TRIZ/USIT解説 |
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着実な導入期に入ったTRIZの「新しい理解」 | |
中川
徹 (大阪学院大学),
第4回日本IMユーザグループミーティング, 特別講演, 2003年 9月10-12日, ラフォーレ南紀白浜 (和歌山県西牟婁郡白浜町) |
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[掲載: 2003.10. 3] |
まえがき
(中川 徹, 2003年10月 3日)
9月10-12日に南紀白浜で, 第4回になる日本IMユーザグループミーティングが開催された。主催は三菱総合研究所/エムアールアイ・システムズであり, IM社ソフトのユーザをベースにしたものであるが, 日本におけるより広い意味でのTRIZユーザのシンポジウムとして, 毎年確実に定着してきている。今年は, 約90名の参加があり, 丸3日間の発表と討論は非常に充実したものであった。ここに掲載するのは, 当日の小生の講演のスライドであるが, 今後他のいくつかの発表をも本ホームページで掲載していけるとよいと考えている。この講演のアウトラインは以下のようである。
(1) TRIZの導入戦略: 「着実な導入」がいま可能になった。
「革新的導入」戦略はなにがネックだったのか?
中川の「漸進的導入」 戦略 (1999年) から, いま何が変わってきたのか?
今できるようになった「着実な導入」戦略(2) Darrell MannとCREAX社による新しいTRIZの理解
米国特許(1985-2002) の徹底分析の研究
技術進化のトレンドの理解の進展, 「進化ポテンシャル」の概念
矛盾マトリックスの現代化, 分野に適した「矛盾マトリックス」
TRIZの理想「ひとりでに」の概念と「Self-X」特許群
Darrell Mannの新しいTRIZ教科書 『Hands-On Systematic Innovation』
CREAX社の新しいTRIZソフトツール(3) TRIZの普及の問題の再検討
分かりやすく, かつ (プロセスを) 簡単にすることの必要。
TRIZのエッセンスの理解
TRIZの諸方法を統合して簡単化したプロセスの必要(4) TRIZを統合したやさしい問題解決プロセスUSIT
TRIZのすべての方法を再整理して, USITの解決策生成法を体系化した
USITの解決策生成法の体系とそのガイドラインの例
USITでの問題解決の例 (「額縁掛けの問題」 --高校生と「やってみよう!」)
問題の認識と分析
いろいろな解決策の生成, 一つの良い解決策の吟味,
良いアイデアをUSITで体系的に作り出せる,
問題の「核心」を捉える(5) まとめ
「着実な導入」のためのTRIZの学び方
USITとTRIZソフトツールを相補的に使う
TRIZ/USITの「着実な導入」の戦略講演の内容はこのホームページで繰り返し書いてきたことを, 現在の時点でまとめ直したものです。ここには, この3月から夏休み一杯まで集中してやってきた, Darrell Mann の教科書『Hands-On Systematic Innovation』の翻訳作業が私自身にとって大きな糧になっています
本件掲載に関し, この会を主催された下記組織に感謝します。
(株)三菱総合研究所 (情報環境研究本部) http://www.internetclub.ne.jp/IM/
(株)エム・アール・アイ・システムズ 知識創造研究部 (小西慶久部長) http://www.mri.co.jpスライドはPDFファイルの形式で 108KB, 4枚/頁で全10頁です。頁内では ↓/↓ の順に読んで下さい。
ダウンロードするには, Adobe 社のAcrobat Reader [いろいろなサイトで無料配布されています] を使って下さい。
第4回日本IMユーザグループミーティング, 特別講演
着実な導入期に入ったTRIZの「新しい理解」 (中川 徹)
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最終更新日 : 2003.10. 3.
連絡先: 中川 徹 nakagawa@utc.osaka-gu.ac.jp