triz-japan.org 参加登録その他一般: info@triz-japan.org |
=> 準備組織
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シンポジウム Webサイト | (A) 日本TRIZ協会 公式サイト http://www.triz-japan.org/ (B) 『TRIZホームページ』内の 日本TRIZ協会 公式情報ページ (このページです) |
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従来実績 | 第1回 (2005年) 〜 第5回 (2009年) |
=> 実績 |
開催案内のご挨拶 (理事長 林 利弘)
第6回TRIZシンポジウム 2010
開催の案内にあたって2010年 6月14日
NPO法人 日本TRIZ協会
理事長 林 利弘発明的問題解決理論TRIZは産業界の技術革新を強力にサポートする思想、技法、そして知識エンジニアリングツールとして、1996年に日本に 紹介されて以来、TRIZに関心を持つ国内ユーザにより多くの適用経験が蓄積され、現在ではソフトウェア問題やビジネス革新さらには子供達の創造性強化にも有効なものとして色々な場面での適用が行われています。
これまでに5回のTRIZシンポジウムを毎年開催してきました。 昨年はリーマンショックの世界的景気後退の中での開催でありましたが、42件の発表(うち海外から14件)と1件のチュートリアル、1件のプレセッションがあり、137名の参加者 (うち海外から19名)を得て有益なディスカッションと様々な交流ができました。
本年度も開催場所を昨年に引き続き首都圏とし、今回初めて大学での開催とし、地元神奈川県の御支援も戴き、神奈川工科大学(神奈川県厚木市下荻野1030、小田急線 本厚木駅下車 (新宿から急行1時間)、バス約25分)において9月9日(木)〜11日(土)の3日間開催致します。
本シンポジウムの発表申し込みは去る5月24日に締め切り、39件の発表(うち海外から11件、7カ国)と1つのチュートリアル(“TRIZを知ってみよう”初心者向け)および海外参加者を交えた1つのプレセッションを予定しています。
特に今回は「新分野適用と普及拡大を目指して」とのテーマのもと、5件のテーマ講演を設定するとともに、夜にはいくつかのテーマに対してのグループ討論も計画しています。また、本シンポジウムの関連企画として、日本ではまだ馴染みが薄いOTSM-TRIZについての入門セミナーを9月8日(水)に計画しています(OTSMは “General Theory on Powerful Thinking” に対するロシア語の頭字語であり、OTSM-TRIZは技術分野に限定せず、大規模で複雑な問題をも扱えるようにTRIZを発展させたもの)。
今回の基調講演はTRIZマスター Nikolai Khomenko 氏(カナダ在住)およびMahmoud Karimi氏(イラン革新・技術研究所副所長, イラン)の両氏にお願いしました。
Nikolai Khomenko氏からは、OTSM-TRIZの25年間の研究成果と今後の方向について講演戴き、Mahmoud Karimi氏からはイランにおけるTRIZの社会的普及活動についての講演を戴きます。また今回、主催者側で企画した5件のテーマ講演は下記の通りです。
@ TRIZ活用の知財戦略と実践
A 商品企画のためのTRIZの活用
B 教育とTRIZ: 新しい展望のために
C ソフトウェア、ITのためのTRIZの活用
D マネジャのためのTRIZ一方、一般発表の方も、大企業から中小企業、さらには各種教育研究機関、グループ・個人レベルでの各種取り組みや適用事例の発表、また技術分野中心の適用から非技術分野でのTRIZ適用と、本年も幅広い発表が予定されています。
このように今回の第6回シンポジウムは従来にも増して興味深いテーマが数多く発表されます。未曾有の景気後退からやっと回復の兆しが見えてきた今日、新しく飛躍していくには、未来を的確に読み解き、イノベーションの成功率を高めていくことが強く求められており、今回のTRIZシンポジウムもこのための有益なヒントを数多く与えてくれるものと確信しております。
TRIZの実践者・教育者、TRIZの適用普及を進めておられる方々、これからTRIZを始めようとされる方々に加えて、創造性を育む教育や研究に従事しておられる方々、知財やValue Engineeringに従事もしくは関心をお持ちの方々、開発・設計プロセスの改革に関心をお持ちの方々、次世代のイノベーションや新しいビジネスモデルを模索しておられる方々の参加も期待しております。日本TRIZ協会の会員でなくてもかまいませんし、これを機に会員になろうという方も大歓迎です。今回のシンポジウムが参加いただいた皆様の業務やビジネスの様々な場面で必ずやお役に立てることと信じています。
今回のシンポジウムの計画に当たっては、大学というネットワーク・パソコン環境の充実した場所で開催することの利点を活かし、従来500頁近いモノクロ紙ベースのプロシーディングを原則的にUSBベースの電子媒体化し、参加費の低廉化と発表スライドのカラー情報を利用できるように配慮しました。また、首都圏の方が各日日帰りでも参加できるように原則10時スタートのプログラム編成としました。まだまだ厳しい経済環境ではありますが、できるだけ多くの皆様と神奈川工科大学でお会いできることを楽しみにしております。
以上
一般発表の募集(掲載: 2010. 2.22; 追記: 2010. 6.14) ==> 詳細 PDF (305 KB, 11頁)
募集事項: 上記のシンポジウムの趣旨に沿った、オリジナルな研究・活動報告 (一般発表)。
一般発表の発表形態: オーラル発表とポスター発表 (著者の希望を考慮して、プログラム委員会で振り分けを決定します。)
オーラル発表: 基本発表時間: 発表30分 + 質疑応答 10分。ダブルトラック。
基本的に和英スライドを同時投影、一部に和文スライド投影だけのセッションを設ける。ポスター発表: 会場内のコーナーに分散して、複数 (6〜8件程度) 同時並行で掲示・発表。
比較的少人数での自由な質疑応答が可能。ボスターは全日程掲出予定。
紹介セッション (各人 3分で発表) あり、各ポスターセッションは(紹介と合わせて) 80分の予定。発表申込み提出書類:
A. 発表申込み書: | 著者代表連絡先、発表希望形態、テーマ分野、英訳の有無など。 | (指定書式 A: Word テンプレート (2010. 2.22掲載)) |
B. 和文概要: | 発表題目、著者 (所属)、200字程度の概要、説明文。全体でA4の1頁 | (指定書式 B: Word テンプレート (2010. 2.22 掲載)) |
C. 英文概要: | 英文の 発表題目、著者(所属)、英文概要。 A4 半頁 | (指定書式C: Word テンプレート (2010. 2.22 掲載) |
提出先: シンポジウム プログラム委員会 (中川 徹、 小西慶久) email: sympo@triz-japan.org
締切日: 2010年 5月17日 (月) 18:00 ** 限定した数の追加発表を6月30日まで受け付けます。(2010. 6.14)
一般発表の申込み締切を5月24日(月)まで延長しました。準備中の方は至急連絡下さい。(2010. 5.18)
招待と一般発表を合わせて計37件 (国内27件、海外10件) を受け付け、6月14日にプログラムを発表し、参加者募集を開始しました。なお、6月末締切で一般発表の追加募集をいたしますので、準備中の方は至急連絡下さい。(2010. 6.14)
7件の追加発表(うち海外6件)を受理し、6月末で発表募集を締切ました。(2010. 7.11*)
発表者のための案内 (最終原稿の提出など) (掲載: 2010. 6.14; 7.11*) ==> 詳細PDF (発表募集要項に追記したもの)
発表者への通知メール (採否決定、プログラム発表、最終原稿提出要領などの概要) (6月14日発信)
発表者への連絡メール(2) (プログラムの更新、最終原稿提出の依頼) (7月11日発信) (2010. 7.11*)
発表者への連絡メール(3) (プログラムの更新、準備状況) (8月8日発信) (2010. 8. 8**)
発表者ヘの連絡メール(4) (プログラムの更新、準備状況) (9月2日発信) 。詳細ページC 参照(2010. 9. 3***)最終原稿の提出要領: 提出締切 7月26日(月) 詳細 PDF* 参照。
提出書式のテンプレート:
最終原稿提出書 書式 A2 (一般オーラル発表用) MS Word
同 A3 (ポスター発表用) MS Word
同 A4 (テーマ講演用) MS Word
論文概要 (和文) 書式B テンプレート MS Word
論文概要 (英訳) 書式C テンプレート MS Word
(オプショナル) 論文 (和文) 書式 F テンプレート MS Word
(オプショナル) 論文 (英文) 書式 G テンプレート MS Word [海外発表者用 書式Dを使う] (書式掲載: 2010. 7.11*)提出先 Email: sympo@triz-japan.org [プログラム委員会 (国内受理担当: 小西 慶久)]
[もし、ファイルの合計容量が10MB を越える場合には、予め連絡下さい。 ]
[ もし、発信後3日すぎてもプログラム委員会から返答がない場合には、問い合わせ下さい。]当日の準備および発表の要領について: 詳細 同上 PDF
論文集 (USBメモリ、当日全員配付)、印刷論文集 (予約有料制、当日渡し)、Web掲載(後日)の計画 ==> 論文集について
プログラム (掲載: 2010. 6.14; 7.11*; 8. 8**; 9. 3***)
プログラムを編成しましたので、第一次計画として発表いたします。なお、今後、7月初、8月初、9月初に調整の予定です。(2010. 6.14)
追加募集7件を受理し、プログラムを再編成)しました (比較的軽い変更)*。(2010. 7.11*)
最終原稿の提出を受けて、プログラムを調整しました。ポスター2件取下げ他。(2010. 8. 8**)
8月下旬に、オーラル1件、ポスター1件の取下げがあり、調整しました。第3日は、ポスター発表を30分短縮し、全体を30分早く切り上げます。(2010. 9. 3***)プログラム骨子 (2010. 6.14, 7.11*; 8. 8**; 9. 3***)
プログラム一覧シート (PDF 1頁)*** (2010. 6.14; 7.11*; 8. 8**; 9. 3***)
プログラム詳細一覧表 (PDF 5頁)*** (2010. 6.14; 7.11*; 8. 8**; 9.3***)
前日に、東京で「Nikolai Khomenko: OTST-TRIZ 入門セミナー」を開催します。別途申込みが必要です。==> 別ページ
今回の会場は東京駅から2時間強、新宿から1時間半かかります。このため初日の正式開会は地方からの参加者の便を考えて13:00としました。また、朝は首都圏の参加者の便を考えて正式プログラムの開始を10:00にしています(首都圏、特に京浜地区の人は通いも可能です)。初日の10:00 からはチュートリアルを組みました。
今年は、基調講演を海外から2件招待し、チュートリアル 1件、そしてテーマ講演5件を国内で招待して、TRIZに新しい人にも、また経験のある人にも分かりやすくしています。一般発表も、国内・海外とも発表内容に随分と広がりができて、面白く、充実したものになってきています。特に第1日の午後は、分かりやすく興味深い実践例を集めて、TRIZに比較的新しい方にとってもスムーズに入れるものと思っています。
今年は会場 (大学) と宿泊 (本厚木駅周辺ホテル) とが離れていますので、インフォーマルな交流/人脈作りには意識的に励んでいただくようお願いします。初日午前のプレセッションでの予備討論 (ただし、チュートリアルと並行です)、初日夕方の夕食と交流会、第2日夕方のグループ討論の時間をご活用下さい。
アブストラクト集 (掲載: 2010. 6.14; 7.11*; 8. 8**; 9. 3***)
国内発表者 アブストラクト集 (和文) (PDF 11頁) ** 同 (英訳) (PDF 13頁)**
海外発表者 アブストラクト集 (英文) (PDF 頁)*** (2010. 7.11 追加発表あり*; 取下げ 3件あり (2010. 9. 3***))
論文集 (Proceedings) の計画 詳細項目一覧 (PDF)
名前 (媒体) | 時期 | 内容 | 版と言語 | 配付 |
(1) 概要 (Web) | 6月 | 概要 (各件1/3頁程度) | 国内発表は和・英、海外発表は英 | 協会Webサイトで公表 |
(2) 「概要集」(印刷) | 当日 | 概要と説明 (各件1頁) | 日本人版 (国内発表は和、海外発表は英) と 海外版 (全発表 英文) | 参加者全員に配付 |
(3) 「論文集」 (USBメモリ) | 当日 | 概要と説明、スライド、および論文 [提出、作成のもの全件] (PDF、他者コピー禁止) | すべての発表について、和文・英文のあるものすべて | 参加者全員に配付 |
(4)「論文集」(印刷) | 当日 | 概要と説明、スライドまたは論文 | 日本人版 (国内発表は和、海外発表は和訳/英) と 海外版 (国内発表は 英訳/和、海外発表は英) | 有償、申込み制 |
(5)「論文集」(Web) | シンポジウム後、詳細時期未定 | 概要と説明、スライド、および論文 (PDF) 。掲載項目詳細未定。 | 和文および英文。詳細未定。 | 協会Webサイトで公表、または会員限定開示。詳細未定 |
注: 今年の会場は、すべての聴衆席に電源タップとインターネットLANがあり、PCを持参いただけば、利用が可能です。
基調講演 (掲載: 2010. 2.22; 6.14; 6.18; 7.25#) ==> 詳細ページ
項目 |
講師 |
タイトル |
紹介 |
詳細ページ |
基調講演1 |
Nikolai Khomenko (TRIZ マスター、カナダ) |
OTSM(強力な思考の一般理論): |
ミンスク(ベラルーシ) 出身、TRIZマスター。クラシカルTRIZを根底から見直して、非技術の分野を含めて広い範囲で使えるものを目指したのがOTSM。複雑で大規模な問題の解決に適用できる。同氏はまた、子どものためのTRIZベースの創造性教育の世界的リーダ。 | |
基調講演2 |
Mahmoud Karimi (IIITS、イラン) | イランにおけるTRIZの普及活動: |
Google で、「TRIZ」についての検索を最も多数行っている国がイラン!! イランでは1998年からTRIZの導入を始め、非営利民間の研究所IIITS がリードして、TRIZの理解と普及を図った。TVを活用し、社会における認知度が極めて高いという。 |
なお、シンポジウム前日にKhomenko氏を講師に、 「OTSM-TRIZ入門セミナー」を東京で開催します ==> 別ページ (2010. 6.14)
チュートリアル
今年のTRIZシンポジウムでは、企業 (中小企業を含む) からの新しい人たちの参加を多く得たいと考えております。このため、初日の午前中 2時間で、TRIZに初めての人にも、TRIZの概要と意義とを分かっていただけるようにチュートリアルを用意しました。
項目 |
講師 |
タイトル |
紹介 |
チュートリアル |
前古 護 ((株)アイデア) |
TRIZを知ってみよう |
アイデア社は、日本全国のさまざまな分野の企業、大手から中堅・中小の企業まで、TRIZを本格的に導入・適用するためのサポートをしてきています。今回は、初めての方に向けて、(1) なぜTRIZが必要とされているのか、(2) どのように考えて発想するのか、(3) TRIZを使った優れたアイデアの出し方、について話します。具体的な考え方や実際の製品事例を通じて説明を進めます。 |
テーマ講演
今年の新しい試みとして、TRIZを活用するために重要な5テーマを選択し、それぞれに適任者を選んで講演を依頼しました。各テーマでは、講師自身の仕事だけでなく、広い視野から見て、TRIZに新しい人にも経験者にも分かるように、話していただくよう依頼しております。下記の紹介文は中川の文責です。各講師のアブストラクトは別紙を参照下さい。
項目 |
講師 |
タイトル |
紹介 |
テーマ講演 JI04 |
澤口 学 (早稲田大学) |
商品企画のためのTRIZの活用 - イノベーション創造型TRIZの構築 - |
日本の製造業が今後世界の競争の中でサバイバルしていくには、プロダクトイノベーションによって世界市場でフロントランナーになることがどうしても必要です。そのために、限られた経営資源を有効に活用して、効果的、体系的にプロダトイノベーションを行なう、商品企画の活動が重要です。TRIZは、技術進化の法則という考え方をベースにして、この課題に強力な方法を提供します。イノベーションを創造するためのTRIZの活用法を話します。なお、講師は、永年(学)産業能率大学でVEとTRIZの研究とコンサルティング活動を行い、今年の4月から早稲田大学大学院創造理工学研究科の教授に就任しました。 |
テーマ講演 JI05 |
山口 和也 (MOST合同会社) |
マネジャのためのTRIZ | 多くのマネジャは、ねじり鉢巻き的な発想から脱却しなければならない。TRIZを中心とする科学的な方法は、製品やプロセスの革新に有効であり、それは技術者が発明的課題解決に使う単なるツールを越えて、企業の組織的活動に欠かせない方法である。マネジャとしてTRIZをどのように捉え、上層幹部や部下を納得させ、TRIZを使う環境をどのように作っていくべきか、について話す。なお、講師はパナソニックコミュニケーションズ社で、開発プロセス革新グループを率いて全社的活動を行い、定年退職後にコンサルティング活動をしている。 |
テーマ講演 JI06 |
片岡 敏光 ((株)パットブレーン) |
TRIZ活用の知財戦略と実践 | TRIZは特許の分析をベースにして開発されてきた。そのため、日本でもTRIZの導入初期から知財関係者が注目してきた。ただ、それは技術部門での問題解決に使ってより多くの特許を出せることをねらいにした。そうではなくて、知財部門に大事なのは、TRIZを知財戦略に使う、自分たち自身が使うことである。TRIZは経営戦略、技術戦略、知財戦略のベクトルの方向を整え、相互補完させる。 |
テーマ講演 JI07 |
庄内 亨 |
ソフトウェア、ITのためのTRIZの活用法 | TRIZはもともとハードの分野で開発されてきたから、その用語や事例にもソフトウェアやITの分野にはぴったりしないものがある。このため、ソフトウェアやITへのTRIZの適用は、その入り口の所でつまずくことがあるが、経験を積むと、TRIZの本質はまったく同じように適用できることが分かってくる。TRIZは本来、分野を越えて共通な考え方を抽出し、創造的な思考の方法を創ってきたのだから、(ビジネス分野に拡張されてきているのと同じように) ソフトやITの分野にも、もっと使えるのである。なお、講師の二人は、日立およびパナソニックで、この分野でのTRIZ適用を永年実践してきています。 |
テーマ講演 JI08 |
中川 徹 (大阪学院大学) |
教育とTRIZ: 新しい展望のために | 日本でのTRIZは、企業での技術者を中心に普及させてきているけれども、もっと教育の場に浸透させていくことが望まれる。そこで、TRIZ協会では今年から「教育とTRIZ」研究分科会を発足させ、相互連携を図ることにした。第一の課題は、大学レベルでの教育で、工学などの基礎教育と連携しつつ、TRIZの考え方や知識をきちんと教え、また研究の場を創ること。第二の課題は、高校・中学・小学校などで、創造的に考える楽しさを経験を通じて理解させることであろう。生徒の興味やレベルに合わせて、内容ややり方を調整していく必要がある。これらのいろいろな教育活動の事例を話す。しかし、日本のTRIZコミュニティはこのような経験と人材がまったく不足しており、周りの多くの組織や人々に学び、協力していく必要がある。 |
グループ討論 (2010. 6.14; 8. 8**; 8.16**; 9. 3***) ==> 詳細ページ
問題意識を共有する人たちで、じっくり討論する時間を持ちたいと考えております。(休憩時間や昼食・夕食時のインフォーマルな交流の他に) つぎような機会をご活用下さい。
** グループ討論の準備を進めており、現在計画中の案を詳細ページに記載しました。発表者、参加者の方はお読み下さい。(2010. 8. 16**; 9. 3***)
参加者・発表者への 最終連絡・注意事項 ==> 詳細ページ C (2010. 9. 3***)
参加者の皆さんに (実行委員長 三原祐治、2010. 9. 1)
発表者の皆さんに (プログラム委員会 中川 徹・小西慶久、2010. 9. 2)
ポスター発表者の皆さんに (ポスター発表担当 福嶋洋次郎、2010. 8.26)
参加者募集 (本項目の詳細はTRIZ協会公式サイト を参照下さい。)
以上のようなプログラム内容をベースにして、参加者の募集を下記のように開始しました。どうぞ、皆さん奮ってご参加下さいますよう、ご案内いたします。 (2010. 6.14)
会場 (本項目の詳細は、TRIZ協会公式サイト を参照下さい。) (本サイトの英文ページには、詳しく説明しています。)
会場: 神奈川工科大学 http://www.kait.jp/
神奈川県厚木市下荻野1030、
小田急線 本厚木駅下車 (新宿から急行1時間)、バス約25分)
交通アクセス: (本サイトの英文ページには、詳しく説明しています。)
本厚木駅から神奈川工科大学までのバス便について、英文ページに詳しく記述しました。(2010. 8.16) **
詳細ページC: 直前情報 「参加者の皆さんへ」 を参照下さい。 (2010. 9. 3***)
宿泊 (本項目の詳細は、TRIZ協会公式サイト を参照下さい。) (本サイトの英文ページには、詳しく説明しています。)
推奨ホテル:
申込み手続き:
参加費など (本項目の詳細は、TRIZ協会公式サイト を参照下さい。) (本サイトの英文ページには、詳しく説明しています。)
参加申込み (本項目の詳細は、TRIZ協会公式サイト を参照下さい。) (本サイトの英文ページには、詳しく説明しています。)
準備組織と問い合わせ先
NPO法人 日本TRIZ協会: 理事長:林 利弘 (林技術士事務所) 企画委員長:黒澤 愼輔 ( ) 第6回日本TRIZシンポジウム 実行委員長:三原 祐治 (創造性工学研究所) 同 実行委員 (事務局):堀田 政利 (創造開発イニシアチブ) 事務局 清水 玲子 (日本TRIZ協会) 同 実行委員 (会場担当): 石濱 正男 (神奈川工科大学) 同 プログラム委員長:中川 徹 (大阪学院大学) 同 プログラム副委員長:小西 慶久 ( ) 同 同:
福嶋 洋次郎 ( ) 同 同:庄内 亨 (日立製作所中央研究所) 同 海外参加者対応担当:中川 徹 (大阪学院大学) 同 同:井上 淳 (東芝)
問い合わせ用 電子メールアドレス:
シンポジウム全体、参加登録関係: info@triz-japan.org
プログラムの発表関係: sympo@triz-japan.org
ボランティア協力者を求めています。
本シンポジウムは毎年充実してきており、TRIZ協会の上記の担当者および運営会議メンバだけでは、準備と当日の運営に手が回らなくなってきております。下記のような仕事をボランティアで協力いただける方を募っております。なにとぞ、ご協力いただきたく、よろしくお願いいたします。
- スライド和訳 (海外発表者のスライドを和訳する (論文集と当日投影用)。仕事: 8月1日〜20日頃)
- スライド英訳 (国内発表者の和文スライドの英訳または英訳推敲を行なう。仕事: 8月1日〜20日頃)
- 討論時の通訳 (オーラル発表の討論時間において、質疑応答を和英、および英和の両方向に逐次通訳する。仕事: シンポジウム当日)
- グループ討論調整役 (グループ討論の一つのテーマ/トピック/グループについて、その方向づけを提案し、調整役としてグループ討論の世話をする。仕事: 事前の調整+シンポジウム当日)
- スライド投影係 (オーラル発表の会場で、発表者の主スライドの操作に追随して、副スライド (日本人発表者の英文スライド、海外発表者の和文スライド) を操作する。(仕事: シンポジウム当日)
- 海外参加者対応係 (シンポジウムの前後における、国内での宿泊、観光、その他についての、情報提供、助言、アテンドなど。仕事: 7〜8月。シンポジウム直前および直後)
いままでの実績 [日本TRIZ協議会/日本TRIZ協会主催 の TRIZシンポジウム]
回、名称 |
期日、会場 |
発表件数、参加者数 |
報告 と 資料 |
第5回 TRIZシンポジウム |
2009年 9月10日〜12日、 (独)国立女性教育会館 |
招待発表 2件 (うち海外 2件) チュートリアル 1件 一般発表 40件 (うち海外 12件) 参加者 137名 (うち海外 19名) |
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第4回TRIZシンポジウム |
2008年 9月10日〜12日、 ラフォーレ琵琶湖 |
招待発表 3件 (うち海外 2件) チュートリアル 1件 一般発表 42件 (うち海外 11件) 参加者 180名 (うち海外 15名) |
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第3回TRIZシンポジウム |
2007年 8月30日〜9月 1日、 東芝研修センター (横浜市港北区) |
招待発表 5件 (うち海外 2件) チュートリアル 2件 一般発表 30件 (うち海外 9件) 参加者 202名 (うち海外 10名) |
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第2回TRIZシンポジウム |
2006年 8月31日〜9月 2日、 パナヒルズ大阪 (大阪府吹田市) |
招待発表 5件 (うち海外 2件) 一般発表 30件 (うち海外 9件) 参加者 157名 (うち海外 18名) |
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第1回TRIZシンポジウム |
2005年 9月 1日〜 3日、 ラフォーレ修善寺 (静岡県中伊豆市) |
招待発表 6件 (うち海外 1件) |
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最終更新日 : 2010.10.10 連絡先: 中川 徹 nakagawa@ogu.ac.jp