TRIZ/USIT講演スライド | |
TRIZを使った創造的問題解決の勘所 | |
中川 徹 (大阪学院大学) | |
日経ものづくり『革新のための7つの手法』発行記念セミナー 第2回 「QFD/TRIZ/タグチメソッドの勘所」 2006年12月16日、東京 |
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許可を得て掲載。無断転載禁止。 [掲載:2007. 3. 1] |
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編集ノート (中川徹、2007年 2月28日)
本稿は昨年12月の『日経ものづくり』主催の (単行本) 『革新のための7つの手法』出版記念セミナーでの講演スライドです。このセミナーに至る経過をここに簡単にたどり、雑誌連載、本ホームページ掲載、単行本、セミナー、講演スライドについて解説しておきます。
[1] (月刊誌) 『日経ものづくり』 (日経BP社) の「なるほどtheメソッド」欄の連載
『日経ものづくり』では、2004年4月号〜2006年7月号に「なるほどtheメソッド」欄で、革新のための諸手法をそれぞれの専門家がやさしく解説した。その中の一つにTRIZが取り上げられ、下記のように篠原司氏(日経BPコンサルティング社)と中川が分担して執筆した。
第1回 より適用しやすく 篠原 司 2005年3月号 pp. 100-103
第2回 導入の効果と意義 篠原 司 2005年4月号 pp. 142-145第3回 知識ベースの刷新と体系的技術革新 中川 徹 2005年5月号 pp. 120-123
第4回 TRIZで考える方法のエッセンス 中川 徹 2005年6月号 pp. 122-125
第5回 TRIZ/USITにおける問題解決の全体プロセス 中川 徹 2005年7月号 pp. 100-103
第6回 USITによるやさしいTRIZの実践 中川 徹 2005年8月号 pp. 124-127[2] (Web) 『TRIZホームページ』に掲載 (中川 徹: なるほどtheメソッド: 「新しいTRIZ」)
上記の雑誌連載の内容を、日経BP社の許可を得て、一月遅れで本ホームページに全文掲載した。この連載の目標は、表題が示すように、TRIZについて、現在の「新しい理解」でその全体像を分かりやすく簡潔に説明することであった。以下のように掲載している。
連載: なるほどtheメソッド: 新しいTRIZ (中川 徹) [親ページ]
第3回 知識ベースの刷新と体系的技術革新 (2005年5月号) 2005. 7.20
第4回 TRIZで考える方法のエッセンス (2005年6月号) 2005. 7.29
第5回 TRIZ/USITにおける問題解決の全体プロセス ( 2005年7月号) 2005. 8.28
第6回 USITによるやさしいTRIZの実践 (2005年8月号) 2005.10.26[3] (単行本) 『ものづくりの教科書 革新のための7つの手法』 (日経BP社) の出版
これは、上記の「なるほどtheメソッド」欄に掲載された 7つの手法 (2004年4月〜2006年7月号掲載) を取り上げて、単行本として編集されたものである。書誌情報は、編集: 日経ものづくり、発行日: 2006年 8月7日。目次および分担執筆の著者は以下のようである。要点を抑えて分かりやすい、よい本であると思う。
『ものづくりの教科書 革新のための7つの手法』 (日経ものづくり編、日経BP社、2006年)
第1章 トヨタ方式 --- 金田秀治 (ゴールドライツ)
第2章 TOC (制約条件の理論) --- 津曲公二 (ロゴ)
第3章 シックスシグマ --- 奥田啓之 (ソニーイーエムシーエス)
第4章 商品企画七つ道具 (P7) --- 神田範明 (成城大学)
第5章 QFD (品質機能展開) --- 大藤 正 (玉川大学)
第6章 TRIZ
6.1 アイデアに網羅性と必然性 --- 篠原 司 (日経BPコンサルティング)
6.2 知識ベースの刷新と体系的技術革新 --- 中川 徹 (大阪学院大学)
6.3 考える方法のエッセンス --- 中川 徹
6.4 問題解決の全体プロセス --- 中川 徹
6.5 やさしいTRIZの実践 --- 中川 徹第7章 タグチメソッド --- 立林和夫 (富士ゼロックス)
付録1. 実験計画法 --- 立林和夫 (富士ゼロックス)
付録2. 作図手法 --- 大藤 正 (玉川大学)[4] (セミナー) 日経ものづくり『革新のための7つの手法』 発行記念セミナー
2006年12月18日に、東京コンファレンスセンター・品川で開催された。200名以上の参加者があった。プログラムは下記のとおり。
日経ものづくり「革新のための7つの手法」発行記念セミナー
第2回 「QFD/TRIZ/タグチメソッドの勘所」QFDによる課題明確化の勘所 -- 大藤 正 (玉川大学)
TRIZを使った創造的問題解決の勘所 -- 中川 徹 (大阪学院大学)
タグチメソッドによる品質問題の防止/解決に関する勘所 -- 立林 和夫 (富士ゼロックス)
マツダにおけるタグチメソッドの導入展開事例 -- 福本 康博 ( マツダ)
松下電工におけるUSITの推進活動 -- 辻 公志 (松下電工)[5] (中川講演) 「TRIZを使った創造的問題解決の勘所」 (2006年12月8日、日経ものづくりセミナー)
「勘所」という題名は主催者から与えられたもの。連載の記事を踏まえて、要点を簡潔に述べるようにした。通常は2時間くらいをかけてもっとやさしく話すのだけれども、ここでは大分圧縮して (60分で) 最新の状況を話している。別手法に主たる関心があり、TRIZははじめてという参加者が多かったので少し心配であったが、後に松下電工の辻さんの実践的な話があったのでTRIZ/USITを理解いただけたのではないかと思っている。上記[2]あるいは[3]を参照していただけば一層よく分かるであろう。目次は以下のとおり。次項にスライドのPDFファイルを掲載した。
はじめに: TRIZの 勘所 5つ
勘所 1. TRIZの知識ベース -- Mann が刷新した新しい知識ベースを使う
勘所 2. TRIZで考える方法 -- そのエッセンスを学ぶ
勘所 3. 創造的問題解決の全体プロセス -- USITの「6箱方式」
勘所4. TRIZによる問題解決の実践 -- やさしい USIT法で実践する
勘所 5. TRIZ/USITの企業導入 -- 実地問題で成果を出す
TRIZを使った創造的問題解決の勘所 (中川 徹)
講演スライド PDF (49スライド、4スライド/頁、 604KB) ここをクリック
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最終更新日 : 2007. 3. 1. 連絡先: 中川 徹 nakagawa@utc.osaka-gu.ac.jp