TRIZ論文: TRIZ シンポジウム 2010 発表
ペーパーファスナー改良へのUSITの適用
MPUF(マイクロソフトプロジェクトユーザーズフォーラム) USIT/TRIZ研究会
中村公一(MPUF USIT/TRIZ研究会)、 中山憲卓(コニカミノルタテクノロジーセンター(株))、牧野泰丈(横河電機(株))、大森秀樹(横河電機(株))、 青木和茂(横河電機(株))、青木和則(東京計器(株))、 山田悦男(MPUF USIT/TRIZ研究会)、 瀧本稔(富士ゼロックス(株))、三原祐治((株)創造性工学研究所)
日本TRIZ協会主催 第6回日本TRIZシンポジウム、オーラル発表、
2010年9月 9-11日、神奈川工科大学、神奈川県厚木市
同 紹介: 中川 徹 (大阪学院大学) 2011年 3月21日 (英文)
掲載: 2011. 9.25

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編集ノート (中川 徹、2011年 9月22日)

本稿は、昨年の第6回日本TRIZシンポジウム (2010年9月9-11日) において、オーラル発表されたものです。この発表のスライドは、一般発表の一つとして、日本TRIZ協会の公式サイトでは「会員限定ページ」に3月から掲載されています。

このたび私は、昨年のTRIZシンポジウムの発表のうちのほぼ半数を精選して、本ホームページに和・英で個別ページを作り、著者の了解を得て発表スライドを本サイトに収録して、より広く読んでいただけるようにいたしました。また、昨年11月〜本年4月に順次掲載しました中川の「Personal Report of Japan TRIZ Symposium 2010」(英文) から関係紹介記事を抽出して英文ページに掲載いたします。

本ページはつぎのものを掲載しております。 

和文ページ (このページです) 英文ページ
拡張概要のHTML 版
同 PDF版
概要のHTML版
同 PDF 版

発表スライドのPDF版 (本サイト内)

発表スライドのPDF版 (本サイト内)

-- 中川による紹介 ("Personal Report" より)  (英文)

MPUF USIT/TRIZ研究会は、多数の企業からボランティアで集まった技術者たちの研究グループである。単純なペーパーファスナーを取り上げて、それを改良するさまざまなアイデアを創り出すことを試みている。著者らがその前年に作った「USITワークブック」を使って、それに従って順次この例題を解き、有効性を検証しようとしている。分析およびアイデア生成のプロセスが、多数のイラストを使ってきちんと記録されており、面白い。


[1] 拡張概要

ペーパーファスナー改良へのUSITの適用

MPUF(マイクロソフトプロジェクトユーザーズフォーラム) USIT/TRIZ研究会
中村公一(MPUF USIT/TRIZ研究会)、 中山憲卓(コニカミノルタテクノロジーセンター(株))、
牧野泰丈(横河電機(株))、大森秀樹(横河電機(株))、 青木和茂(横河電機(株))、
青木和則(東京計器(株))、 山田悦男(MPUF USIT/TRIZ研究会)、
瀧本稔(富士ゼロックス(株))、三原祐治((株)創造性工学研究所)

日本TRIZ協会主催 第6回日本TRIZシンポジウム、オーラル発表、
2010年9月 9-11日、神奈川工科大学、神奈川県厚木市

概要

MPUF(Microsoft Project Users Forum)はプロジェクトマネジメント (PM) にまつわる様々な課題に関し、会員同士が共にレベルアップを図りPMの質の向上を目的としたNPO法人。研究会の数は約20あり、その中の1つであるUSIT/TRIZ研究会は2007年から活動している。今回紹介するテーマはUSIT/TRIZ研究会のワーキンググループ活動を通じて得られた成果についてご紹介いたします。

WGではペーパーファスナーの現状抱えている課題を達成するためにUSITの手法を用いて
      1.昨年に同研究会から発表したUSITワークブックを利用することによって、手順および行うべき事が明確になり議論が進めやすくなったこと、そしてUSITの各STEPでの経過をまとめるのにUSITテンプレート用紙を利用することで結果の共有が有効に図れることを確認した。
      2.そのアプローチから幅広い観点のKeyWordが得られ、そのKeyWordから生まれたいくつかのアイデアを紹介する。

内容説明

USITワークブックでは各項目毎に、先ず「目的」、「留意点」、「作業手順」、「注意事項」を上げておき、具体的な「作業」の項目を示した後事例を記述している。それを見ながら実際の作業に入っていくことになるので、自分達が行っている作業が明確になる。その結果をUSITテンプレート用紙に張り込んでいくことで、作業のSTEPを確認できるようになった。

<USITワークブックの一例>

<USITテンプレート用紙の例>

<ペーパーファスナー改良策の例>
USITオペレータを用いて出したペーパーファスナー改良策の一部を下記に示す。

拡張概要  PDF  和文   英文


[2] 発表スライド:   

発表スライド 和文 (32 スライド、PDF 1.4 MB)   (本サイト内)    (公開、変更禁止、コピー禁止、印刷許可)

発表スライド 英文 (32 スライド、PDF 1.4 MB)  (本サイト内)    (公開、変更禁止、コピー禁止、印刷許可)


[3] 中川による紹介 (英文):

Personal Report of Japan TRIZ Symposium 2010,
Part D.  Case Studies in Industries
中川 徹 (大阪学院大学)、2011年 3月 5日 (掲載: 2011. 3.21)

==> 中村論文 英文ページ内 (英文)

紹介要点:  

多数の企業からボランティアで集まった技術者たちの研究グループである。単純なペーパーファスナーを取り上げて、それを改良するさまざまなアイデアを創り出すことを試みている。著者らがその前年に作った「USITワークブック」を使って、それに従って順次この例題を解き、有効性を検証しようとしている。分析およびアイデア生成のプロセスが、多数のイラストを使ってきちんと記録されており、面白い。

 

本ページの先頭 発表拡張概要 発表スライド PDF 発表スライド (英文) PDF 中川による紹介 (Personal Report) TRIZシンポジウム2010 Personal Report TRIZシンポジウム2010 英文ページ

 

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最終更新日 : 2011. 9.25    連絡先: 中川 徹  nakagawa@ogu.ac.jp