編集者より
ご挨拶: 新年にあたって
中川 徹 (『TRIZホームページ』編集者、大阪学院大学 名誉教授)
2013年 1月 5日
掲載：  2013. 1. 9

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  ご挨拶 (中川 徹、2013年 1月 5日)

厳しい寒さと揺れ動いた政情の中で新年を迎えましたが、皆さまお元気にご活躍のことと存じます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

私は、昨年3月末に大阪学院大学を退職致しまして後も、「創造的な問題解決の技法 TRIZ/USIT」 の研究と普及活動を続けてきました。特に日本TRIZ協会主催のTRIZシンポジウム2012をプログラム委員長として組織し、イランとマレーシアのTRIZ学会で基調講演をし、また、TRIZの将来ビジョンについてTRIZシンポジウムと ETRIA 国際会議で論文発表をいたしました。

しかし、突然のことですが、昨年12月末日で、私はNPO法人日本TRIZ協会の理事と執行委員 (運営会議メンバ) を辞任いたしました。11月の幹事会と12月の運営会議において、いままでの路線と大きく異なる方針が提起・決定され、担当がなくなりましたので、辞任した次第です。日本TRIZ協会のリーダの世代交替の意味もあります。

それでも、「TRIZ/USIT をさらに発展させて、日本 (および世界) のいろいろな問題・課題に適用して役立てて行きたい」という、私の信念に変わりはありません。いままでと同様に、この『TRIZホームページ』を中心にして、国内・海外の多くの方々と協力して活動を継続して行きたいと考えております。国内の皆さんの記事の掲載 (特に、英訳での海外発信)、また、海外のいろいろなTRIZ関連学会での発表や記事の和訳紹介などに、力を入れたいと思っております。

活動の方向として、昨年来、「TRIZ / USIT を越えて、より一般的な創造的な問題解決・課題達成の方法論の確立と普及を目指す」ことを掲げてきました。このために、関連する諸方法を学び、交流して、新しい流れを作ることができるとよいと思っています。

日本はいま、高齢化社会を迎え、経済の停滞が続き、沢山の問題を抱えています。問題解決の方法を導入・適用して役立てたいと考えておられる、企業や大学や地域の皆さんと協力ができるとよいと願っています。お声をかけていただけましたら、伺います。

週1〜2回の水泳の他に、毎朝ストレッチングと腕立て伏せなどの軽い運動を始めました。健康が活動の土台ですから。

末筆になりましたが、皆さま方のご健康とご活躍をお祈りいたします。

                                                     2013年 1月 5日     中川  徹

 

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最終更新日 : 2013. 1. 9     連絡先：　中川 徹  nakagawa@ogu.ac.jp