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 日本TRIZ協議会主催 第2回TRIZシンポジウム
(2006年 8月31〜 9月 2日、パナヒルズ大阪)
  まとめ、報告、写真など

第2回TRIZシンポジウム開会挨拶 (スライド) (林 利弘)

第2回TRIZシンポジウムを終えて (三原 祐治)

参加者集合写真など

Webマスター: 中 川   徹  (大阪学院大学)
掲載日: 2006年 9月20日 

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本ページには、「第2回TRIZシンポジウム」に関するまとめ、報告、写真などを掲載します。なお、参加者のみなさんのフランクな感想などをお寄せいただければ、『TRIZホームページ』の「TRIZフォーラム、読者の声」の欄などに掲載する予定です。

 

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第2回TRIZシンポジウム 開会挨拶 (スライド)

TRIZ協議会代表  林 利弘 (日立製作所) 

 

 

 

 

 

 

 


 

第2回 TRIZシンポジウムを終えて

2006年9月20日

日本TRIZ協議会 副代表
 三原 祐治 (富士フイルム)

創造的問題解決技法TRIZは技術革新をサポートする強力な思想・技法・知識ベース・ツールとして、様々な立場のユーザにより適用がなされています。このTRIZの一層の活用・普及・発展を目指し、TRIZに関心を持つ産学ユーザが一堂に会して技術交流を図る場として、日本TRIZ協議会が主催して、「第2回TRIZシンポジウム」を、2006年8月31日〜9月2日にパナヒルズ大阪にて開催しました。

「第2回TRIZシンポジウム」では国内からは招待/基調講演3件を含む23件、海外からは招待/基調講演2件を含む11件の合計34件の発表がありました。一部パラレルセッションでの構成を取るとともに、ポスターセッションも行いました。また前回、TRIZの経験が1年未満の方が参加者の1/3、さらに2年以下まで含めると半数であったことを踏まえ、今回は初級者でも発表内容を容易に理解し交流にご参加頂けるよう、TRIZ解説をプログラムの最初に行いました。今回の参加者もTRIZ経験1年未満の方が28%、2年以下まで含めると65%にのぼることが事後のアンケートで分かりました。日本にTRIZが導入されてまだ歴史が浅く、これからTRIZの導入を模索検討しようとしている方が多い現在、TRIZの解説が有益であったという意見が多くありますので、次回以降もこの解説セッションを継続していきたいと思います。

シンポジウム中で各種事例、TRIZ適用方法等が紹介され、新しい知見の獲得、TRIZの効用の再認識、そしてTRIZ関係者間の有意義な交流が行われました。招待/基調講演、一般発表とも日本語と英語のスライドを並行投影し、分かり易くしたことも参加者の理解を深めるのに有効であったと思われます。アンケートでも今回のプログラムで発表内容、討論共に内容のある充実した2日半を送れたというご意見を数多くいただきました。

TRIZが1996年に日本に紹介され10年目の節目の今年、前回の104名を大幅に上回る157名(うち海外から18名、前回は海外から4名)の参加を得て、規模の上では米国のTRIZCONを上回り、欧州のETRIAに匹敵する、TRIZのシンポジウムとしては最大級の会合とすることができました。海外からの参加は8カ国(露、米、英、独、韓、印、台湾、中国(香港))にわたり、国際性をもったTRIZの会議であるとも評価されました。このシンポジウムは「基本は国内向け、しかし、部分的に国際的に」としてきましたが、今後もこの枠の中で整合性をつけていきたいと思います。(なお、前回のような夜遅くまでの非公式な交流の場 (飲み会) が設定されなかったことを残念に思われた参加者もおられました。交流の機会をできるだけ作るようにしておりますが、参加者の増大と共に、会場の制約などもあり、やり方の見直しが必要になってきています。)

日本TRIZ協議会というボランティアの集まりで、昨年・今年と2回のシンポジウムを成功裏に開催することができました。これも皆さんのご協力のおかげであり、厚くお礼申し上げます。いま感じますのは、TRIZが日本に着実に定着しつつあるという「実感」と、これで満足せずに3回目以降も是非とも継続して開催していきたい/いけるという「希望」、そして今後のTRIZの一層の活用・普及・発展のために、この盛り上がりの火を決して消してはならないという「思い」の3つです。日本におけるTRIZ関連の技術水準を底上げし、TRIZの活用・普及を進展させることは、日本のTRIZ関係者の熱意と地道な努力にかかっております。来年のシンポジウムで質・量ともに今回を上回る成果を挙げられるようにいたしたく、皆様のご支援・ご協力をぜひともお願いする次第です。

「日本TRIZ協議会」の活動も2年目に入りました。協議会を設立した思いや趣旨を活かしつつ、TRIZの学習と活用・普及を目指す人たちに対してより広いサービスと活動の場を提供できるようにしていこうとしております。「TRIZシンポジウム」の継続的な開催はもちろん、研究会の開催なども行うことを計画中です。それには活動基盤をより強固なものにする必要があり、組織形態を見直し、「日本TRIZ協会」(仮称)として発展させるべく検討中です。TRIZに関心のある皆様に、この「日本TRIZ協会」の設立準備の趣旨にご賛同戴き、メール会員に登録戴いて、今後のご支援とご協力を戴きたくお願いいたします。

 


参加者の集合写真 (2006年 8月31日夕) [掲載: 2006. 9.20]

 


参加者の感想・まとめなど (「TRIZフォーラム」のページも参照ください。)

「第2回TRIZシンポジウムの紹介」 (「Personal Report」) (中川 徹 (大阪学院大学))、 (2006.11. 8)
海外に紹介するために英文で記述 (和文ページは簡単な紹介と目次だけ)。シンポジウムの目標と意義を説明し、基調講演、およびオーラルおよびポスターの全発表について、内容をレビューして紹介しています。『TRIZホームページ』の「TRIZフォーラム」のページに掲載。

 

 

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最終更新日 : 2006.11. 8.    連絡先: 中川 徹  nakagawa@utc.osaka-gu.ac.jp