IDEA社のホームページより転載  (2005. 1.12  中川  徹)
http://idea-triz.com/www/usit/index.html




 この度、株式会社アイデアは、技術革新の技法 TRIZ/USITの権威である大阪学院大学 中川 徹先生のご協力のもとに、「USIT実践活用2日間トレーニング」を開催いたします。  未解決の実地の技術的問題に挑戦し、技術革新の技法USITを活用してグループで解決してみませんか?それがUSITの効用を知り、USITの使い方を 習得する最良・最短の方法です。 本トレーニングの目的として、未解決の技術的問題をUSITで実際に解くこと、実問題へのUSITの適用法を明確に示すこと、技術革新の技法USITを体 得すること、そして、USIT技法の国内/社内推進者を育成すること、などを同時に目指しています。
このため、


(A) 実問題を持ち込み、USITを学習・適用して、その解決を目指す方と、

(B) 自分の問題は持ち込まないが、USITを学習・適用して、実問題の解決を通じてUSITの習得を目指す方

とを、募集いたします。
  現場の問題を新しい技法でぜひ解決したいという技術者の皆さん(A)、技術革新の技法を使って考えるプロセスを体得したいという技術者の皆さん(B)、そ してUSIT技法を開発・改良し、実践・普及させて行きたいという私共アイデア社と講師 (C) とが、共同で実践して確実に成果を出そうではありませんか。 皆さんの抱える現場の問題をお持ちこみ下さい。
  そしてあなたの技術的素養と、技術革新の技法を習得しようという熱意とをお持ちこみ下さい。私共は実践しやすくかつ強力な技術革新の技法を持ちこみます。 このトレーニングは技術革新の技法を実証・実践する新しい実験の場なのです。







 USIT(統合的構造化発明思考法)は技術問題を短時間で効率的に解決へ導く技法です。
  米国のFord社で開発され、日本で発展・改良されてきている技法です。 この技法は、ロシア生まれのTRIZ (発明問題解決の理論) がイスラエルでずっと簡略化され、それを1995年にFord社のSickafusが新しい骨組みを導入して成立させました。Ford社内で5年間に 1000人の技術者をトレーニングし、多くの活用実績を得ました。その後1999年より中川教授が日本に導入し、発展させ、いくつもの企業で実践されてお ります。「大きく深いTRIZを、やさしく速やかに実践する」ための方法、新世代のTRIZとして注目されているものです。
  USITでは、問題定義から、問題の分析、解決策の生成という手順が明確で、素直で確実なプロセスの中に新しい観点での見方を導入しており、技術者の経 験・知識・発想を活用して短時間で問題の解決へと導きます。手順に従って考えると、いままで見えなかったものが見えて、アイデアが出る!本トレーニングで 実地の技術的問題に挑戦しつつ、その実践方法をご体得下さい。









1. 技法全体の説明 (TRIZ/USIT) 問題解決の技法
  TRIZとUSITについて、基礎から説明します。

2. 持ち込まれた問題の説明 受講者の皆さまが
  持ち込まれた問題をご説明頂きます。

3. 技法に沿った問題解決 (5セッション) 各セッション
  では、その段階の技法の説明、グループ別実地演習
  全体発表と討論を します。



9:30
(LO)導入

(L1) TRIZ/USITの概要
11:30
問題の概要説明
12:15
昼食
13:00
(L2) 問題定義

問題定義 (Ex1)グループ演習

(D1) 発表・討論
15:30
休憩
16:00
(L3) 問題分析(閉世界法)

問題分析1 (Ex2)グループ演習

(D2)発表・討論
18:30
終了


9:30
(L4)問題分析(Particles法)

問題分析2 (Ex3)グループ演習
12:00
(D3)発表・討論
12:45
昼食
13:30
(L5)解決策生成(Ex4)グループ演習

(D4)発表・討論
15:30
休憩
16:00
解決策生成2 (Ex5)グループ演習

(D5)発表・討論
18:00
(D6)総合討論
18:30
終了


なお、1回のトレーニングで、原則として3件の問題を平行して扱います。
(これは技法適用のバラエティを知り、相互に啓発する効果があるため、技法の習得が容易になり、演習の効果を高めます。参加者は3件のテーマを理解するよ うに心がけて下さい。)
 各グループには問題提案者 (1〜3名) の他に、
3〜7名が加わり、合計4〜8名程度で行います。
 上記カリキュラムは、確実にUSITをマスターしていただくため、参加者の皆様の進捗度、理解度を確認しながら進めてまいります。

   

※当プログラムはA)の方とB)の方を募集しております。
どちらのお客様も下記の御確認をお願いいたします。



■ 皆さんの抱える現場の問題をお持ちこみ下さい。他社の優秀な技術者の人たちと一緒に技術革新の技法 (USIT)を使い、問題解決に取り組みましょう。

■ 分野は、工学関係全般 (システム/ソフトウェア開発、材料関係を含む) はもちろん、農学・医学などを幅広く含む「技術」分野とお考え下さい。

■ お持ち込み頂く問題に関する条件は一つ「何に困っているのか?が明確であること」です。解決策の見当がついているものは扱いません。問題の技術的背景を説 明して下さい。技術の担当者 1人でもかまいませんが、技術マネジャの方などを含めて 3名までで参加下さい。企業機密は1年間の守秘義務契約で守られます。

■ 問題解決は技法(USIT) に沿って行います。他の参加者と共にこの技法の説明を聞き、技法を適用して問題解決を考えて下さい。

■ 本トレーニング中に得られたアイデアや解決策のすべて (すなわち他の参加者や講師などの寄与も含む) に関して、問題を持ち込んだ人と会社に、1年間の専有権を保証いたします。この間に試作や特許申請などを行って下さい。

■ 本トレーニング終了後、2週間〜1ヶ月の間に、トレーニング実践報告を提出して、成果の評価とアイデアなどの今後の処理方針を報告下さい。また、終了後1 年の時点で、トレーニング成果の事後状況 (企業機密を含まない) の報告をお願いします。

   



■ 技法 (TRIZ/USIT) について予備知識があるのは望ましいことですが、技法に関心があれば初心者でもかまいません。(他の技法を含めて) 技法の経験があり、自社内でUSIT技法のリーダを目指す方ももちろん歓迎します。

■ 「何らかの分野の技術的素養をお持ちのこと」だけが条件です。研究・開発・製造・営業・技法開発・知的財産権・技術管理など、いろいろな職種の方を歓迎し ます。 また実地問題の解決を試みますが、これは技法を実戦 (実践) 的に学ぶためであり、その問題の解決に対して参加者が責任を問われることはありません。

■ 本トレーニング中にあなたが提案したアイデアや解決策に対して、知的財産権などの一切の主張をしないことを誓約下さい。これらに対する権利は問題提案者と その会社に帰属させます。

■ 本トレーニングにおいて取り扱った問題の技術的内容については、トレーニング終了後1年間は (自分の社内を含めて) 他人に開示することを禁止します。これは問題提案者とその会社の権利を守るためです。本トレーニング終了後、1年間を過ぎると、セミナーでの技術的内容を 社内報告、研究開発、公表などをすることが許されます。

■ 技法 (TRIZ/USIT) について学んだ内容は、セミナー直後から、社内報告、公表、利用することが可能です。 本トレーニング中にあなた自身の企業機密に属することを話すことを強要されることはありませんし、話さないで下さい。





 

期間:

2005年4月8日(金)4月9日(土)
※2日間連続日程での開催となります。


時間:
9:30開始 18:30終了(2日間通して)

会場:
東京八重洲ホールセミナールーム 8F 会議室
東京八重洲ホール 東京都中央区日本橋3−4−13新第一ビル
※会場につきまして下記のページをご参照下さい
http://www.yaesuhall.co.jp/


対象:
技術革新の技法TRIZ/USITの実地適用と習得を希望する方

本トレーニング受講に関する注意事項
当サイト「プログラム内容」において説明しております知的財産権の扱いおよび守秘義務に関する誓約書に、署名してい ただきます。

 

参加費用:

(A) 問題提案者  1件 (1〜3人様) @10万円
(B) 技法習得希望者  お一人様@6万円


募集定員:
(A) 3件
(B) 20 名 (定員に達し次第締切とさせて頂きます)

講師:
大阪学院大学 情報学部
教授 中川 徹 氏


テキスト:
中川先生 独自テキスト


参考情報:
TRIZ/USITに関する情報は中川先生のHP内で
多数公開致しております。
『TRIZホームページ』
http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/

 





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最終更新日 : 2005. 1.12.    連絡先: 中川 徹  nakagawa@utc.osaka-gu.ac.jp