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編集ノート (中川徹、2009年 3月 7日)
本件は、昨年9月の 日本TRIZ協会主催 「第4回TRIZシンポジウム」での、基調講演です。
日本TRIZ協会は、第4回TRIZシンポジウムの基調講演について、その全文を日本TRIZ協会公式サイト (および日本TRIZ協議会公式ページ (本『TRIZホームページ』内) ) に英文と和文の両方で掲載することにしました。公式ページですので個別の紹介文はありません。(なお、TRIZシンポジウムでは、発表スライドの事前提出が必須ですが、論文はオプショナルであり、本件では論文が提出されていません。)
この『TRIZホームページ』では、Amir Roggel氏の優れた基調講演をより多くの読者に読んでいただけるように、このページを作り、中川の紹介を掲載します。紹介の文は、中川の学会報告「Personal Report of Japan TRIZ Symposium 2008」 (2008年10月26日、『TRIZホームページ』掲載 (詳細英文)) の中の関係部分を、このたび和訳したものです。なお、基調講演の発表スライドの和訳は黒澤愼輔さん (産業能率大学) によるものです。
和文ページ (本ページ) 英文ページ 中川による紹介 (英文)中川による紹介 基調講演 発表スライド (和訳: 黒澤愼輔) PDF (英文) 基調講演 発表スライド PDF 基調講演 発表スライド (和訳: 黒澤愼輔) PDF (日本TRIZ協会公式サイト) (英文) 基調講演 発表スライド PDF (日本TRIZ協会公式サイト)
基調講演の紹介 (中川 徹)
「Personal Report of The Fourth TRIZ Symposium in Japan, 2008」、中川 徹 (2008年10月26日) から抜粋。和訳: 中川 徹、2009年3月 6日。 (スライド和訳: 黒澤愼輔) (掲載: 2009. 3. 9)
Amir Roggel (Intel, Israel) [K-1, I02] が基調講演をした。そのタイトルは、「インテルにおける TRIZの展開」であった。彼は最初に、20世紀の技術の包括的な見方、そして21世紀の見方を話した。下図のスライド (Andrew Chien (インテル研究所、VP & Direcor) によるもの) が私には印象的であった。
インテルにおけるTRIZの歴史を示したのが、右のスライドである。2002〜2004年の時期を出発点にして、インテルにおけるTRIZの現在の大きな展開が実現しており、それは特に製造部門を中心にしている。
製造分野において彼らは4つの主要な側面を認識している。それらは、新製品の量産を立ち上げること、歩留り、装置の生産性、そしてコストと短納期である。
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これらの4つの側面に対応して、彼らは異なるTRIZツールを使っている。例えば、新製品の量産立ち上げの目的のための問題解決においては、彼らは右図のようなTRIZツールを使っている。 これらの問題解決の手順やTRIZツールの使い方についての詳細は、この基調講演では話されなかったが、インテル・マレーシアから彼の同僚たちが3件の適用事例を発表しており、その中でよく例示されている。 |
このスライドには、彼らが使っている問題解決のための分析ツールを列挙しており、その大部分がTRIZ由来のものである。 |
つぎの二つのスライドに、インテルでの彼らの成果と課題を示し、また、まとめの結論を書いている。
*** [中川所感] TRIZを推進するインテルの全社的な活動は非常に印象的である。インテル・マレーシアからこのシンポジウムで3件の適用事例が発表されているので、参照されたい。Amir Roggel はシンポジウムの参加者たちとのコミュニケーションを非常に活発に行なった。このシンポジウムの期間に個別に話し合って得た参加者たちからの名刺が100枚を越えた、と彼は言っていた。
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最終更新日 : 2009. 3. 8 連絡先: 中川 徹 nakagawa@ogu.ac.jp