TRIZ論文: TRIZ シンポジウム2008 発表
振動騒音問題解決の定石へのTRIZ応用試行
動力学理論とTRIZ原理の関連付け
石濱 正男 (神奈川工科大学)
日本TRIZ協会主催 第4回TRIZシンポジウム、2008年9月10-12日、ラフォーレ琵琶湖、滋賀県守山市
紹介: 中川 徹 (大阪学院大学)、2008年10月26日(英文)

[掲載:2009.12.30]

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編集ノート (中川徹、2009年12月25日)

本件は、2008年 9月に日本TRIZ協会主催第4回日本TRIZシンポジウムにおいて発表されたものです。

以前からご案内していますように、日本TRIZ協会は、一般発表の全件をその公式サイトに「TRIZ協会員限定」の形でPDF形式で掲載することにし、7月 1日に全件 (国内・海外発表者とも) の和文版が掲載されました。

本『TRIZホームページ』は、各著者の希望&承認のもとに、いくつかの発表を精選して、PDF 形式で公開掲載いたします。多くの読者の皆さんに読んでいただきたいと思っております。

本件は、TRIZシンポジウムの後で著者が国際的な学術雑誌に論文投稿されたため、著者の要請により、中川の「TRIZシンポジウムの紹介 (Personal Report)」で本件のスライドの一部を伏せ、また本件の『TRIZホームページ』掲載をも一時待機しておりました。このたびその学術雑誌での査読が完了し、掲載が決定したとのことです。

"Noise and vibration design by the TRIZ method" by Masao Ishihama
to be published in "International Journal of Vehicle Noise and Vibration (IJVNV)" (Inderscience Enterprises Ltd., 2010)

Personal Report で伏せていましたスライドを明示します。またここに、発表スライドの全文を掲載いたします。本ページに掲載しますものは、下記の一覧表のものです。

項目 和文ページ 英文ページ
論文概要 (HTML) 概要 概要
発表スライド (PDF) (21枚 400KB) (21枚、335 KB)
中川による紹介 ("Personal Report of Japan TRIZ Symposium 2008" より抜粋)  (HTML)  -

 


[1] 論文概要

振動騒音問題解決の定石へのTRIZ応用試行
動力学理論とTRIZ原理の関連付け

石濱 正男 (神奈川工科大学)

概要

振動解析の教科書は多数あっても「解析手法」ばかりが載っていて,問題解決という記述は殆どない.英和辞典ばかりで和英辞典がない状態である.その逆に,機械工学系のハンドブックでは,個別の製品についての現状技術紹介が羅列されていることが多く,その製品や事例以外の一般問題について解決策を与えはしない.そこで,著者はTRIZの考え方を応用し,振動制御の定石を「設計原理」で整理して「逆引き辞書」の機能を持たせることを試行している.TRIZの発明原理と振動騒音の力学的方程式を関連付け,さらに従来の技術を系統的にまとめた「定石」に進む方法である.未完成ではあるが,シンポジウムでの議論を通じて改良を行ないたい.

 

[2] 発表スライド:

和文発表スライド (21スライド、PDF 400 KB)    (公開、変更禁止、コピー許可、印刷許可)

英文発表スライド (21スライド、PDF 335 KB)    (公開、変更禁止、コピー許可、印刷許可)


[3] 発表の紹介 (中川): 

「Personal Report of The Fourth TRIZ Symposium in Japan, 2008」
中川 徹 (2008年10月26日) (英文ページ) から抜粋。

英文ページをご覧下さい。

 

本ページの先頭 概要 スライド PDF 第4回TRIZシンポジウム TRIZシンポ2008 Personal Report (中川) 英文ページ

 

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最終更新日 : 2009.12.30     連絡先: 中川 徹  nakagawa@ogu.ac.jp