東日本大震災の1周年にあたって、 中川教授の大学退職にあたって 他 |
|
|
|
責任編集: 中川 徹(大阪学院大学) | |
Press the button for going back to the English top page.
編集ノート (中川 徹、2012年 3月23日)
東日本大震災と福島原発事故から1年、多くの方々が犠牲になられ、また避難を余儀なくされておりますことに、お見舞いを申し上げ、できるだけ早い復興を願っております。自分自身が本当に何もできていないことにもどかしく思います。
私自身は、この3月末に大阪学院大学を退職いたしますので、在職14年間のまとめ
を別ページに報告いたしました。幸い、退職後も大阪学院大学が私に本『TRIZホームページ』の運用とoguメールアドレス の使用を認めて下さる見込みですので、健康が許す限りTRIZ/USITの活動を続けていきたいと考えております。
この機にあたり、読者の皆さまからいろいろなメッセージをいただきました。日本語ページと英語ページ
にそれぞれ掲載させていただきます。ありがとうございました。 -- なお、編集しておりますうちに、今年の新年の中川の挨拶をスタートに選び、読者の皆さまからのメッセージを記載させていただくことが適当と判断いたしました。
中川の新年挨拶 と 読者の皆さまからのメッセージ
中川から 読者の皆さまへの新年挨拶 (ホームページ更新メール) 2012/01/09
新年 あけまして おめでとうございます。
『TRIZホームページ』も満13年、国内・海外の沢山の方の記事・論文を掲載させていただき、皆さんのようにさらに多くの方々に読んでいただいていることを、感謝しております。
大震災と福島の原発事故の後、遅れ馳せながら、改めて原子力発電の勉強をし、事故や放射性物質の最終処分などの問題を先送りした、技術発展の楽観論の問題点を認識しました。
大変な課題ですが、脱原発と自然エネルギ利用への転換を考 えねばなりません。TRIZを役に立てるようにしたいと思います。なお、私事ながら、今春、大阪学院大学を退職いたします。その後も、この『TRIZホームページ』を始め、その他のTRIZの活動を続けたいと考えておりますが、71歳になり、何はともあれ、健康に留意せねばなりません。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
秋元正志 (東芝メディカルシステムズ) さん 2012/01/10
退職される、とのことで大変お疲れ様でした。今後は健康第一にお過ごしください。
中川先生が発信される情報を見てTRIZに興味を持ち、MRIのユーザ会分科会活動でお目にかかり感動し、その後の発信情報で改めてTRIZの考え方の素晴らしさを再認識しております。
残念ながら皆さまにご紹介できる結果は出していませんが細々と社内で推進しております。また、家庭内でも活用したいと思い、アイデアを考える視点をそれとなく子供達に伝えてる状況です。厳しい人生を生き抜くために必ず役立てると信じています。
可能な範囲でTRIZ情報を発信していただけると助かります。今後ともよろしくお願いいたします。
読者の皆さんからのメッセージ (2012年 3月)
加瀬一人(日本板硝子) さん 2012/03/07
いつも案内メールありがとうございます。
山田さんレポート [「乗用車における安全技術の発展」]に感動しました。
@いろいろな新しい安全技術を可能にした基本的な要素技術は何か
Aその発展の経緯はどうであったか?
B旧くなってしまった安全技術はその後どうなったか?
等、掘り下げられるとよりよろしいかと。
皆様の今後の活躍に期待します。P.S. 最近の車は、デザインと安全のための構造上どうしてもAピラーが太くかつ傾斜しているため右折時の視界が妨げられています。昔の車のように細くても視界が確保されているべきでは。事故をおこさないことが優先されるべきなのに残念な現状です。
中嶋航一 (帝塚山大学) さん 2012/03/07
TRIZの成果を学生のために活用していらっしゃる様子がよくわかりたいへん感銘しております。これからも頑張ってください。
青木敏彦 (椿本チエイン) さん 2012/03/13
お送りいただく毎号のメールを楽しく読ませていただきました。第一線を退かれるとのお話、誠に残念ですが、今後もご専門の分野ではご活躍されることと思いますので、益々のご活躍を心よりお祈りいたします。
京都府後援の一日セミナーで実習を交えたTRIZ/USITのご 指導をいただきましたが、慣れぬ分野のことで十分には理解するには至りませんでした。ブレンストーミングなどの案だし会議では、その手順を利用させていただいています。
古賀陽介 (パナソニック システムネットワークス) さん 2012/03/13
いつもお世話になっております。
思い起こせば、私どもの山口と永瀬から、発表を言い渡されて、TRIZシンポジウムで3回 (2007年、2009年
、2011年
) 発表させていただきました。中川先生のありがたいご配慮により、発表をさせていただいたことは、本当にありがたく感じており、感謝しております。
現在は、仕事内容が、技術課題の改善から、業務改善(プロセス全般:スタッフ系から事務系まで、)を会社全体で取り組む内容を推進しております。課題の内容は、技術の時と違いますが、TRIZの考えを活用して、業務改善課題に取り組んでいます。
中川先生の USIT法をさらに発展させた創造的な問題解決の新しいパラダイムと して「6箱方式」も業務改善課題解決に今後活用しようと考えております。 (まだ、出来ていませんが、・・・)
TRIZ/USITの考え方は、課題の解決策を導き出す手法として、分野をとわず活用できると考えております。中川先生には、今後もいろんな分野にTRIZ/USITの考え方を広めていただき、ご活躍されることを希望いたします。今後、どのような仕事になるかわかりませんが、TRIZ/USITの考え方を活用して、仕事を進めて行きたいと考えています。また、[プロジェクトマネジメント学会九州支部製造系WG TRIZ研究会] でも、今後大いにTRIZ/USITの考え方をプロジェクトマネジメント に活かす方向の検討を進めてまいります。
中川先生、これからも、お身体を大切にされて、TRIZ/USITの普及にご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。大変お世話になりました。今後とも、よろしくお願いいたします。
遠藤 明宏 (嶋田プレシジョン) さん 2012/03/13
昨年、京都市リサーチパークで開催されたTRIZのセミナーにはじめて参加して以来、メールを配信いただき、ありがとうございます。
が、折角、メールでお知らせいただいたセミナー等に参加する機会を得ぬまま過ごしておりましたところ、定年退官されるとの記述に、一抹のさびしさと申し訳なさを感じております。
人生80年時代、60〜65歳で引退してはもったないです。気力・体力の続く限り、生涯現役でますます研究を進められますようお祈り申し上げます。
石井力重 (宮城TRIZ研究会) さん 2012/03/14
ご無沙汰しております。石井力重です。 14日ぶりに仙台の自宅に帰る新幹線の中におります。
三月末で退官されるのですね、教育者として、長い間、若者を育ててくださりありがとうございました。また、黎明期のTRIZから、今日に至るまで、多くの国際的な情報や多くの人に支援をくださり、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
私たち、宮城のほうは、皆一年がたち、それぞれに生活を取り戻していたり、亡くなった友人がのこした子供たちに何か出来るわけじゃなく募るばかりの思いもあったりと、昔の元とおり、とはいきませんが、それぞれに、未来がもっと明るいものになるよう、精一杯生きております。明日からは、宮城の田舎の街で、挑戦する人たちに向けてアイデアワークショップを行ってきます。今日しか自宅で眠れず、明日からはまた、旅の日々で、家族になかなか会えないさみしさもありますが、生きていれば会えますーー。友人の子供達のことを考えると、贅沢も言っていられないと思い、できる限りのことを展開しています。
追伸:
先生の若年者向けの創造技法の展開、とても大きく賛同しております。今は、私は復興リーダーの一人として、隙間時間はほとんど埋められてしまいますので、新しい活動にコミットメントができずにおりますが、永遠にこの状況が続くわけでもないと信じておりますので、遠巻きながら何らかの形で貢献できれば、と思っております。
「未来を作る人たちを育てる」というのは、今の時代に大人として生きている我々皆の使命でもあります。重層的な展開が遠い未来に交差し結晶化すると信じ、一歩一歩、愚直にゆきたいと思います。なお、長らく避けていた国際展開ですが、今年に入り方針を一転しました、英語ができないながらも、1億人ではなく70億人を活動の土俵にしよう、と考えています。五月に韓国でワークショップをおこなってきます。先生にいただいたご恩、智慧カードの英語版 の存在
がきっかけとなり、韓国の嶺南大学にて学生に発想ワークショップをおこなってきます。先生に育てられた世代として、中川DNAを後世に広く伝搬して行きたいと思います。いつもありがとうございます。
石井力重@福島あたりを通過中
中川 より、 石井力重 さんに 2012/03/14
ご奮闘の中で返信をいただき、ありがとうございました。私にだけの返信でしたが、皆さんに読んでいただけるとよいと思い、この [「若者向けのTRIZ」の企画についてご検討いただいています] 30人ばかりの方々に CC をつけさせていただきました。
東北の被災された皆さんのご苦労・ご心労を思っております。直接には何もできていなくて申しわけないと思いますし、TRIZ という方法をこの大きな、そして沢山の課題になかなか適用できていない/われわれがしていないことをもどかしく思っています。
その中で石井さんが奮闘いただいているのはありがたいことです。
私は 4月からは随分自由になりますから、もしお役に立てることがありましたら、引っ張り出してください。韓国で学生の発想ワークショップをなさるとのこと、ご成功を祈ります。お元気でご活躍下さい。
小橋 康章 (大化社) さん 2012/03/13
今月末でご退職だったのですね。少々びっくりいたしましたがTRIZについてのご活動はお続けになるとのことで安心いたしました。
メールを頂戴した機会に「創造的な問題解決の方法論TRIZ/USIT:研究・教育・普及活動のまとめ」
を読み始め、つい脇道にそれて『学生による学生のためのTRIZホームページ』
と「ショーン・コヴィー著『7つの習慣 ティーンズ』について」
を拝読しました。
鎮西 清高 ( (元)大阪学院大学 ) さん 2012/03/25
本日頂戴したTRIZ ホームページの更新で、先生のご退職を知りました。あと丁度一週間となり、もうお部屋の片付けその他一切お済みで、晴れやかな気分で任期終了をお待ちのことと推察いたします。このメールが間に合いますかどうか、間に合えばひと言御礼を申しあげたくてキーボードに向かいました。
あれは1998年でしたでしょうか、97年からでしたか、花井先生の下で先生とご一緒に新学部創設の仕事を進めることができたことを、懐かしく思い起こしております。創設期の色々、大方針から細かいことまで決めていくときに、先生には終始変わらずご協力頂き、誠に有難いことであったと、深く感謝しております。心から御礼を申し上げます。
ご退職後はどのようになさるご計画か、いずれにしても先生が半生を傾けて種をまき育ててこられた日本のTRIZ 研究・応用を更に発展、普及させるためにご尽力なさることと推察いたしております。ご成功をお祈りいたします。
私は8年前に退職したのち、古巣の京大でのゼミに顔を出したり、やり残した仕事の整理公表をしたり、元の学生諸君との共同研究、など できもしないのに手を拡げて、楽しんでおりましたが、数年前から運動機能の障害が起こり、思う様に体が動かなくなって、今はリハビリやウオークなどで日を過ごしております。
先生にはどうかいつまでもお元気でご活躍くださいますよう、お願い申し上げます。 誠に有難うございました。ご苦労様でございました。
山口 和也 (MOST合同会社) さん 2012/03/25
御無沙汰しております。 3月で御退職との事長い間お疲れ様でした。御退職後もTRIZ/USIT 、HP等は続けて頂けるとの事大変嬉しい限りです。先生の活動なくして、日本のTRIZの活動は持ちませんので今後も御指導宜しくお願い致します。
MOSTの活動は結果的に今迄品質工学のテーマばかりですが4月からは、TRIZのテーマが2社(中小企業)始まります。
パナソニックの松井清明氏が定年退職し昨年の6月より一緒に活動する事にしました。
彼との進め方は品質工学のテーマでもアイデア出しはTRIZを使う事で膨大なアイデアから解決の糸口を見つけ出す様にした、新しい進め方をしております。凄く効果があります。今後とも宜しくお願い申し上げます。
山本 毅雄 ((元) 図書館情報大学) さん 2012/03/25
大阪学院大学を70+1歳でのご退職、ご苦労様でした。TRIZホームページから推察されるところでは、まだまだお元気で活躍できるようですが、でも時間が自由になり、休息が必要なだけとれることが、有難い年齢には差し掛かっておられるのではないでしょうか。私も、60歳くらいの時は、先輩の先生方が定年を待ち遠しがるのが不思議で仕方がなかったのですが、69歳のときでしたか、最後に残ったサイバー大学の最後の一年(常勤から非常勤になって給料は5分の1になったのに、失敗の記憶を残したくないと思って頑張りすぎたので、けっこう忙しかった)が終ったあとは、芯からほっとしました。中川さんはそれより年上のわけですからね。私の学生暮しについて、みなさん「大変でしょう」と言われますが、人生のかかっていない学生は、いつ休んでも、やめてもいいのですから、気楽です。
TRIZホームページも、毎度ご案内を受けてもたまに、所々しか見ない怠惰な読者でしたが、「まとめ」
を拝見して改めて偉業に感動しました。ことに、物凄い量と質の両方向の翻訳をなさっていること、ページ内容の完成度が高いこと(寄稿者の誤字・誤表現等も編集しておられるのでしょうね)に瞠目します。毎年のシンポジウムにしても、どうすればあれだけの仕事ができるのか、不思議です。でもたぶん、SALS [最小二乗法標準プログラムSALS 開発プロジェクト(1975-1980)] の時のように、中川さんが自分で相当や られると、他の人もひっぱられて協力するのでしょうね。
「中川徹のミッション・ステートメント」
も、今回初めて気付いたのですが、なるほど、そういう人間ができるには、それを目指していなければいけないのか、と思いました。「こと」を外せば「中川徹の紹介」ですよ。1項と2項の矛盾も、なるほどと思います。
「その心」にも書いてあるので、わかっておられるとは思いますが、本当にSALSとTRIZ、世のため人のために二つの大仕事を成し遂げられたわけですから(TRIZはまだこれからと思われるでしょうけど)休息と体の手入、なにより奥さん孝行が大事と思います。でも奥さんも毎週ご主人のいない自分のペースを確立しておられるでしょうし、マッチングはなかなか大変かも(と、おどかす)。私の方は、あと1年で家内が定年なので、逆の立場になるわけですが・・・
鈴木圭一郎 (コニカミノルタIJ(株)) さん 2012/03/26
いつもお世話になっております。東京でのご講演を何回か聴講させていただいているコニカミノルタIJ(株)の鈴木圭一郎と申します。5年ほど前に偶然「TRIZホームページ」を拝見し、それ以来、少しずつ勉強させていただいております。「TRIZホームページ」はそんな自分にとって字引のような存在で、いろいろな面で活用させていただいております。また、これだけのボリュームのあるサイトを定期的に更新運営されていることに感銘をうけております。
今月末をもって退職されるということですが、お体に気を付け、今後とも「TRIZホームページ」からの活気ある発信をお願い致します。
熊坂 治 ((株)産業革新研究所) さん 2012/03/26
長年に渡る大学での御勤めお疲れさまでした。先生の御尽力のもとで、現在の日本TRIZ/USITの普及があります。退職後もそのお力で企業での活用推進に御指導よろしくお願い致します。
また当社サイト「ものづくり革新ナビ」の御推薦でも、大変お世話になりました。お陰さまで予定していた全ての機能が完成し、専門家の方々にも多くのコンテンツを提供して頂いたため、本日公式公開することができました。 www.monodukuri.com ひとえに日本のものづくりを何とか元気にしたいと思う皆様からのご支援の賜物で、感謝の気持ちでいっぱいです。今日はひとつのスタートに過ぎず、さらに多くのノウハウ情報を結集して 関係者に利用していただき、実績を積み重ねて参ります。 今後ともよろしくお願い申し上げます。
毛利謙作 (高知県工業技術センター) さん 2012/03/29
中川先生 14年間の大学勤務大変お疲れさまでした。長らくごぶさたしております。
中川先生にご講演に来ていただいたのは、もう11年半前のことになります。当時のWebがまだ残ってました。県庁サーバのURL変更に伴い、当時と少し変わりました。 http://www.pref.kochi.lg.jp/~kougi/research/mechatro/TRIZ_seminar4.html
メールニュースをいつもお送りいただきありがとうございます。私自身は、TRIZを活用するまでもない低レベルの研究開発を相変わらず続けて おりますが、TRIZへの関心は持ち続けています。
中川先生の長年のTRIZ研究、教育、啓蒙活動に敬意を表します。「USITの教科書」、期待しています。
村田 朋美 ( ) さん 2012/03/31
大阪学院大学を退職されるとのこと、ご苦労様でした。関西を中心に大きな一仕事を達成されましたね。敬服いたします。
小生、横浜に戻ってから(独)科学技術振興機構(JST)の要請で2年間 JSTの採択から中間評価最終評価まで評価業務を担当(プログラムオフィサー)しましたが、民主党蓮舫議員たちの業務仕分けの余波で突然成果が出ていない?地域結集型、あるいは資源活用型のプログラムは廃止ときまりました。その後は、やはり仕分けされた地域の技術開発(JSTが支援)の後処理をアドバイザーとして2年間支援してきました。
JSTの沢山のプログラムの成果を紡いで、繋いでSolution に結び付けていく仕組みが欠けている気がしました。そんなところに先生の手法が生きてくるのではと思ったこともありました。
国が支援する研究開発の進め方にもう少し工夫が要るではと思っております。
1)社会の課題解決に向けて研究テーマの具体案を作成するテーマ策定手法、
2)萌芽期から応用へ、そして実用へとステップアップしていく過程で、実用化のための次のテーマを策定する手法
など手法の問題が大きいと思います。
中川 より、 村田 朋美 さんに 2012/03/31
メッセージをいただき、ありがとうございました。
村田さんがなさっていた、北九州市立大学の産学連携のお仕事にご紹介いただきながら、とくに何もできませず、すみませんでした。また JST での沢山のプロジェクトで、それを進めるため手法が必要だとのこと、大きな、大事な問題だと思っています。
TRIZ の関連でいままでそのような問題を扱った研究を一つだけ知っており、注目をしています。それはドイツの Karlsruhe での研究で、2009年のTRIZシンポジウムで発表され、『TRIZホームページ』にも掲載しています。
「地域統合的エネルギー計画とシステム・モデルのフレームワーク作成方法論としての OTSM-TRIZと クラシカルTRIZの可能性」 Atom Mirakyan, Nikolai Khomenko, Laurent Lelait, Igor Kaikov (European Institute for Energy Research, Karlsruhe, ドイツ)![]()
この方法の指導者だった Nikolai Khomenko が惜しいことに1年前に亡くなったのですが、Karlsruhe のグループは継続しているものと思います。現実の混沌とした問題から、本当に解決すべき課題を絞りこんでいく方法や、大きなプロジェクトの方向づけをしていくことなど、実際の体験を持ち見識を持っている人々と手法を考える人とが協力して作り上げていくべきなのだろうと思っています。私自身は経験不足ですが、村田さんのような見識を持っておられる方と協力しながら考えていけるとよいのかもしれないと思っております。
小谷和海 (共和レザー) さん 2012/04/02
共和レザーの小谷です。富士通時代は大変お世話になりました。
私は富士通でも何とかTIRIZの動きが大きくならないか、共和レザーに来ても折に触れてTRIZの働き掛けをしましたが、私の非力と勉強不足の故に成果に結び付かずに居ります。但し、TRIZ理論が大きく私の原動力となっている事は大変感謝しています。
先生の今までのご努力とご活躍に敬意を感じております。今後もご健康に留意してご活躍される事を祈念致します。今まで大変お世話になり有難う御座いました。
追伸) 昨年に60才の定年退職を迎え、今は再雇用の身です。65才までは現役で頑張りたいと思っております。
長谷川 陽一 ( ) さん 2012/04/02
ご定年退職 おめでとうございます。 おつかれさまでした!
今後 自由なお時間が増える先生と、 より USIT改良版の議論・ご相談をできますことを楽しみにしております。
中国のTV放送を見て、西欧(日米欧)の偏向報道は なかなか凄いものがあると気づきました。
・・・ 中国の国際ニュースは、東欧・ロシアから 南米、アフリカまで 幅広く、アメリカや日本の問題点を 遠慮なくズバズバ指摘。
・・・ 反面、国内問題は報じませんが、、、イラン と イスラエル の対立を TRIZ や TOC思考プロセス(弁証法)で解消できると いいですね。
中川 徹 ご挨拶: 大阪学院大学退職に際して (2012年 4月 6日)
(掲載: 2012. 4. 9)
暖かい陽射しの春を迎え、ようやく桜が咲き、皆さまお元気にご活躍のことと存じます。
私は、3月末に大阪学院大学を定年退職いたしました。14年間の情報学部在職中 (そしてもっと前の、学生時代、あるいは東京大学や富士通株式会社在職中) に、皆さまをはじめ多くの方々に大変お世話になりまして、本当にありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。
大阪学院大学での14年間は、先日の「まとめ」 にも書きましたように、私にとりましては「創造的な問題解決の技法 TRIZ/USIT」 の研究・教育・社会普及の活動に集中し、この『TRIZホームページ』にほぼすべての記録を残せた、幸いな期間でありました。沢山の方々とこのような仕事ができまして、心より感謝しております。
このたび、大阪学院大学より 名誉教授の称号をいただき、oguのメールアドレスの継続と、『TRIZホームページ』の大学サイト内での運用継続を許可いただきました。また、ボランティアで活動してきております、日本TRIZ協会(NPO) の理事の仕事、および同協会主催の日本TRIZシンポジウムのプログラム委員長の仕事も、継続することにしております。
このようなわけで、大学での授業がなくなったのは淋しいことですが、その他の活動はほぼいままでどおりに継続いたします。時間的に自由が効くようになりましたので、新しい場にも積極的に出るようにしたい、刺激を受け続けたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
なお、「健康が許す限り」というのが、これからの人生の最重要の制約条件であると自覚して、健康に留意し、家庭生活にゆとりを持っていきたいとも考えております。
皆さまのますますのご健康、ご活躍を祈念いたしますとともに、今後ともよろしくお願い申しあげます。
総合目次 |
新着情報 | TRIZ紹介 | 参 考文献・関連文献 | リンク集 | ニュー ス・活動 | ソ フトツール | 論 文・技術報告集 | 教材・講義ノート | フォー ラム | Generla Index |
ホー ムページ![]() |
新 着情報 | TRIZ 紹介 | 参 考文献・関連文献 | リ ンク集 | ニュー ス・活動 | ソ フトツール | 論文・技 術報告集 | 教材・講義 ノート | フォー ラム | Home Page |
最終更新日 : 2012. 4. 9 連絡先: 中川 徹 nakagawa@ogu.ac.jp