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Southbeach Modellerの 使い方のコツ |
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中川 徹 (大阪学院大学)、2013年 6月 9日
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掲載: 2013年 6月 9日 |
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編集ノート (中川 徹、2013年 6月 9日)
ここには、Southbeach Modellerを試用したうえでの、「使い方のコツ」を書いておきます。このソフトは大きな構想のもとに体系的に、網羅的に作られているように思いますので、その使い方の詳細を書くことはできません。ソフトを扱いながら、ソフト内蔵の説明資料を読み、事例を見ていくと分かるようになるでしょう。
ここには、断片的ですが、コツと思うことを書きます。他の方からもご寄稿いただけば幸いです。
Southbeach Modellerの使い方のコツ(中川 徹、2013. 6. 9)
(1) まず、「箱」として描くべきものを、どんどん書いていくとよい。
パレットに、有害(赤)、有用(緑)、中立(灰色)などの箱が並んでいるから、それをドラッグ&ドロップするのが簡単。
箱を持ってくるとすぐに、中に書くことの入力が促される。通常のように日本語で書けばよい。Ctrl+改行で語句の区切りを適切にして折り返せる。
箱の性質(有用/有害、強調、不十分など)はすべてあとから、(箱のproperty を表示させて)調整・修正できる。
位置も、大きさも、通常のセンスで移動調整できる。
移動させるには、箱の中央部(正確には文字記入の部分)をクリックしてドラッグすればよい。あるいは、箱を選択して(頂点と辺の中点が表示されている状態にして)キーボードの上下左右の矢印を連続的に押して移動させることもできる。
(2) 次に、箱から箱への関係(影響など)として矢印を書いていく。
矢印そのものは、パレットにはない。「矢印をドラッグして描く」という発想ではない。
一つの箱からもう一つの箱に、関係があることを示す、という趣旨である。
この矢印を示すのに、一つの箱の辺上から他の箱の辺上へ行くという発想で描くとうまくいかない。
一つの箱の内部(正確には、箱内で文字が書いてない部分)から、他の箱の内部に行くように関係を指示するとよい。
そうすると、箱の辺上の適切な位置から、もう一つの箱の編上の適切な位置に矢印が描かれる。
これらの矢印はそれぞれの箱に連結されており、箱を動かすと、矢印も連結したままでついてくる。
関係の基本的な性格(有用/有害)は両側の箱の性質からソフトが自動的に判断する。
関係の性質を詳しく規定するのは、一旦関係を作成してから、その関係のpropertyを開いて指定する。(counteract( 防ぐ、対抗するなど)、不十分、可能性、など)
(3) モデルの一部または全部ができた段階で、いろいろ調整することができる。
一つまたは一群の箱を選択して、(微小、大幅)移動させることができる。矢印は連動する。
図の一部(または全部)を選択して、コピーし、他の部分に貼り付けて、修正使用できる。
図の全体の箱の線の太さ、関係の線の太さ、などを一括調整できる。(これは、図の作成の開始時点で指定することもできる。箱の大きさのデフォールト値も最初に指定できる。)
図の中の文字の大きさも、(一群の箱に対して一括で)大きく/小さくできる。
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最終更新日 : 2014. 4. 2 連絡先: 中川 徹 nakagawa@ogu.ac.jp