日本TRIZ協議会 公式ページ:

 

  日本TRIZ協会主催 第4回日本TRIZシンポジウム
   (2008年 9月10日〜12日、
    ラフォーレ琵琶湖 (滋賀県守山市))、
   主題: TRIZの新しい展開を目指して

    開催後の記事・資料の一式
Webマスター:中 川   徹  (大阪学院大学)

注: 本ページは日本TRIZ協会のホームページが安定的に運営されるまでの間、
従来の日本TRIZ協議会の 公式ページを暫定的に運用するものです。

作成日:   2009年 2月 4日; 更新: 2009. 2.10; 3. 8; 4.17; 4.21; 7.10

 For going back to the English page, press: 

第4回TRIZシンポジウムは、180名 (海外より15名) の参加を得て、充実した発表・討論が行なわれ、大きな成果を挙げることができました。本ページにその実績をまとめて報告しておきます。

発表は総計46でした。基調講演2件 (Amir Roggel, Sergei Ikovenko)、特別講演 1件(福嶋洋次郎)、チュートリアル 1件 (堀田政利)、一般オーラル発表 23件 (うち欠席1件)、一般ポスター発表 20件、討論セッション 2件。

「第4回 TRIZシンポジウム」 (2008年 9月10日〜12日、ラフォーレ琵琶湖 (滋賀県守山市)) (掲載: 2009. 2. 4)

概要報告、  開会挨拶スライド (林 利弘)閉会挨拶スライド (三原祐治)、参加者写真その他の写真集
プログラム骨子プログラム一覧シートプログラム詳細 (著者・タイトル一覧) 、論文概要集
Proceedingsについて基調講演・招待講演一覧とスライド/論文へのリンク、一般発表論文について、報告詳細ページ参加者プロフィル参加者アンケート;  「

事前資料一式 (発表募集、参加募集など) は別ページを参照下さい。
いままでのTRIZシンポジウム (第1回〜第3回)

第4回TRIZシンポジウムの紹介 (中川 徹)  (英文詳細 Personal Report ) (掲載: 2008.10.26)

 

本ページの先頭 シンポジウム概要 開会挨拶スライド(林) 閉会挨拶スライド(三原) 写真集 実績報告詳細ページ プログラム概要 プログラム一覧シート プログラム詳細
基調講演・特別講演 アブストラクト集 概要論文集 (Ext. Abstracts) 従来実績一覧 Personal Report ( 中川 徹) 概要和文  詳細英文 第4回TRIZシンポジウム2008の 事前親ページ TRIZ協議会の親ページ TRIZ協会公式サイト 英文ページ

  第4回TRIZシンポジウムの概要報告

日時: 2008年 9月10日 (水) 午前10時 〜 12日 (金) 午後4時 [3日間]
会場: ラフォーレ琵琶湖 (滋賀県守山市)
主催: 日本TRIZ協会 (NPO)

目的:   創造的な技術革新の技法「TRIZ」とその関連分野での発表・討論・交流の場を提供する。
           TRIZに関して、その技術レベルの向上と普及・推進・適用のしかたの向上に資する。
           日本と世界のTRIZ関係者の交流を図り、TRIZの理解と普及を促進する。

内容:  チュートリアル (1件 堀田政利)、
          基調講演 (2件: Amir Roggel, Sergei Ikovenko)、特別講演 (1件: 福嶋洋次郎)
          一般発表 (オーラル発表 23件 (欠席 1件)、 ポスター発表 20件)、 討論: 2セッション、
          デモ・展示、夕食&交流会、ギターコンサート など。

参加者: 合計 180名 (国内 165名、海外15名 (米(3)、英、オーストリア、イスラエル、マレーシア(3)、韓(3)、中国(2)、台湾)

TRIZシンポジウム リーフレット (おもて (概要)  + うら (プログラム)** 

 


 シンポジウムの開会挨拶、閉会挨拶、写真など   詳細ページを参照下さい

第4回TRIZシンポジウム 開会挨拶 (日本TRIZ協会 理事長: 林 利弘) (スライド)   PDF (2.1 MB)

第4回TRIZシンポジウム 閉会挨拶 (日本TRIZ協会 副理事長: 三原 祐治)

写真:  参加者の集合写真 、 同 拡大版 、 その他の写真   [掲載準備中]

 

シンポジウム参加者プロフィール   参加者アンケート

 

 

  プログラム

プログラムの骨子

プログラム概要 (一覧シート)  (PDF 1頁、122 KB)

プログラム詳細 (表形式  5ページ)  (PDF 374 KB)

  基調講演 と 特別講演 (講師と内容の紹介と掲載資料へのリンク集)  

項目 講師・所属 演題と簡単な紹介 [詳細はアブストラクト集  を参照下さい。] 和文資料リンク 英文資料リンク
基調講演1 Amir Roggel
(Intel, Israel)
「大規模、革新的な半導体企業にとって、TRIZは役に立つか?-インテル社の教訓」:
Roggel氏は米国Intel 社の Innovation/TRIZ Leader である。昨年11月の欧州TRIZ協会 (ETRIA) 主催のTRIZ Future 2007 国際会議において、インテル社は同社の最近のTRIZ推進活動の一端を発表した。すなわち、2003年にTRIZの導入を「再開始」し、技術者の訓練と実地問題へのTRIZ適用に重点をおき、全社レベルで取り組んでいる。1000人以上の技術者たちにトレーニングを行い、その中の4%がMATRIZ Level 3、6%がLevel 2である。また実地のTRIZの適用では、大部分 (95%) が製造プロセスの改良を目的とした、という。Roggel氏はインテル社におけるこのTRIZ推進のリーダである。本年4月の米国のTRIZCON2008 国際会議で、同氏が基調講演をし、また同社から数件の適用事例の発表があった。
そこで、われわれの第4回TRIZシンポジウムでは、同氏を基調講演に招待して、この世界のトップ企業におけるTRIZの推進と適用のやり方について話を聞き、議論したい。幸いなこと、インテル社からは今回合計6件の一般発表が行なわれる。なお、Roggel氏は、TRIZシンポジウムにおいて、日本企業でのTRIZ実践についてぜひ話を聞き、討論したいと望んでいる。

和訳スライド

英文概要

英文スライド

基調講演2 Sergei Ikovenko
(GEN3 Patners / MIT, 米国)
「TRIZの開発と適用の将来の方向」:
Ikovenko博士は、日本でのTRIZ導入期 (1997〜2000年頃) に、米国インベンションマシン社の講師としてたびたび来日し、TRIZ (ツール) の使用法をセミナーや各地の企業で教えてくれた。その人柄と分かりやすい教え方で、古くからの日本のTRIZユーザには大いに親近感がある。アルトシュラーの弟子でTRIZマスターの一人。現在は、GEN3 Partners (米) に属してコンサルタント、MITの客員教授、MATRIZ (国際TRIZ協会) の副会長。最近、米国および欧州のいくつかの大企業 (インテル、ジーメンスなど) で、しっかりとTRIZの考え方を定着させた上で全社的な推進をしたことが、TRIZ国際会議で明らかになった。
基調講演では、個別のテーマでなく、TRIZの開発と適用・推進について、全体的な方向づけを話していただく。

和訳スライド

英文概要

英文スライド

特別講演1      福嶋洋次郎 (松下電器産業)

「松下電器 本社R&D部門におけるTRIZ活動 −システム・方式・ソフトウェア技術への適用−」:
福嶋氏は松下電器の本社R&D部門のシステムエンジニアリングセンターにおいて、2003年以来TRIZの推進を続けてこられました。技術者のスキルアップと開発プロセスの革新を目指して、業務上の問題解決にTRIZを適用してきたのが、すでに150件に上るとのことです。その8割近くがシステム技術、方式開発、ソフトウェア技術に関するものだとのことです。このような、情報システムやソフトウェアに関する分野にTRIZを適用したいというのは、日本の産業界にとってはTRIZの導入当初からの大きな願望であり、課題でありました。いままであまり論文が発表されてこなかったこの分野で、5年間、150件の実績をもとにして、発表されるというのは、驚くべきことです。新しい適用分野ゆえのいろいろな課題があったのを、一つ一つ克服してきたのだといいます。そのアプローチを話してくださるとのことで、大いに期待しております。

和文概要

和文スライド
[PDF文字化けを訂正: 2009. 2.10]

英文概要

英文スライド

 

  チュートリアル

項目 講師 演題と簡単な紹介 掲載

チュートリアル

 (日本語のセッション)

講師: 堀田 政利 ((株) 創造開発イニシアチブ)

「体系的技術革新のためのTRIZ (TRIZの実践と活用のための第一歩として)」 :
TRIZシンポジウムの参加者は、毎年約1/3の人たちが、(初心者ではないが) 「本格的にTRIZを学び始め、あるいは、TRIZの社内推進を担当して、1年以下である」とのことで、このシンポジウムでTRIZの全体像を理解し、適用・推進の実際の状況ややり方を把握したいと希望している。そこで、このチュートリアルは、このような人々を主たる対象として、TRIZの基本をきちんと紹介することを目的にして、企画した。
今回担当する堀田氏は、1997年から三菱総研の知識創造研究部を率いてTRIZの日本への導入・普及を行なった責任者であった。2003年春に独立して、(株)創造開発イニシアチブを興し、TRIZコンサルティングをしている。日本TRIZ協議会/協会の事務局を引き受け、TRIZシンポジウムを支えている。同社で、Darrell Mann のTRIZ教科書『TRIZ実践と効用 (1) 体系的技術革新』を翻訳出版し、新しいスコープでのTRIZの適用と実践を薦めている。

公開しない

アブストラクト集、論文集概要版(Extended Abstracts)、論文集 (Proceedings)

日本人
向け

原語
尊重・
和訳版

事前
公表
アブストラクト集 全発表者のアブストラクト (題名、発表者と所属、アブストラクト)。
国内発表者のものは和文、海外発表者のものは英文。
当日
配布

Proceedings
概要版
(一般公表)

全発表者のExtended Abstract (題名、発表者と所属、アブストラクト、内容説明)。
国内発表者のものは和文、海外発表者のものは英文。各発表 1頁。 [公開: 2009. 2. ]
Proceedings
詳細版
全発表者の発表スライド and/or 論文。

海外
参加者
向け

英語版

事前
公表
Abstracts 全発表者のアブストラクト (題名、発表者と所属、アブストラクト)。
すべて英文 (国内発表者も英訳アブストラクトを提出)。
当日
配布
Extended Abstracts
(一般公表)

全発表者のExtended Abstract (題名、発表者と所属、アブストラクト、内容説明 (国内発表者は内容説明なしのこともある))。
すべて英文 (国内発表者も英訳のものを提出)。各発表 印刷 1頁。 [公開: 2009. 2. ]

Proceedings 全発表者の発表スライド and/or 論文。

「あなたにとって最も良かった発表」投票結果   (協会サイト発表: 2009. 2.12。本ページ掲載: 2009. 3. 9)

 第4回TRIZシンポジウムでは、TRIZ協会スタートの年を記念し、はじめての試みとして、一般発表の部で発表されたオーラル発表、ポスター発表それぞれについて、参加された皆さまにとって最も良かったと思う発表を選んでいただきました。

投票の結果、オーラル発表、ポスター発表それぞれについて、上位3位までの方々に協会より賞状を贈呈いたしました。詳しくは、別紙の詳細ページを参照ください。

  発表本文のWeb掲載について (お断り):

日本TRIZ協会では、第4回TRIZシンポジウムでの諸発表の本文について、そのWeb掲載を以下のように決定いたしました。(掲載: 2009. 2. 4) (訂正記述: 2009. 4.17 中川)

追記 (中川 徹、2009. 3. 5):  上記の決定を受けて、本公式ページ (日本TRIZ協議会、『TRIZホームページ』内) および 通常の『TRIZホームページ』では、下記のように掲載していくことにいたします。

発表本文のWeb掲載状況について   ==> 詳細ページ参照

日本TRIZ協会の公式サイト の会員限定ページに、和文発表スライド(国内・海外発表者とも全員) の全文がPDFで (7月1日) 掲載されました。また、随意提出の発表論文(和文・英文とも、国内・海外発表者の全員) の全文が PDF で (7月10日に) 掲載されました。シンポジウムの全発表のリストは、TRIZシンポジウムのプログラム詳細で参照することができます。  (2009. 7.10) なお、『TRIZホームページ』での掲載状況は詳細ページを参照下さい。(2009.12.30)

個人による報告など:

「第4回TRIZシンポジウムの紹介」 (中川 徹 (大阪学院大学)) (和文概要)    (『TRIZホームページ』掲載: 2008.10.26)

同上 英文詳細  「Personal Report of The Fourth TRIZ Symposium in Japan, 2008」 (『TRIZホームページ』掲載: 2008.10.26)

「第4回TRIZシンポジウム2008 の紹介とまとめ」 (中川 徹) (ETRIA 総会での報告、2008年11月 7日、オランダにて) 『TRIZホームページ』掲載 (2008.11.26)

 

 いままでの実績   [日本TRIZ協議会主催 の TRIZシンポジウム]

回、名称
期日、会場
発表件数、参加者数
報告 と 資料

第3回TRIZシンポジウム

2007年 8月30日〜9月 1日、

東芝研修センター (横浜市港北区)

招待発表  5件 (うち海外 2件)
チュートリアル 2件
一般発表 30件 (うち海外 9件)
参加者 202名 (うち海外 10名)

公式ホームページ: 発表募集、参加者募集など準備段階

公式ホームページ:  実績報告、プログラム、招待講演のスライドなど

Personal Report (中川 徹 (大阪学院大学))

第2回TRIZシンポジウム

2006年 8月31日〜9月 2日、

パナヒルズ大阪 (大阪府吹田市)

招待発表  5件 (うち海外 2件)
一般発表 30件 (うち海外 9件)
参加者 157名 (うち海外 18名)

公式ホームページ: 発表募集、参加者募集など準備段階

公式ホームページ:  実績報告、プログラム、招待講演のスライドなど

Personal Report (中川 徹 (大阪学院大学))

第1回TRIZシンポジウム

2005年 9月 1日〜 3日、

ラフォーレ修善寺 (静岡県中伊豆市)

招待発表  6件 (うち海外 1件)
一般発表 15件 (うち海外 2件)
参加者 104名 (うち海外 4名)

公式ホームページ: 発表募集、参加者募集など準備段階

公式ホームページ:   実績報告、プログラム、招待講演のスライドなど

Personal Report (中川 徹 (大阪学院大学))

 

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基調講演・特別講演 アブストラクト集 概要論文集 (Ext. Abstracts) 従来実績一覧 Personal Report ( 中川 徹) 概要和文  詳細英文 第4回TRIZシンポジウム2008の 事前親ページ TRIZ協議会の親ページ TRIZ協会公式サイト 英文ページ

 

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最終更新日 : 2009. 7.10     連絡先: 中川 徹  nakagawa@ogu.ac.jp