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編集ノート (2025. 4.20)
ここには、2006年9月と10月に国内と海外の学会で相前後して発表した二つの論文を、まとめて「A5」として収録します。次表のように、(執筆時期に関係して)内容的に相補関係にあり、スライドは両方とも和・英で揃っていますが、論文は(ETRIAの)英文版だけで、和文版はできていません。
『著作選集』収録 A5a
A5b
学会
ETRIA "TRIZ Future 2006" 国際会議
日本TRIZ協議会主催、第2回TRIZシンポジウム
原稿執筆日
2006年 7月 3日
2006年 7月31日
発表日
2006年10月 6日、ベルギー・コルトレイク
2006年 9月 2日、大阪府吹田市
表題
内容の概要
概念 + 伝統的パラダイムとの比較
概念 + 適用事例 2件
『著作選集』収録
この発表の意図は、私が 2年前から提唱している「創造的問題解決の6箱方式」を、できるだけ分かりやすく説明することです。この6箱方式が、TRIZの全体プロセス (および全体構造) の反省をバックにして、「やさしいTRIZ」としてのUSITの基礎付けの努力から誕生し、それが「新しいTRIZ」 (または「新しい世代のTRIZ」) を確立するものであることを述べています。そして、さらに、TRIZだけでなく従来の科学技術一般での問題解決の基本方式であった「4箱方式」 (特に、「知識ベースを利用する 4箱方式」) が内在している問題点を乗り越えており、この「6箱方式」が「創造的問題解決の新しいパラダイム」であると主張しているのです。
ETRIAの発表(「e1a」)の後半に、「4箱方式と伝統的TRIZをベースにする従来のパラダイム」と、「6箱方式をUSITで実践する新しいパラダイム」とを対比して、6つの観点から、実践のしかたや考え方の違いを述べています。
TRIZシンポジウムの発表(「e1b」)の後半には、分かりやすい事例研究を2例紹介しています。「裁縫で針より短くなった糸を止める方法」(下田翼、大阪学院大学卒業研究、2006年) および「忘れものを防止するシステム」(USIT 2日間実践トレーニングセミナー (公募制、東京)、2005年9月; 中川、TRIZCON2006発表) です。
英文ページ
本ページ
の構成
(英文) 論文の目次 (和訳)
1. はじめに: 「4箱方式」の理論の現実
2. 創造的問題解決の「6箱方式」とUSIT
2.1 問題解決の「6箱方式」
2.2 「6箱方式」で創造的問題解決を行うUSITの手順3. USITを用いた「6箱方式」の意義を、TRIZによる従来の方式と比較する
4. まとめ
本ページの先頭 | (A5a) ETRIA 発表スライド |
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(A5a) ETRIA 発表のスライド
(A5b) TRIZシンポジウム 発表のスライド
本ページの先頭 | (A5a) ETRIA 発表スライド |
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最終更新日 : 2025. 7.24 連絡先: 中川 徹 nakagawa@ogu.ac.jp